身体障害者補助犬について
印刷 ページ番号1010356 更新日 2021年3月23日
身体障害者補助犬法
平成14年10月1日から障害者の自立及び社会参加の促進のため、「身体障害者補助犬法」が施行されました。
身体障害者の自立と社会参加のため、身体障害者補助犬を受け入れることは、身体障害者補助犬法に基づいて義務化されています。
この法律により、公共施設や公共交通機関だけではなく、ホテル、デパート、レストラン等の不特定多数の方が利用する施設等についても、原則として身体障害者補助犬の同伴を拒むことができません。
身体障害者補助犬はペットではありません。特別な訓練を受け、適切な健康管理や衛生管理がされた犬で、普通のペットとは異なり、使用者がきちんと行動管理をしているので、周囲に迷惑をかけません。
「犬だから」という理由で受け入れを拒否せずに、あたたかく見守ってください。
さらに、平成20年4月1日からは、一定規模以上の常用雇用労働者がいる事業所において、勤務する障害者の補助犬使用の受け入れが義務化されました。従来56人(以上)であった一定規模の基準は、平成25年4月1日から50人(以上)に改められました。
身体障害者補助犬とは
身体障害者補助犬(補助犬)とは、目や耳や手足が不自由な人(身体障害者)のお手伝いをする盲導犬、介助犬、聴導犬のことです。身体の不自由な人の身体の一部であり、ペットではなく、「身体障害者補助犬法」に基づいて認定された犬です。
- 盲導犬
目の不自由な人が安全に街中を歩けるように、段差や曲がり角などを教えます。胴体に「ハーネス」をつけています。 - 介助犬
手足が不自由な人に代わって、落とした物を拾って渡したり、ドアを開けたり、着替えの手伝い等を行います。 - 聴導犬
耳が不自由な人に代わって、玄関のチャイムや車のクラクション、非常ベルなどの音を聞き分けて、それを知らせます。
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