尼崎市消防局について

はじめに

　消防が果たすべき使命は不変であるものの、地球温暖化による気候変動や人口減少・超高齢社会の進行、地域コミュニティの変容など社会構造の変化により、消防に対して求められるものは質・量ともに大幅に増大している。

　こうした中、市民の負託にこたえるために、将来を見据えた消防署等の配置計画を中心として消防・救助・救急体制の充実強化、予防行政の推進を図っているところである。また、南海トラフ巨大地震の発生が危惧される中、地域防災の中核である消防団との連携が不可欠である。

　「尼崎消防」の歴史と伝統を踏まえつつ、市民の声を聴き、社会の変化にも的確に対応し、将来にわたって成長し続ける組織を築いていくために、次のとおり消防局重点目標を定め、消防の使命を果たしていくものである。

尼崎市消防局重点目標

1. 市民に信頼され、市民が誇りに思える力強い「尼崎消防」
2. 市民が安全・安心を実感できる力強い「尼崎消防」
3. 職員個々が活き活きと、誇りとやりがいを感じる「尼崎消防」

組織について

　現在は、4消防署で管轄し、災害活動に万全の体制を整えています。 また、阪神・淡路大震災以前から防災体制の充実強化に努め、昭和61年には市域の南部に尼崎市防災センターを建設、平成2年には尼崎市北部防災センターを建設し、非常食や毛布、医薬品の備蓄を推進してきました。 本市の防災センターは、いずれも消防署と併設の建物で、普段は防災コミュニティ活動や研修の場所として、気軽に利用いただき、災害時には、応急活動の拠点となる施設です。

人員

467人（条例定数）

施設

消防局1局、消防署4署、消防分署3分署、消防出張所3出張所、消防車両64台。

水利

消火栓5,085基、防火水槽1,014基。(2025年4月1日現在）

• 組織図 （PDF 89.6KB）