津波対策工事の完了について
印刷 ページ番号1040673 更新日 2025年4月24日
「津波防災インフラ整備計画」について
兵庫県は、南海トラフ地震を想定した津波での浸水被害の軽減を図るために、防潮堤の補強や沈下対策、防潮水門の移設等を行う「津波防災インフラ整備計画」を平成27年6月に策定し、計画的に津波対策を推進しています。
同計画に基づく市内全ての工事が令和5年度に完了しました。工事により以下の効果が見込まれています。
○津波対策前の尼崎市津波浸水想定区域(堤内地)が945ha→53haまで、約94%縮減
○浸水が残る区域についても、人が住んでいる区域の浸水深は避難行動がとれる30cm未満に低減
対策前
対策後
尼崎地域で実施した主な対策工事
事業内容 |
規模 |
---|---|
防潮堤の越流対策 | 尼崎地区0.3キロメートル |
防潮堤の沈下対策(液状化対策) | 尼崎地区1.5キロメートル |
陸閘(りっこう)の改良(遠隔操作化)※ | 尼崎地区9基 |
避難誘導スピーカーの整備 | 尼崎地区8箇所 |
※陸閘(りっこう)…閉鎖することで海水の侵入を防止するとともに、開放することで堤防等の海側にある港湾、漁港、海浜等を利用するために人や車両等が堤防等を横断できるようにする施設。
尼崎地区の対策概要
堤内地の浸水面積を約9割削減し、人家部の浸水を解消する見込みです。
津波から身を守るためには
津波からの避難の大原則は、「浸水想定域外へ避難」することです。
市民の皆様一人ひとりが、南海トラフ地震の現在の想定について改めて確認するとともに、地震・津波が発生した場合の備えを、今一度ご確認ください。
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