アウクスブルク市代表団が尼崎市を訪問
印刷 ページ番号1006850 更新日 2018年2月21日
尼崎市と姉妹都市アウクスブルク市との姉妹都市提携50周年を記念して、平成21年10月1日から5日までの間に、アウクスブルク市からグリーブル市長を含む13人のアウクスブルク市代表団が尼崎市を訪問しました。
尼崎市滞在中は、市内視察の他、市や議会への表敬訪問や姉妹都市提携50周年記念式典、アウクスブルク市代表団歓迎市民交流会に参加しました。
10月1日(木曜日)<市内視察>
1 尼崎市総合文化センター視察
日本文化を満喫!
2 尼崎商工会議所・尼崎経営者協会を表敬訪問
アウクスブルク市代表団(8人)が、尼崎商工会議所の氏平会頭及び尼崎経営者協会の稲葉会長を表敬訪問し、日独の経済状況や両市の産業について話し合いました。
10月2日(金曜日)<市内視察及び公式行事参加>
1 尼崎市立杭瀬小学校を訪問
そろばんの授業や校舎施設を見学した後、金管五重奏団(5人)が体育館にて約1時間の演奏会を行いました。 昼食は、ランチルームで6年生の児童と一緒に交流をしながら楽しい時間を過ごしました。
(給食のメニュー:五目御飯、さけと枝豆の和え物、かきたま汁、月見団子)
2 ヤンマー株式会社尼崎工場視察
アウクスブルク市代表団(8人)は、会社概要などの説明を受けた後、身長の2倍ほどもあるディーゼル・エンジンの組立て工程などを熱心に見学していました。
(注)尼崎市に工場を持つヤンマー株式会社の創業者である山岡孫吉氏が超小型ディーゼルエンジンを開発し、ドイツ発明協会からディーゼル金賞牌を受賞したことに対し、ディーゼル博士ゆかりの地アウクスブルク市にディーゼル記念石庭苑を贈呈したことが姉妹都市提携のきっかけです。
3 尼崎市立日新中学校を訪問
金管五重奏団ブラス・プアとの音楽による交流
金管五重奏団ブラス・プア(5人)は、尼崎市立日新中学校を訪問しました。
全校生徒が集まる中、体育館にて金管五重奏団がビートルズの「Yesterday」や日本唱歌である「赤とんぼ」などの楽曲を演奏した後、日新中学校吹奏楽部による演奏も披露され、音楽による交流で盛り上がりました。
4 尼崎市を表敬訪問
橘公園の花時計(アウクスブルク市の市章をデザイン)を見学後、職員の拍手に迎えられ、尼崎市を表敬訪問しました。グリーブル市長からの50周年を祝う挨拶があり、歓談では、午前中に訪問した杭瀬小学校での感想がキョーラー学校局長から披露されました。
5 尼崎市議会を表敬訪問
市議会議員4人を含むであったアウクスブルク市代表団は、尼崎市議会を表敬訪問し、終始なごやかな雰囲気で歓談しました。
6 歓迎夕食会
アウクスブルク市代表団を歓迎する夕食会では、それぞれのテーブルで、自分の趣味などについて語り合い、お互いの国の文化や習慣の違い、あるいはまちづくりに共通する環境への取り組みなどを話し合い、有意義なひと時となりました。
10月3日(土曜日)<市内見学(アウクスブルク市代表団8人)>
1 寺町を散策
ボランティアガイドの皆さんによる丁寧な説明に感謝
寺町ボランティアガイドの皆さんの丁寧な説明の下、本興寺の方丈、長遠寺の多宝塔を見学しました。また、大覚寺では日独の平和を祈り、鐘を突きました。
寺町見学後は、大覚寺前にある琴浦窯(和田桐山氏)を訪問し、50年前に尼崎市を訪問したアウクスブルク市代表団の写真や当時の新聞記事を見せていただきました。
2 世界の貯金箱博物館を見学
たくさんのドイツの貯金箱に驚きました
姉妹都市提携50周年を記念して、「ドイツ貯金箱展」を開催中(平成21年10月1日から10月30日まで)の世界の貯金箱博物館を見学しました。貯金箱に書かれたドイツ語の意味をグリーブル市長から説明いただくなど、新たな発見もあり、また、からくり仕掛けに感動するなど、時間を忘れてしまうほど貯金箱の持つ奥深さに魅了されていました。
3 尼信博物館を見学
「面で辿る能狂言の中の兵庫 面打中筋喜春 能・狂言面展」
開催中(平成21年9月5日から10月4日まで)の「能・狂言面展」を見学しました。面打の中筋喜春先生から、面の制作工程など親切丁寧にご説明いただき、日本の伝統芸能について理解を深める有意義な時間となりました。
4 尼崎運河クルーズ
海から尼崎市を視察
尼崎港管理事務所の方から、尼崎市域の地盤の低さゆえに防波堤や水門で囲み、高潮から市民の命を守っている状況をスクリーンを通して説明を受けた後、尼崎閘門の見学。巡視船に乗って海からパナソニック・プラズマディスプレイ工場や尼崎の運河も見学しました。その中で、地域特性を生かした水に親しめる空間作りにも取り組んでいるとの報告を受けました。
5 つかしんを見学
アウクスブルク市の街並みを模した建物に感動
アウクスブルク市の街並みを模したつかしんの施設を見学しました。また、フードコートにて金管五重奏団(5人)による演奏会を聞き、その後は自由行動をとりました。
10月3日(土曜日)<草の根交流(アウクスブルク市金管五重奏団5人)>
1 尼崎市立尼崎東高校を訪問
吹奏楽部の皆さんとの合同練習
尼崎東高校にて、吹奏楽部の生徒の皆さんと金管五重奏団(5人)が合同練習を行い、友好の絆を深めました。
2 アウクスブルク市金管五重奏団・尼崎市立尼崎東高等学校吹奏楽部ジョイントコンサート
尼崎東高校にて吹奏楽部の生徒の皆さんと金管五重奏団5人が合同練習をした後、つかしんへ移動して、ロマンチック広場で約1時間のジョイントコンサートを開催し、観客に素晴らしい音色を届けました。
コンサートは、吹奏楽部の皆さんがドイツ国歌を、金管五重奏団が日本国歌を演奏して幕を開け、午前中に合同練習をした「バイエルン賛歌」など3曲を披露しました。最後のアンコールでは、「ドラゴン・ソウル」を全員で演奏し、観客の大きな拍手に包まれました。
3 つかしんでの単独演奏会
アウクスブルクの街並みを模したフードコートで金管五重奏団が演奏
尼崎東高校吹奏楽部の皆さんとのジョイントコンサート後は、つかしんのフードコートアイへ移動し、金管五重奏団単独演奏会を開催しました。
10月4日(日曜日)<市民まつりと公式行事参加>
1 市民まつり見学
金管五重奏団の演奏会も行いました
市民まつりのステージにて、アウクスブルク市長から挨拶の後、金管五重奏団(5人)が約15分間の演奏を行いました。また、金管五重奏団の演奏にあわせて、グリーブル市長と白井市長が手を取り合い、ダンスを披露し、会場は大いに盛り上がりました。
演奏会終了後は、市民まつりを見学し、それぞれが思い思いに楽しい時間を過ごしました。
2 尼崎市・アウクスブルク市姉妹都市提携50周年記念式典
3 アウクスブルク市記念品除幕式
4 アウクスブルク市代表団歓迎市民交流会
10月5日(月曜日)<広島視察>
アウクスブルク市の公式団が日本を訪問の際には、必ず広島を視察することになっています。今回は尼崎市滞在最終日に実施しました。
宮島を見学後、平和記念公園で原爆慰霊碑に献花をし、その後、平和記念資料館、原爆ドームを訪れました。
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