小田南公園における地中埋設物の処分について

小田南公園における地中埋設物の処分について

現在、小田南公園において再整備工事を進めているところですが、地中より多量の埋設物が出土しております。
この地中埋設物については、令和5年12月に市議会へ報告するとともに、処分に係る補正予算案を提出いたしました。
その際、当該費用負担に対する反対意見に関する陳情も市議会へ提出され併せて審議が行われました。
審議の結果、補正予算案については可決されましたが、改めて市民の皆様へ当該地中埋設物に関する内容を、以下のとおりご説明いたします。

地中埋設物の内容について

小田南公園で出土している地中埋設物は、本市が小田南公園の用地を取得する以前に存在していた建物の一部であり、素材は主にレンガとコンクリートです。

この地中埋設物は『破砕されたがれきの状態のもの』と『従前建物の基礎構造物がそのままの状態で残っているもの』に大別され、前者については土砂掘削作業に伴って出土したものすべてを産業廃棄物として適正に処分します。

後者については、建築物の設置に支障となる部分のみを撤去し、産業廃棄物として適正に処分します。その他の部分は存置した上で適正に管理します。

なお、これらの地中埋設物からは土壌汚染や水質汚濁の原因となる物質は検出されておらず、近隣住民の皆様に健康被害を及ぼす恐れはありません。

地中埋設物の撤去と費用負担について

今回判明した地中埋設物は小田南公園を整備する前の利用方法によるものであり、土地所有者である本市が適正に処分する責任を有しております。

撤去処分に係る作業については、小田南公園の整備工事を実施している阪神電鉄が実施し、その費用を土地所有者である本市が負担します。

想定される費用について

工事全体で出土する地中埋設物は、想定される最大規模で約18，000tの見込みであり、それらの撤去及び処分を行う場合、最大で約8億円を要する可能性がありますが、費用については、引き続き精査を進めるとともに、費用負担の低減についても検討を進めてまいります。

なお、建設工事に伴い発生するコンクリートガラについては、建設リサイクル法により再資源化が義務付けられていますが、小田南公園の地中埋設物はレンガとコンクリートが一体となったがれきが非常に多く、再資源化するにはレンガとコンクリートを分別する必要があるため、処分費が高額になる一因となっています。

補正予算での対応について

小田南公園の土地については、昭和54年から昭和61年にかけて取得しましたが、当時は更地の状態で購入しており、その後の公園造成工事においても多量の地中埋設物が出土したという記録も無かったことから、本事業の計画段階でこれほど大規模な地中埋設物の撤去作業を要することは想定できず、当初から予算計上できなかったため補正予算での対応となりました。

本件に関するQ＆A

• 本件に関するQ＆A （PDF 737.9KB）

市民説明会について

上記の内容について、改めて市民の皆様へご説明させていただくため、次のとおり市民説明会の開催いたします。

• 日時

	日　付	時　間
第1部	令和6年3月21日（木曜日）	午前10時から午前11時まで
第2部	令和6年3月23日（土曜日）	午後7時から午後8時まで

• 会場

　小田北生涯学習プラザ　ホール

• 申込方法

　以下の電話番号へおかけいただくか、FAXをお送りいただき、ご予約ください。

　なお、各部とも会場の定員数（200名）に達した場合には受付終了とさせていただきますので、ご了承いただきますようお願いいたします。

　TEL : 06-6489-6530　FAX : 06-6488-8883

　※氏名・電話番号をお伺いさせていただき、当日受付にて確認させていただきます。　

• 受付期間

　令和6年3月19日（火曜日）　午後5時30分 締切

　（受付時間は平日の午前8時45分から午後5時30分まで）

• （参考）小田北生涯学習プラザ（外部リンク）