地域社会の子育て機能向上支援事業

子育てコミュニティソーシャルワーク事業

1　子ども・子育て家庭を取り巻く現状と課題

　核家族化や地域のつながりの希薄化により、子育てに不安や負担を感じる家庭が増え、家庭の子育てを支える地域の力も弱くなっているとともに、地域では、子どもの豊かな人間性や社会性をはぐくむ機会が減っています。また不登校やいじめ、校内暴力、貧困、児童虐待など、子どもを取り巻く課題は複雑化・多様化しています。

 

2　子ども・子育て家庭支援に向けた取組

　子どもが健やかに育つ社会環境づくりを実現するため、保護者、地域住民、子ども施設、事業者、行政等の関係機関が相互につながりを深めて、それぞれの役割のもとに、子ども自身や子育てを支える主体的な取組みがなされることが重要です。

　そこで本市では、こども青少年課に「子育てコミュニティソーシャルワーカー（CSW）」を2名配置し、尼崎市子どもの育ち支援条例の理念の下、子どもを取り巻く社会環境の改善につなげるため、子育てに悩みを持つ親への支援に取り組む子育て支援グループや子どもが安全・安心して過ごせる居場所づくり（子ども食堂や学習支援の場）に取り組む地域住民や団体、ケースワーカーなど関係機関らと情報共有するとともに、連携し、子ども・子育ての側面支援（コミュニティソーシャルワーク）に取り組んでいます。

• 地域社会の子育て機能の向上につなげる仕組み （PDF 38.8KB）
• 「子育てコミュニティソーシャルワーカー日記」