人権教育小集団学習(令和1年度活動の様子)

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印刷 ページ番号1016943 更新日 2020年3月5日

令和1年度の小集団学習会の様子やオピニオンリーダー研修の様子です。

尼崎北小学校で人権教育小集団学習会が開催されました!(令和2年3月5日)

人権教育小集団学習会が行われました。

2月26日(水曜日)に尼崎北小学校PTA室において、今年度最後の人権教育小集団学習会が行われました。
「国際理解教育と一年間のまとめ」をテーマに、韓国や台湾、日本の日常生活について話し合いました。

今後、グローバル化が進み、外国から来た子どもたちの入学が増える中で、地域や学校がどのように変わるのかを話し合い、今以上に一人一人の子どもを認め、異なる文化や習慣を受け入れることの大切さについて意見交換が行われました。

また、一年間の振り返りでは、「生活の中であまり意識していなかった「差別」について、歴史や課題を深く学び、今の私たちにも身近な問題だと理解できた。」、「日ごろ訪れる機会がない裁判所の見学(刑事裁判傍聴)ができ、事件を起こした背景について深く考えることができた。」など、前向きな意見が多くありました。

来年度も、様々なテーマを設定し、人権に関する学習会を行ってまいります。

武庫南小学校で「ペップ・トーク」の学習会が行われました!(令和2年2月1日)

学習会の様子

1月23日(木曜日)に武庫南小学校視聴覚室において、人権教育小集団学習会が行われ、「ペップ・トーク」について学習しました!

ペップは「元気・活力・気力」、トークは「激励・演説」という意味があります。
例えば、試合や発表会の直前の不安な時には、『絶対にダメだ。負ける、失敗する』などのやる気を無くしたり意欲をそぐ言葉ではなく、『君ならできる。今までの努力をすべて出すチャンスだ!』などの持てる力を出し切れるよう応援する言葉をかけることが大切です。
私たちは、相手の気持ちを考えずに自分の思いを安易に出して、相手のやる気をそぐことがありますが、自信や夢、勇気を与えて応援するようにしなければなりません。

ペップ・トークには4つの段階があり、(1)事実を受け入れる、(2)とらえ方を変換する、(3)本当にしてほしいことを伝える、(4)背中の後押しから成り立っています。
自己肯定感を高めるために有効で、様々な場面で、子どもたちや友達を励ます際に応用できることを学びました。

立花中学校で人権教育小集団学習会が開催されました!(令和1年12月23日)

小集団学習会の様子

12月17日(火曜日)に、立花中学校視聴覚室で人権教育小集団学習会を行いました!
テーマは「スマホ・ケータイ安全教室」で、講師はKDDIの認定講師の方にお話し頂きました。

はじめに、スマホ・ケータイに関わる最近の事件やトラブルについて、動画を使って分かりやすく説明されました。
自分の写真を不用意に送信し、SNSで知り合った相手と実際に会って、危険な目にあった事例を紹介されました。
また、悪ふざけのつもりで友達の写真や悪口をインターネット上に載せ、取り返しのつかないことに発展した事例についても話されました。
さらに、年代別にスマホの使用時間をグラフを使って解説され、ネット依存症になることで学力も低下し、家族関係が崩壊した事例も報告されました。

このようなトラブルを予防するには、最初にスマホやケータイを買い与えるときに、使い方について「家庭のルール」を親子で話し合ってしっかり決めることが大切です。
加えて、子どもたちを有害な情報や危険な情報から守るため、フィルタリング設定を利用することも説明されました。
スマホやケータイは大変便利な道具である反面、様々な危険性を秘めています。
子どもたちだけでなく、大人も危険性を認識し、豊かな親子関係を築いていただきたいと思います。

立花地区オピニオンリーダー研修会の様子

研修会の様子

1月14日(木曜日)に、立花北生涯学習プラザで立花地区オピニオンリーダー研修会を行いました!
「尼崎市の子どもを取り巻く現状について」をテーマに、こども教育支援課の職員よりお話をして頂きました。

まず、尼崎市の学力向上に向けた学校の取組や生活習慣の確立について、グラフ等を使っての説明があり、中でも不登校については詳しく現状を示され、あわせてその対策についてもわかりやすく話されました。
現在、不登校対策事業として、「不登校対策推進事業」、「ハートフルフレンド派遣事業」、「こども自立支援活動事業」の3つの事業を推進しており、それぞれの事業についても写真やグラフなどを使って説明されました。
最後に、10月から尼崎市若王寺に尼崎市子どもの育ち支援センター(愛称:いくしあ)が開設し、学校と行政が一体となって18歳までの課題を抱える子どもと保護者の支援をする体制ができたことを広く知っていただきたいとお話しされました。

立花幼稚園小集団学習会の様子(令和1年11月12日)

立花幼稚園小集団学習会の様子

11月1日(金曜日)に、立花幼稚園で人権教育小集団学習会が行われました。テーマは「ハンセン病の歴史と人権」で、社会教育指導員よりお話しました。

ハンセン病は感染力が弱く発症も少ないのですが、古くから世界中に広がり悲しい差別と人権侵害がありました。発症すると家族と引き離され、隔離された場所に住み、子どもを産むことすら許されない人権を無視した生活を近年まで強いられました。

医学が発達し完治する今でも、私たちは知らず知らずのうちに元患者の方やその家族に対して、距離を置き差別していないでしょうか。学習会では、2003年に起きた「ハンセン病元患者宿泊拒否事件」とドリアン助川著の小説「あん」を元にみんなで話し合いました。たくさんの意見が出たなかで、正しい知識を持って自分でしっかりと考えることの大切さを参加された皆さんで共有することができました。

小集団学習会の様子(令和1年9月11日)

小集団学習会の様子

6月から、各地域の学校や生涯学習プラザ等で、44のグループが人権教育小集団学習会を行っています。
テーマは、自尊感情や同和学習、子どもの人権や高齢者問題などさまざまな問題について、講師を招いたり、みんなで話し合ったりしながら学習会を行っています。参加されているみなさんは「人権」を自分ごととして身近に感じながら学んでおられます。9月以降も月1回程度実施していきます。
興味のある方は、各地域に自主学習グループがありますので、社会教育課へご連絡ください。

大庄地区の活動の様子(令和1年7月19日)

小集団学習の様子

大庄地区で、人権教育小集団学習が行われました。講師からインターネットによる人権侵害の状況や、現在の「いじめ」の定義や実態について学び、みんなで、身近で何が起こっているのか、何が大切かなどを話し合いました。

園田地区のの活動の様子(令和1年7月10日)

園田地区の活動の様子

園田地区で、人権教育小集団学習やオピニオンリーダー研修会が行われ、勇気づけの言葉や救急救命・発達障害についてなどをテーマに学習会が行われました。

小集団学習グループ「たんぽぽ」の活動の様子(令和1年7月8日)

小集団学習の様子

6月25日(火曜日)に、武庫東小学校で人権教育小集団学習グループ「たんぽぽ」の第1回目の活動が行われました。自己紹介や活動についての話し合いを中心に活発な意見交換がありました。

尼崎市人権啓発オピニオンリーダー委嘱式が行われました!(令和1年6月1日)

委嘱式の様子

5月24日(金曜日)に、尼崎市教育・障害福祉センターにおいて、尼崎市人権啓発オピニオンリーダー委嘱式を行いました!
今年度は44名の方に委嘱状をお渡ししました。

オピニオンリーダーとは、市民の皆さんの学習グループである人権教育小集団学習グループリーダーとしてメンバーの皆さんから選ばれた方で、地区の研修に参加し、それを活かして人権学習会の進行や活性化に取り組んで頂きます。

人権学習は決して、他人事の学習ではありません。
学習会では、子育て・発達障害・高齢者や外国人の人権など、自分たちが学びたい身近なテーマを取り上げて学習し、人権感覚を高め人権意識を磨いていきます。
オピニオンリーダーの皆さんには、生活する中で何気なく見過ごしてきた事の中に、差別の芽や根があることに気づいていただき、さまざまな人権問題に向き合う一歩を踏み出していただきたいと思います。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育部 社会教育課
〒661-0024 兵庫県尼崎市三反田町1丁目1番1号 尼崎市教育・障害福祉センター4階
電話番号:06-4950-0405
ファクス番号:06-4950-5658
メールアドレス:ama-syakaikyoiku@city.amagasaki.hyogo.jp