令和7(2025)年度尼崎市青少年使節団の報告
印刷 ページ番号1041866 更新日 2025年9月5日
尼崎市青少年使節団の団員10人が、8月4日から8日までの日程で中国の友好都市鞍山市を訪問しました。鞍山市との派遣交流は平成25(2013)年から始まり、本市からの派遣としては5回目となる今回は、音楽をテーマに交流を行いました。団員達はホストファミリー宅にホームステイしながら、音楽交流会、伝統文化体験、観光地見学など盛りだくさんの交流プログラムに参加しました。
8月4日(月曜日) <滞在1日目>
出発の日は朝から天気に恵まれました。皆笑顔で関西国際空港から出発です。
鞍山市に到着すると、各団員のホストファミリーが大きな花束と団員のネームプレートを持って待っていてくれました。ホストファミリーの笑顔に心がホッと緩む瞬間です。
8月5日(火曜日)<滞在2日目>
【玉佛苑見学】
朝からの雨は上がり、世界最大の玉佛が安置されている玉佛苑を訪れました。
【料理交流会】
午後は鞍山市高新区実験未来学校を訪れ、現地の学生たちと餃子を作りました。先生の手元を見ながら、見よう見まねで餃子を包んでいきます。その後は全員でにぎやかに昼食を食べました。
【鞍山市・尼崎市青少年音楽交流会】
今回の訪問のテーマは音楽です。交流会では、日本と中国の童謡「さくらさくら」と「茉莉花」をそれぞれの国の言葉で合唱しました。
尼崎市からのプログラムとして、団員達は何度も練習を重ねたダンスと歌を披露しました。
交流会の中では団員が特技を披露する場面もありました。広い舞台での演技は少し緊張しましたが、鞍山市の学生からは大きな拍手が沸き起こりました。
鞍山市の学生たちも、中国舞踊から民族楽器の演奏、そして日本のアニメの楽曲に至るまで幅広く披露してくれました。
音楽交流会の最後には、団員一人ひとりが事前に準備した資料を基に、それぞれが想う尼崎の魅力を紹介しました。
音楽交流会には、両市あわせて170人を超える学生が参加しました。参加した団員たちは、音楽が言葉や国境を超えて人と人とをつなぐ力を持っていることを、自らの体験を通して実感することができました。
【表敬訪問】
夕方には鞍山市の杜副市長を表敬訪問しました。
【歓迎夕食会】
鞍山市主催の歓迎夕食会へ出席しました。夕食会では大きな円卓に全員が着席して、本場の料理を堪能しました。
8月6日(水曜日)<滞在3日目>
【千山ピクニック】
朝からホストファミリーの学生たちと、鞍山市で最も有名な観光地である千山を訪れました。
3日目ともなると、言語の壁はなくなり、青少年同士すっかり仲良くなりました。
お昼はホストファミリーが用意してくれたサンドイッチや果物を皆で美味しくいただきました。
【伝統文化体験】
午後は、鞍山師範学院国際交流学院にて伝統文化体験に参加しました。先生の指導の下、型紙に沿って絵を切り出していきます。
ホストファミリーの学生と一緒に書道にも挑戦しました。一筆ひとふで丁寧に書いていきます。
団扇染めも体験しました。染め上げられた団扇に個性が光ります。
8月7日(木曜日)<滞在4日目>
【ホストファミリーとの一日】
4日目は終日ホストファミリーと過ごし、家族とお出かけしたり、同世代の学生と連れ立ったりして、一日を過ごしました。
鞍山市の街中での散策も貴重な体験です。
「やっぱり子どもが一番なのよ。」とのホストファミリーの言葉どおり、団員達は滞在中に家族の一員として、温かく迎え入れていただきました。
8月8日(金曜日)
朝4時半の出発にもかかわらず、ホストファミリーや鞍山市政府の皆さんが見送りに駆けつけてくださいました。団員たちは、また必ず鞍山市へ戻ってくると心に誓いながら鞍山市を後にしました。
帰国報告会
8月20日に行われた市長への帰国報告会では、団員一人ひとりが鞍山市での滞在を振り返り、それぞれの感想を述べました。市長からは、両市の友好の懸け橋として尽力した団員たちに激励の言葉が贈られました。今回の交流を通して生まれた絆が、これからもずっと団員たちの未来を輝かせる大きな力となることを願っています。 ※写真の逆さピースは、尼崎市と鞍山市の頭文字Aから団員たちが考えたポーズです。
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