産業と環境が共生するまちへ

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印刷 ページ番号1016880 更新日 2024年1月23日

環境の活きづくまちは美しい

環境モデル都市あまがさき

明治時代、紡績工場の開業で工業都市としての第一歩を踏み出した尼崎。大正から昭和にかけては重工業都市として発展し、戦後にはわが国の高度経済成長をリードしてきました。創業100年を迎えた長寿企業も多く、さまざまな分野の産業が尼崎のものづくりを支えています。

また、市民や企業とともに地域資源や人のつながりを活かした環境のまちづくり活動が広がっており、産業界からの提案を受けて「ECO未来都市あまがさき」を宣言しました。「高い技術力・生産力」「コンパクトな市域・機能集積」「市民や事業者の高い協働意識」を活かす3つの基本方針に基づく取り組みが評価され、平成24年度には国から「環境モデル都市」に選定されました。尼崎市では、いろいろな立場の人たちがつながりながら、環境や自然のためにできることを考え、実践しています。

地元企業も環境に取り組む!

植樹祭
あましん緑のプロジェクト「植樹祭」

地元企業である尼崎信用金庫では、環境保全活動に積極的に取り組むため「あましん緑のプロジェクト」を立ち上げ、「尼崎21世紀の森づくり」に協力するほか、環境改善に寄与する地域の優れた技術やアイデアなどを表彰する「あましんグリーンプレミアム」を実施しています。

100年かけた森づくり

尼崎21世紀の森の未来予想図の写真
尼崎21世紀の森の未来予想図

尼崎臨海地域の約1000ヘクタールで、地元で採れた種から育てた苗木を植えてつくる尼崎21世紀の森。
植樹イベントなど多彩なイベントも開催。開放感いっぱいの大芝生広場も人気です。

兵庫県下最大級のコスモス園

武庫川髭の渡しコスモス園の写真

一時は荒れ果ててしまいましたが、ボランティア団体「髭の渡し花咲き会」が立ち上がり、見事なコスモス園に生まれ変わりました。毎年9月初旬に種をまき、10月下旬から11月中旬にかけて、約550万本のコスモスがあたり一面を彩ります。

夏の風物詩・ホタルを尼崎で

ホタル

昭和30年ごろまでは市内でも見ることができたホタルを蘇らせようという活動が実りました。西武庫公園や農業公園で、ホタルを鑑賞することができます。

あまがさきエコクラブ

エコあま君ロールの写真
エコあま君ロール

限りある資源を大切にしようと尼崎青年会議所のメンバーを中心に設立。再生資源でつくられたトイレットペーパー「エコあま君ロール」のキャラクターは、尼崎市出身・在住の漫画家尼子騒兵衛さんのデザイン。

あまがさき環境オープンカレッジ

打ち水大作戦の写真
打ち水大作戦

尼崎を愛し環境を思う人が出会い、ともに学び、実践へのきっかけをつくる場として設立されたあまがさき環境オープンカレッジ。身近な自然や地球環境問題などの様々なプログラムがあります。
夏の「打ち水大作戦」には、毎年多くの人たちが参加します。

エコ社会見学

エコ社会見学

環境に関連する施設や、環境の配慮に率先して取り組む企業などを見学する「エコ社会見学」も実施しており、環境に関する講座や数々のイベントを通して、子どもたちも環境について楽しく学ぶことができます。