採用後の人材育成及び研修について
印刷 ページ番号1008843 更新日 2024年4月10日
尼崎市では、職員の育成に力を入れるため、人材育成基本方針「はたらきガイド」を策定し、職員一人ひとりの成長を図っています。また、職員が行政のプロとして成長し続けることを意識し、実践できるような各種研修の充実を図っています。
人材育成基本方針「はたらきガイド」
情報化、少子・高齢化などで社会が急激に変化していく中、まちづくりを進めるには、職員一人ひとりが目指すべき職員のすがたを理解し、自らが果たすべき役割とそのために必要な能力をしっかりと認識して、主体的な成長に努めることが大切です。
「はたらきガイド」は、職員が成長を実感し、“はたらきがい”のある日々を送れるように、人材育成の基本理念(求める職員のすがた)をはじめ、人材育成に関連する人事制度(人事評価、研修、昇任、職員表彰など)を紹介し、職場での人材育成に係るマネジメント全般のガイドとして活用しています。
尼崎市は「新規採用職員の早期育成」に力を入れています!
新規採用職員指導員制度
人材育成は採用から退職まで続くものですが、その中でも職場内の訓練(OJT:On the Job Training)が中心的な役割を担います。特に、新規採用職員に対するOJTを、計画的かつ、きめ細やかに行うため、「新規採用職員指導員制度」を実施しています。
具体的には、採用から1年間は指導期間として、重点的に新規採用職員の育成を図ることとしており、配属先の上司や指導員(先輩職員)が作成する育成計画に基づいて、職場全体で計画的に日常的な指導やサポートを行います。
新規採用職員研修
さらに、OJTだけではなく職場外への派遣研修を実施する等、採用後、集中的に研修を行うほか、年間を通じて様々な知識を得るための研修も行っています。
新規採用職員の主な研修は、「公務員倫理」「接遇・マナー」「人権」「パソコン(Word、Excel等)」などで、講義やグループワークを通じて、求められる知識やスキルを学び、早期育成を図っていきます。
尼崎市は、職員のチャレンジを応援します!
尼崎市では、求める職員のすがたとして、「市民とともに、勇気と智恵を」をキャッチフレーズにして、人材育成を行っています。
これは、市民の立場にたって、市民とともに考え行動することができ(市民とともに)、困難な課題に対して果敢に取り組み(勇気)、新たな発想や豊富な知識・技術・経験を備えている(智恵)、そのような職員を目指そうとしているものです。
職員になった後の研修制度
このような考えに基づき、各職員の能力開発に取り組んでおり、「若手職員は集中的に育成」、「中堅・ベテラン職員は継続的に育成」、「管理職は段階的に育成」という方針のもと、OJTのほか次のような研修の実施にも力を入れています。
職員基礎研修(階層別研修) |
論理的思考や政策形成、ファシリテーション、フォロワーシップ、法務能力など、職員の勤続年数に応じて必要となる知識を習得 |
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役職者基礎研修 |
所属職員の指揮監督等に必要なマネジメント力や危機管理能力等を習得 |
派遣研修 |
職員としての幅広い知識・経験を得て能力向上を図る派遣先 (例:国、国土交通大学校、自治大学校、市町村アカデミーなど) |
女性職員研修 |
次代の管理職を担う女性リーダーを育成 (例:キャリアデザイン研修、派遣研修(人事院、国際文化アカデミー)など) |
職場研修 |
職場で職域や職種ごとの研修を実施 (専門、人権問題、倫理、接遇、行政課題) |
職員育成ゼミ、前倒し昇格制度、自主研修グループ支援
また、希望者を対象として、「市長へ政策提案を行う機会(船木顧問による職員育成ゼミ)」や「自治体法務検定を活用した飛び級制度(前倒し昇格制度)」などの尼崎市独自の取組により、職員のチャレンジを応援しています。その他、職員も一緒にまちを盛り上げようと若手職員で子ども向けブースを出展する「市民まつり企画参加型研修」など、職員の自主的な取組をサポートしています。
このような取組により、職員のチャレンジ意欲が養われることで、組織風土に活気や刺激をもたらし、ポジティブな雰囲気を作り出すことを、尼崎市は目指しています。
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このページに関するお問い合わせ
総務局 人事管理部 人材育成担当
〒660-0051 兵庫県尼崎市東七松町1丁目5番20号 市政情報センター1階
電話番号:06-6489-6121
ファクス番号:06-6489-6122
メールアドレス:ama-kensyuu@city.amagasaki.hyogo.jp