産業と環境が共生するまちへ

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印刷 ページ番号1016880 更新日 2025年7月22日

「ECO未来都市・尼崎」共同宣言

尼崎の産業界5団体(尼崎商工会議所、尼崎経営者協会、協同組合尼崎工業会、財団法人尼崎地域・産業活性化機構、尼崎信用金庫)と尼崎市は、より良い環境を次世代に引き継いでいくことを意識した産業活動を行なっていくために、一層の努力を傾ける契機とすることを目的に、平成22年11月29日に「ECO未来都市・尼崎」共同宣言を行いました。

環境モデル都市あまがさきに選定

環境モデル都市あまがさき

 尼崎市は、「高い技術力・生産力」「コンパクトな市域・機能集積」「市民や事業者の高い協働意識」を活かす3つの基本方針に基づく取り組みが評価され、平成24年度に国から「環境モデル都市※」に選定されました。

※環境モデル都市とは、低炭素社会の実現に向け高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジしている都市のことです。

脱炭素先行地域に選定

尼崎市と阪神電気鉄道株式会社は、環境省が実施した第1回脱炭素先行地域の公募に「阪神大物地域ゼロカーボンベースボールパーク整備計画~地域課題解決型!官民連携事業~」のテーマで共同提案し、令和4年4月26日付けで選定されました。

 脱炭素先行地域とは、2050年カーボンニュートラル※に向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域です。

※温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること

地元企業も環境に取り組む!

植樹祭
あましん緑のプロジェクト「植樹祭」

地元企業である尼崎信用金庫では、環境保全活動に積極的に取り組むため「あましん緑のプロジェクト」を立ち上げ、「尼崎21世紀の森づくり」に協力するほか、環境改善に寄与する地域の優れた技術やアイデアなどを表彰する「あましんグリーンプレミアム」を実施しています。

100年かけた森づくり

尼崎21世紀の森の未来予想図の写真
尼崎21世紀の森の未来予想図

尼崎臨海地域の約1000ヘクタールで、地元で採れた種から育てた苗木を植えてつくる尼崎21世紀の森。
植樹イベントなど多彩なイベントも開催。開放感いっぱいの大芝生広場も人気です。

兵庫県下最大級のコスモス園

武庫川髭の渡しコスモス園の写真

一時は荒れ果ててしまいましたが、ボランティア団体「髭の渡し花咲き会」が立ち上がり、見事なコスモス園に生まれ変わりました。毎年9月初旬に種をまき、10月下旬から11月中旬にかけて、約550万本のコスモスがあたり一面を彩ります。

夏の風物詩・ホタルを尼崎で

ホタル

昭和30年ごろまでは市内でも見ることができたホタルを蘇らせようという活動が実りました。西武庫公園や農業公園で、ホタルを鑑賞することができます。

あまがさきエコクラブ

エコあま君ロールの写真
エコあま君ロール

限りある資源を大切にしようと尼崎青年会議所のメンバーを中心に設立。再生資源でつくられたトイレットペーパー「エコあま君ロール」のキャラクターは、尼崎市出身・在住の漫画家尼子騒兵衛さんのデザイン。

あまがさき環境オープンカレッジ

打ち水大作戦の写真
打ち水大作戦

尼崎を愛し環境を思う人が出会い、ともに学び、実践へのきっかけをつくる場として設立されたあまがさき環境オープンカレッジ。身近な自然や地球環境問題などの様々なプログラムがあります。
夏の「打ち水大作戦」には、毎年多くの人たちが参加します。

「脱炭素」×「オープンファクトリー」

モノづくりパビリオン

ゼロカーボンをめざして積極的に取り組んでいる市内企業で、工場見学やモノづくり体験をする「モノづくりパビリオン」も実施しており、楽しみながら 「ゼロカーボン」や「モノづくり」について学ぶことができます。