水防工法訓練
印刷 ページ番号1002299 更新日 2020年2月19日
水防工法訓練について
本市は、武庫川・猪名川に囲まれたデルタ地帯で、水害には非常に弱い地域特性を有しています。
このため、水害に対して職員が迅速・的確に対応するため、本市では、出水期に備え毎年5月に
「水防工法訓練」を実施しています。
この訓練には毎年約80名の職員が参加し、専門講師の指導のもと、土のう造りや水防工法
(三段積み土のう{越水防止}、月の輪工法{漏水防止}、杭打積土俵{堤防のり崩壊対策})等を
実際に行っています。
大雨や台風などは、テレビなどの気象情報により、ある程度、事前に予測することが可能です。
皆様も、日頃から防災意識を持ち、少しでも被害を軽減し、自分や家族の安全を守るよう心がけてください。
(注) 出水期とは、集中豪雨(梅雨)や台風等で、川が増水しやすい時期をいい、一般的に6月から10月頃が出水期にあたります。
(参考) 洪水ハザードマップ(尼崎市公式ホームページ)
平成31年度水防工法訓練を実施しました
令和元年5月21日(火曜日)、22日(水曜日)の両日に、丸島地先の武庫川左岸河川敷で水防工法訓練を実施しました。
当日は、危機管理安全局、都市整備局、経済環境局、公営企業局、消防局の職員が参加し、熱心に訓練に取り組みました。
水防専門家の講師からは、実際の活動時には荒天時の夜間作業など、
悪条件下の活動となるため、正しい道具の使い方、安全確保、正確で
迅速な行動など、平素から基本を身につけておくことが重要との講評を
受けました。
水防専門家 令和元年度水防功労者国土交通大臣表彰 授与
水防工法訓練で指導いただいている福井保氏が水防功労者として国土交通大臣から表彰されました。
同氏は尼崎市役所在職時また退職後も本市の水防活動に力を入れ、現在は水防専門家として兵庫県を中心に水防技術講習会で講師を務め、水防管理団体等への水防工法訓練の指導を積極的に行っています。その12年間の活動の中で、工法指導等を行った回数は延べ39回を数え、水防技術の向上、伝承、普及に多大な貢献をしたとして、水防功労者として国土交通大臣表彰を授与されました。
このページに関するお問い合わせ
都市整備局 土木部 河港課
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