令和5年度尼崎市文化功労賞

令和5年度尼崎市文化功労賞 表彰式を行いました。

　令和5年10月16日に令和5年度尼崎市文化功労賞 表彰式を行いました。

　表彰式では、丸谷さまが長年継続してこられた間のご苦労や思い出、市内の子どもたちへの文化普及のためにされてきたことについてお話をしていただきました。
　丸谷さまの、生徒のみなさまに対する熱い思いがひしひしと伝わってきました。

立花中学校茶華道部で丸谷先生が生け花を披露（令和5年10月24日）

　立花中学校茶華道部では10月27日に開催される文化発表会を前に、尼崎市文化功労賞受賞の丸谷先生をお招きして、生け花の作品制作が行われました。
　黒板には受賞をお祝いする文字、丸谷先生から指導を受けていた3年生からのお祝いの声、また、卒業生も顔を出すなど、温かい祝福の場となりました。

「みんなが続けてくれているからできたんです。みんなが楽しく活動してくれているのを見られて、私がいい思い出をもらっています。」と優しい笑顔で語っておられました。

　茶華道部が創設された昭和54年には活動する部屋もなく、校長室のソファを移動させ、ゴザを敷いて活動されていたとのこと。現在は、畳や襖のある作法室で活動していますが、そういった場ができたのも、「自分だけではできなかったのが分かる」と関わった方々へ感謝しておられました。

　生徒の皆さんは、文化発表会に出展する素敵な作品が完成し、また、丸谷先生の生け花の解説を熱心に聞いていました。丸谷先生が土台を築いた場が、今後も生徒たちの活き活きとした活動の場として続いていくことを期待します。

令和5年度尼崎市文化功労賞の被表彰者の決定について

　この度、令和5年度尼崎市文化功労賞の被表彰者が決定しました。

【令和5年度尼崎市文化功労賞】
　　丸谷　妙子（まるたに　たえこ）様

　丸谷様は、市立立花中学校の茶華道部において、昭和54年の創設から令和5年までの44年間に渡り、茶道・華道の技術指導を行われました。

　また、市内学校の茶華道部の活躍の場づくり、さらには市域を越えた交流の支援にも尽力されました。
　生徒たちには、技術・作法だけでなく、継続することの大切さも教え続けられました。
　これらの活動により、本市の芸術文化の振興に多大なる貢献をなされております。

　被表彰者のご功績・略歴は添付資料をご参照ください。

• 令和5年度尼崎市文化功労賞受賞者　功績・略歴 （PDF 467.8KB）

令和5年度尼崎市文化功労賞の候補者を募集します。（募集終了しました。）

令和5年度尼崎市文化功労賞の候補者について以下のとおり募集を行います。

1．目的

　この表彰は、尼崎市内において、各種文化活動に永年従事し、特に功労があった者を讃えることによって、市民文化の向上発展をはかることを目的としています。

2．表彰基準

　尼崎市内において、各種文化活動に永年従事し、市民文化の向上に貢献したと認められる者のうちで、次の要件を満たすもの。

　(1)　文化活動に指導的立場として30年以上従事している者。
　(2)　尼崎市内に居住している者又は尼崎市内の会社、事業所等に勤務している者。

　活動分野
　文学、音楽、美術、写真、演劇、舞踊、メディア芸術、その他

3．受賞者の決定

　(1) 　公募（他薦に限る。） があった候補者の中から受賞者を決定します。
　(2) 　受賞者に、表彰状及び記念品が贈られます。
　(3) 　受賞者は、3人以内とします。

4．推薦方法

　「尼崎市文化功労賞候補者推薦書」に必要事項を記入の上、下記受付期間内に持参、郵送またはメールにて提出してください。

　　提出期間　　　　　令和5年6月14日（水曜日）～7月14日（金曜日）(必着)

　　提出先　　　　　　〒660-0881 尼崎市昭和通2丁目7-16（尼崎市総合文化センター3階）
　　　　　　　　　　　公益財団法人尼崎市文化振興財団　文化課美術担当　[窓口業務]　午前9時～午後5時30分
　　　　　　　　　　　　＊6月6日・20日・27日、7月4日（全て火曜日）は臨時休館です。
　　　　　　　　　　　電話番号：06-6487-0806　ファクス：06-6482-3503
　　　　　　　　　　　Eメール ：bunka@archaic.or.jp

　　提出書類・資料　　(1) 　尼崎市文化功労賞候補者推薦書
　　　　　　　　　　　(2) 　選考の参考になる資料
　　　　　　　　　　　　　（例）作品集・プログラム・チラシ等の印刷物、写真、DVD、CD 等。

＊下記リンクもご参照ください。

• 尼崎市総合文化センター「令和5年度 尼崎市民芸術賞・尼崎市文化功労賞・尼崎市文化未来奨励賞 表彰候補者の推薦について」（外部リンク）