想定し得る最大規模の高潮による浸水想定区域図について

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印刷 ページ番号1037966 更新日 2024年4月30日

想定し得る最大規模の高潮による浸水想定区域図について

 兵庫県では、水防法に基づき高潮により相当な損害を生ずるおそれがある海岸を水位周知海岸に指定するとともに、想定し得る最大規模の高潮浸水想定区域を指定・公表しています。

 施設では防ぐことができないような、設計条件を大きく上回る高潮に対しては、最悪の事態を視野に入れ、危機管理・避難警戒体制の充実を図る必要があり、想定し得る最大規模の高潮による浸水の危険性について、住民の皆様にお知らせし、避難行動に資することを目的として、高潮浸水想定区域図を作成しています。

 兵庫県では、堤防等が設計条件に達した段階で破壊する最悪の事態を想定した場合と、堤防等が破壊されないと仮定した場合(参考)の2種類の高潮浸水想定区域図を公表しています。(浸水想定区域図の水防法指定日:令和4年6月7日)

記載の内容

 高潮浸水想定区域図(浸水深)は、浸水が想定される範囲と最大浸水深を記載しています。

凡例

表

 高潮浸水想定区域図(浸水継続時間)は、0.5m以上の浸水深となる最長の時間を記載しています。

 なお、一旦水が引いて0.5mを下回った後、再び増水して0.5mを上回った場合は、最初に0.5mを上回ってから最終的に0.5mを下回るまでの通算時間(0.5mを下回っている時間を含む)としています。

検討の条件

 高潮浸水想定区域図は、国が作成した「高潮浸水想定区域図作成の手引き(ver.1.10)」に準拠して作成しています。

[想定し得る最大規模の高潮のポイント]

  1. 台風の中心気圧が我が国既往最大規模(910hPa:室戸台風規模)で一定(上陸しても勢力を保ち続ける)
  2. 潮位偏差が最大となるような台風経路を設定
  3. 高潮と同時に河川の洪水を考慮
  4. 全ての防潮堤・堤防や水門・陸閘等は、設計条件を超えた段階で破壊

高潮浸水想定区域図

高潮浸水想定区域図(浸水深) 高潮浸水想定区域図(浸水継続時間)

【参考】堤防等が破壊しないと仮定した場合の高潮浸水想定区域図

高潮浸水想定区域図(浸水深) 高潮浸水想定区域図(浸水継続時間)

このページに関するお問い合わせ

危機管理安全局 危機管理安全部 災害対策課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館8階
電話番号:06-6489-6165
ファクス番号:06-6489-6166
メールアドレス:ama-bousai@city.amagasaki.hyogo.jp