JICA海外協力隊 佐藤かおり隊員(ボリビア)

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印刷 ページ番号1041476 更新日 2026年8月7日

佐藤かおり隊員のお便り

令和7(2025)年6月

¡Hola, Buenos días!(オラ、ブエノス・ディアス!)
ボリビア・ラパスから、こんにちは!JICA海外協力隊として派遣されている、尼崎が大好きな佐藤です。
今、私がいるボリビアは南米大陸のほぼ中央に位置し、ペルー、チリ、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルの5ヶ国に囲まれた内陸国です。スペイン語の他に、36の先住民の言語が公用語とされていて、正式名称は「ボリビア多民族国」といいます。世界最大の塩湖「ウユニ塩湖」がある国といえば、ピンとくる方もいるのではないでしょうか。
ですが、残念ながら日本からは直行便がないため、米国やペルーなどを経由して30時間ほどかかる遠い国です。憲法上の首都は南部のスクレなのですが、主要な政治・行政機関は、西部のラパスにあります。ラパスの中心街は富士山とほぼ同じ標高3,600mにあることから “世界で一番高い首都”と呼ばれています。
隊員は、ボリビア全土のさまざまな土地で協力隊活動にあたるのですが、赴任前に、ラパスの語学学校で、約100時間のスペイン語の語学訓練を受けなければなりません。現地の人たちとの協働にはコミュニケーションが欠かせないからです。そして、これから始まる2年の長い隊員生活で、現地の言葉の他に慣れる必要があるのが食習慣。ラパスは高所で寒暖差が激しいせいか、「ソパ(スープ)」を好む人が多く、私もお肉と野菜がたっぷり入ったスープで、いつも身体を温めていました。
次回は、私の任地・東部「サンタクルス」からお便りします。
¡Hasta luego!(アスタ・ルエゴ!またね!)

語学学校
語学学校にて
料理の写真
ボリビアのソパ(スープ)

令和7(2025)年12月

¡Hola,Buenos días!(オラ、ブエノス・ディアス!)
ボリビア・サンタクルスから、こんにちは!JICA海外協力隊員として派遣されている、尼崎が大好きな佐藤です。
前回お伝えしたラパスから、任地であるボリビア東部のサンタクルスに移ってきました。
私は「日本語教育」の活動支援で派遣されていて、サンタクルス市内の日本語学校で、日本語を教えたり、先生たちに教え方の指導をしたりしています。日本文化を紹介するイベントのお手伝いに行ったりもしていますが、ボリビアでも日本のアニメや漫画、J-POPは人気があるようです。
サンタクルスには、戦後に沖縄や九州、北海道などから移住してきた人たちが多く、その方たちのご子息がたくさん暮らしている地域があります。そこでは、今も日本の行事や習慣が大切にされていて、日本語を勉強している学校もあるので、そちらの学校にも行っています。授業前の挨拶、授業後の掃除、校庭でのラジオ体操など、学生たちの日常風景を見ていると、この地がボリビアだということを忘れてしまうくらいです。
日本のほぼ反対側、こんなに遠い国で、日本の文化や習慣を大切にしている人たちに出会えたことをとても嬉しく感じています。ボリビアは広い国ですが、ボリビア中にいい先生をたくさん増やして、日本や日本語の魅力を少しでも多くの人たちに伝えられるよう、がんばりたいと思います。
¡Hasta luego!(アスタ・ルエゴ!またね!)

日本文化体験
現地の方との日本文化交流
日本語学校
七夕の様子

令和8(2026)年7月

¡Hola,Buenos días!
ボリビア・サンタクルスから、こんにちは!JICA海外協力隊として派遣されている尼崎が大好きな佐藤です。
私が活動している東部サンタクルス県は、日本にルーツをもつ「日系」と呼ばれる人たちが多く暮らしているところなのですが、ボリビア最大規模の日系社会は北部のベニ県にあります。しかし、移住時期が古いことから、世代交代によって日本語の使用機会が減り、日本語や日本文化の継承が難しくなっているという現状を聞いて、いつか訪ねてみたいと思っていた場所でした。
つい最近、念願が叶って、このベニ県の「リベラルタ」と「トリニダ」という町を訪れることができました。「リベラルタ」は、「ribera alta(高い川岸)」という意味で、1908年、日本人はアマゾン川を渡り、断崖絶壁を越えて、移住したと言われています。この地を訪れたおもな目的は「リベラルタ」で行われた「日本人移住記念祭」への参加と日本語教育の現状調査。一時中断していた日本語教室ですが、近々再開する予定だそうです。
 

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ベニ県リベラルタ市にある日本人移民慰霊碑を参拝

次に訪れたベニ県の行政都市「トリニダ」では、日系人協会の会合に参加し、日本語や日本文化に興味をもつ大学生たちとの交流に加え、地元の大学で日本語について講演する機会をいただき、日本語とつたないスペイン語で行った講演を大学生や付属高校の学生、講師の先生方が聞きに来てくれました。この機会が彼らの日本や日本語への興味につながり、ボリビアと日本の絆を深める存在となってくれることを願っています。ボリビアに一人でも多くの日本ファンをつくるために、残りの任期もがんばります!
¡Hasta luego!(またね!)
 

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訪問先のトリニダで日系人協会の青年部と交流
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トリニダにある大学の講堂にて講演

このページに関するお問い合わせ

地域協働局 文化・人権部 ダイバーシティ推進第2担当
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館7階
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