11・12月の体験学習会「銅剣をつくろう」

ポスト
シェア
LINEで送る

印刷 ページ番号1005800 更新日 2025年10月23日

弥生時代と同様、鋳型をつくって本物の青銅を流し込み、銅剣を作ります。

イベントカテゴリ: 催し・祭り 講座・セミナー 子ども・子育て・教育 文化・芸術

11・12月の古代のくらし体験学習会「銅剣をつくろう」

青銅を鋳型に流し込む
鋳込みの様子

 弥生時代は、鉄や青銅などの金属が日本に伝わり、使われはじめた時代です。田能遺跡からは、銅の剣をつくった鋳型(いがた)が見つかっています。そのため、田能資料館では、溶かした青銅を鋳型に流し込んでつくる鋳造(ちゅうぞう)という弥生時代と同じ方法で青銅器づくりを行っています。

 今回は、銅剣(どうけん)をつくります。全国的にもめずらしい、本物の青銅による銅鏡づくりです。講義は青銅器研究の第一人者である九州大学名誉教授岩永省三先生です。実際に鋳型を製作し、その後青銅製作の技術者が、みなさんの目の前で真っ赤に溶けた青銅を鋳型に流し込んでいきます。

 本物の青銅でつくる全国的にもめずらしい体験学習講座となっています。世界に一つだけのあなたの銅剣をつくりませんか。

 

参加者のつくった銅剣の写真(柄はつくりません)
あなただけの銅剣をつくってみませんか?

内容のご案内

日程

1回目11月22日(土曜日)午前10時から午後3時

「青銅器の話と型づくり、鋳こみ作業の見学」

田能資料館で青銅器のお話を聞いて、鋳型を彫る作業をします。その後、マイクロバスに乗って銅を流し込んでくれる工場へと移動します。

みなさんがつくった鋳型は、近江金属製作所で目の前で職人さんに銅を流し込んでもらいます。

2回目12月20日(土曜日)午後1時30分から午後4時

「銅剣みがき」

鋳込み終わった銅剣をサンドペーパーや一電動工具を使ってていねいにみがいていきます。

講師

奈良文化財研究所客員教授 岩永 省三先生

(弥生時代の青銅器研究の先生が、青銅器について教えてくれます。)

鋳造(ちゅうぞう)技術者 前島 昌広先生

(現代の鋳造のプロが、青銅を溶かして実際に型に流し込む作業を行います。)

銅剣のつくり方

<1回目>
1 型(かた)に銅剣のかたちを彫(ほ)りこみます。(弥生時代は、石や粘土で型をつくりましたが、今回は、砂を固めたものを型にしてつくります。)
2 2枚の合わせ型に、1200度近くに溶かした青銅をいっきに流し込みます。(鋳造技術者による。)
3 冷めたら型から取り出します。

<2回目>
4 剣の表面をみがいて、ピカピカの銅剣の完成です。

鋳型をほる
銅剣の鋳型を彫っています
2回目銅鏡を磨く
2回目は完成した銅鏡を磨いていきます
開催日

2025年11月22日(土曜日) 、12月20日(土曜日)

開催時間

1回目 11月22日(土曜日) 午前10時~午後3時
2回目 12月20日(土曜日) 午後1時30分~4時

対象

親子、小中学生、一般、シニア
小学3年生~成人(2回とも参加可能な人)

開催場所

田能資料館 展示・学習室、近江金属製作所

内容

1回目11月22日(土曜日)午前10時から午後3時

「青銅器の話と型づくり、鋳こみ作業の見学」

田能資料館で青銅器のお話と鋳型製作をします。その後参加者はマイクロバスで、工場へ移動しみなさんのつくった鋳型へ銅を流し込んでもらいます。
小学生に同伴者する保護者は田能資料館で中継映像を見ていただきます。
 

2回目12月20日(土曜日)午後1時30分から午後4時

「銅剣みがき」

申込締切日

2025年11月18日(火曜日)

申込

必要

田能資料館へ電話か直接窓口でお申し込みください。 

キャンセルは11月19日(水曜日)まで受け付けます。20日以降にキャンセルされますと、参加費2500円をお支払いいただきます。

費用
2500円(保険代含む)
募集人数
先着20人(定員になり次第しめきり)
持ち物

(1、2回目とも)筆記用具、軍手、ぞうきん、飲み物、マスク

(1回目のみ)弁当

主催
尼崎市教育委員会、田能遺跡サポーター倶楽部

申し込み方法

電話か直接窓口で申し込んでください。(ただし、田能資料館が開館している時間のみ受け付けます。それ以外の時間帯は受け付けません)

申し込み期間:2025年11月5日(水曜日)から11月18日(火曜日)まで。時間:午前10時00分から午後5時00分まで。(月曜日は休館日です。)

1.名前 2.生年月日 3.学校に通っている人は学校、学年(小学生は校区以外は保護者同伴) 4.住所 5.電話番号  6.(小学3、4年生のみ)工場への見学を希望するか【工場へはバスで移動します。ただ、バスに乗車できるのが参加者のみのため、1人で行くのに不安がある場合は資料館で保護者とともに銅を流し込む中継映像を見ることもできます。工場見学者数が少なくバスに空きができた場合は、小学3、4年生の同伴保護者も乗車できる場合があります。そのため、一応保護者の氏名、生年月日をお伺いします。】 

1.2.4.は保険に入るために必要になります。
注意)工場が狭いため、参加者のみ工場で現地見学することができます。同伴する保護者は、田能資料館で中継を見ていただくことになります。
 

キャンセルは11月19日(水曜日)まで受け付けますが、20日(木曜日)をすぎると2500円をお支払いいただきますのでご注意ください。

 

 

 

PDFファイルをご覧いただくには、「Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

尼崎市立歴史博物館田能資料館(たのしりょうかん)
〒661-0951 兵庫県尼崎市田能6丁目5番1号 尼崎市立歴史博物館田能資料館
電話番号:06-6492-1777
ファクス番号:06-6492-1777
メールアドレス:ama-tanosiryokan@city.amagasaki.hyogo.jp