A-LAB Exhibition Vol.40 まちのことづて

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印刷 ページ番号1034604 更新日 2023年11月3日

イベントカテゴリ: 文化・芸術

まちのことづけ

アーティストがまちをリサーチし、作品を作り上げる展覧会「まちのことづて」。
ものや人、場所とのふれあいを独自の表現につなげる3者に思いを託し、尼崎のまちを歩いていただきました。

石場は、眼でふれるようにものをみて、手で確かめながら物のあり方や見方を再提示する。

田中は、その場面その光景にふれ、与えられた体感をもとに描く。

葭村は、目につきにくいかつ目の前にあるわけではなく消えてなくなりそうな部分を丁寧に掬うかのようにふれながら確かめる。

それぞれのふれ方で読み解いたまちを、そして、それぞれが刺激しあう展示をお楽しみください。

開催期間

2023年10月7日(土曜日)から2023年11月19日(日曜日)まで

開催時間

平日  午前11時から午後7時
土日祝 午前10時から午後6時
休館日 火曜日

対象

未就学児、親子、小中学生、一般、シニア

開催場所

A-LAB
住所:西長洲町2-33-1
A-LAB(えーらぼ)とは?

関連イベント

トークイベント

A-LABアドバイザーの原久子氏が聞き手となり、3人が尼崎で出会ったものや制作経過を紹介します。

日時:10月9日(月曜日・祝日) 午後2時から午後3時30分
定員:先着20人
会場:A-LAB

 

田中秀介と歩く尼崎

ボートレース尼崎や商店街など、描かれた場所を作者の田中秀介と巡り歩きます。

日時:11月4日(土曜日)午前10時30分集合(4時間程度)
定員:先着10人
集合場所:ボートレース尼崎(尼崎市水明町199-1)
※ボートレース尼崎入場料100円や昼食などは各自の負担となりますのでご了承ください。
 

申込方法

メールにイベント名、氏名、年齢、電話番号を書いて申込ください。

Eメール:amalove.a.lab@gmail.com

特別イベント

彫刻移設パフォーマンス 葭村太一

ROOM2に展示している葭村太一さんの彫刻作品を、尼崎市内にある公園「神田公園」まで運び展示するパフォーマンスを開催します。

日時:11月5日(日曜日) 午後2時から開始(1〜2時間程度)
場所 :  A-LABから神田公園


11月5日(日曜日)以降、該当の彫刻作品は会期終了まで神田公園で屋外展示となります。 ROOM2には別の作品が展示される予定です。
当日はパフォーマンスの記録撮影を行います。鑑賞無料。

出展作家

石場 文子(いしば あやこ)

道端に落ちている何かを見てドキッとした経験はないでしょうか。そして、それが手袋だとわかった瞬間、私は安堵します。落ちている何かも手袋も存在は変わらない、同じものなのに、私の認識の違い一つで世界の見え方は大きく異なります。人は一体何をもってモノをモノとして見ているのか。違う見方を提示したい、私自身を含め、鑑賞者の見ている世界、視野を広げたい。誰かがこうだと決め付けたことに対し、私は作品を通して笑ってやるのです。

 

【経歴】
1991年 兵庫県生まれ
2014年 京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野卒業
2016年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了

【受賞歴】
2019 年 VOCA展2019 奨励賞
2022 年 名古屋文化振興事業団第38回芸術創造賞

【主な展覧会】
2022 年 「感性の遊び場」、ANB Tokyo、東京
2019 年 「あいちトリエンナーレ 2019 情の時代」、愛知県美術館、愛知
2019 年 「VOCA展2019 現代美術の展望-新しい平面の作家たち-」、上野の森美術館、東京

 

田中 秀介(たなか しゅうすけ)

寝て、起きて動きだす。動き出すと見渡す。見渡し、それは自発的か偶発的かやがてそこの何かと対峙する。対峙すると、そこに在るあらゆる物事が合致した状況が、光景として一挙に私の眼前に立ち現れる。それはあまりに複雑に入り組んでいるものの、あからさまに一つとして立ち現れ、そしていつしか更新され、同じ光景を目の当たりにする事はない。このとりとめのない、しかし歴然とした、常に更新される光景を、どうにか腑に落とそうとしている。これらを腑に落とす術として、光景の解釈に取り掛かる。この解釈への取り組みが私にとって描く事となる。何を指し示すかわからない光景は、描く事で何かを指し示す光景へと解釈され、絵となる。

 

【経歴】
1986年 和歌山県生まれ
2009年 大阪芸術大学美術学科油画コース卒業

【受賞歴】
2018年 「清須市第9回はるひ絵画トリエンナーレ」準大賞
2016年 トーキョーワンダーウォール賞
2009年 第24回 ホルベイン・スカラシップ 奨学生 認定
2009年 「Art Camp 2009」サントリー賞

【主な展覧会】
2023年 「VOCA展2023 現代美術の展望-新しい平面の作家たち-」、上野の森美術館、東京
2022年 「田中秀介展 絵をくぐる大阪市立自然史博物館」、大阪市立自然史博物館、大阪
2020年 「なつやすみの美術館10:あまたの先日ひしめいて今日」、和歌山県立近代美術館、和歌山

 

葭村 太一(よしむら たいち)

人間の意識、痕跡や記憶、それらを想起させるような彫刻作品を制作する。サンプリングという技法を用いて制作することが多いが、抜き出された見本はすでに無くなった物事が多い。それらを復元するように作られた彫刻は、物体としては曖昧で不自然なものが現れる。彫刻の他にも様々なメディアを組み合わせて、過去と現代の接続を試みる。

 

【経歴】
1986年 兵庫県生まれ
2009年 大阪芸術大学デザイン学科 卒業

【受賞歴】
2021年 「のせでんアートライン2021」最優秀賞
2019年 「六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2019」公募大賞 準グランプリ

【主な展覧会】
2023年 「study:大阪関西国際芸術祭2023」、グランフロント大阪 うめきた広場サブスペース、大阪
2022年 「奈良・町家の芸術祭はならぁと2022」天理市、奈良
2022年 「34°40’ 33” N 135°29’ 55” E」、Marco Gallery、大阪
2022年 「あまがさきアート・ストロール~Produced By 六甲ミーツ・アート芸術散歩~」、尼崎えびす神社、兵庫

問い合わせ

A-LAB   電話/ファクス 06-7163-7108

文化振興課 電話 06-6489-6385

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このページに関するお問い合わせ

総合政策局 協働部 文化振興課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館7階
電話番号:06-6489-6385
ファクス番号:06-6489-6702
メールアドレス: ama-art@city.amagasaki.hyogo.jp