「子育てコミュニティソーシャルワーカー日記」令和5年度
印刷 ページ番号1040021 更新日 2024年12月2日
子育てコミュニティソーシャルワーカー日記
尼崎市子育てコミュニティソーシャルワーカー(以下、CSW)は、尼崎市子どもの育ち支援条例に基づき、地域で子どものための活動に取り組んでいる方々や、これから取り組もうとされる方々が活動しやすいように情報提供や、交流の場を設けるなどの支援に取り組んでいます。日ごろの活動を紹介するブログを平成25年1月よりスタートしました。活動シーン、エピソードなどを紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。
あそんで、知って、考える 性のこと
令和6年2月24日 土曜日
3連休となった週末、寒さが再びやって来ましたが、ひと咲きプラザのユース交流センターはいつものようにたくさんのこども達が遊びに来てくれました。当日は尼崎市こども青少年課主催のイベント「あそんで、知って、考える 性のこと」があまぽーと1階で開催されました!こども達にからだとこころの大切さを学んでもらうために、性について遊びながら、知ってもらい、考えるイベントです。
5~6人の中高生の若者がテーブルで楽しんでいるカードゲーム「ここからカルタ」は「プライベートゾーン」、「結婚」等のキーワードがあるカルタを取りながら、こども達が「こころ、からだ、そして性のだいじ」を学びます。笑い声と共に中高生の若者はしっかりと自分の意見や気持ちを伝えていました。ソファーのあるコーナー「プライドカフェ」ではLGBTQ+の当事者の方が参加者とゲームやおしゃべりでなごやかな雰囲気を作り、気軽に恋愛や気になることを話しやすくしてくれました。「あまがさきユース保健室」のコーナーでは掲示板でこども達に「友達はどう?」「学校はどう?」等を問いかけ、色々な答えを書いてもらいます。「あまがさきユース保健室」は毎週日曜日午後1時00分から午後4時00分まで、あまぽーと1階で相談場所を設けています。からだやこころ、友達や家族の事で気になる事があればぜひ寄ってみて下さい。
当日は地域のボランティアの方がこども達にバルーンを作ってくれました。剣、動物、花のかんむり、お雛人形まで色取り取りのバルーンがあっという間に出来上がり、こども達にプレゼントしてくれました。今回は初めての「性のこと」イベントでしたので、できれば第2回へ!と次回開催を期待しています。
にじっこ夕やけ食堂

会場のコープ園田組合員集会室があります。
令和6年2月14日水曜日にコープ園田組合員集会室で行われているにじっ子夕やけ食堂に行きました。
小学校ではインフルエンザのために学年閉鎖、学級閉鎖されているということで、今日の子ども食堂の参加者の数が心配されました。午後4時半になっても数人しか現れず、来た子どもたちも「いつもの顔が見えないと寂しい。」という声も上がりました。
いつもはお代わりはできないようですが、今日に限ってお代わりOKになり、たくさんの子どもたちがお代わりをしました。3回お代わりする子もいました。
メニューはカレーとバレンタインデーにちなんで手作りチョコブラウニーです。カレーは大人気で子どもたちの大好きなメニューです。隠し味にカラメルが入っているそうです。ブラウニーもお代わりしたがる子どもがいましたが、残念ながらブラウニーは一人一個でした。にじっ子夕やけ食堂にくる子どもたちは話しかけると人懐っこく返事してくれます。少ない参加だったので色々と話ができました。
後半になると大勢が来てくれて、お代わりOKにしなかったら良かったというくらい子どもたちが来てくれました。急遽、ルーを足して何とか全員に食べてもらうことができました。食べ終わると、友達と遊んだりして、ゆったりとした時間を楽しんでいます。次回の子ども食堂を楽しみに帰っていく子どもを送りだすのも嬉しいものですね。
うめぇ~食堂
うめぇ~食堂入り口
令和6年2月10日土曜日に地域総合センター神崎で開催しているうめぇ~食堂に行きました。(「すーちゃん食堂」から「うめぇ~食堂」に名称が変更となっています。)
食事は2人で50食を作られているということで、どうやって50食を提供されるのか興味津々でしたが、30人席が設けられていて、来られる方も時間が集中することなくばらけて来られているので、スムーズに対応されていました。
メニューはハヤシライスとサラダ、ゆでたまごで盛り付けはボリュームたっぷりです。親子で来られる方が多かったですが、友達と来る子どもたちもいました。食券をもらうと、トレイに乗った食事を取りにいきますが、その時に一人一人にスタッフさんが声掛けをして、しっかりあいさつをしているのがとても印象的でした。
トレイに受け取る食事以外に自由にプチトマトとアメリカンチェリーを取ることができ、アメリカンチェリーはとても好評でした。甘さも格別のようです。
町会の回覧で子ども食堂の案内が回ってくるということで高齢者の方も多く参加されていました。
広い会場でゆっくりと食事ができ、のびのびとした雰囲気がとてもいい感じです。隣が公園なので、暖かくなると、公園に来る子どもたちが食事にくる数もこれから増えてくるようです。
みらい食堂
令和6年2月11日日曜日に南武庫之荘5丁目にあるサロン・ド・スプーンで行われているみらい食堂に行ってきました。
毎回、参加されている親子連れが来て、子どもたちは自分たちのお気に入りのブロックや折り紙をそれぞれ取りに行き、食事が出されるまで好きなことをして楽しんでいました。
幼稚園でもバレンタインの時期なので、園はハートでいっぱい飾り付けをしているようで、みらい食堂でもハートを折るのがメインになりました。
一人の女の子が先生になってハートの折り方を教えてくれていました。
食事が準備できると、お片付けもさっとして、切り替えて食べる用意を整えていました。
メニューは人参のグラッセ、プレーンオムレツ、カボチャとちくわの天ぷら、シーフードシチューです。てんぷらは揚げたてで、次から次へと揚げたてを持ってきてもらえます。てんぷらだけでおなかがいっぱいになりそうです。
転勤で一時的に尼崎に住まわれる方も多く、お母さんに地域の子育て情報をボランティアスタッフの方がいろいろとレクチャーしてくださるようです。優しい先輩ママさんがいてくれることがお母さんたちにとっても心強い味方になっているなと感じました。
夕やけ食堂
令和6年2月1日木曜日 元浜南会館で行われている夕やけ食堂に行きました。
武庫川女子大学の先生と学生さんも来られていて、食事前に子どもたちにクイズを出して楽しませてくれていました。
子どもたちの来る時間もバラバラなので、全員が参加できるように3回場所を変えながら実施されていました。
子ども食堂が始まる前に予約を入れに名前を書きにくるのも子どもたちだけで訪れています。30名前後が平均的な参加数になるようですがイベント時には50名を超える参加者で子どもたちの口コミで広がっているようです。小学生の時から子ども食堂に来ていた中学生がイベント時には盛り上げ役を買って出てくれているようです。今日も一人の中学生が参加していて、後片付けを手伝ってくれました。
予約表と出した食数が合わず、予約表に書いていない人を探すと、「常連だから」と返答する子もいましたが、ルールとして守るように教えている場面もありました。
食べているときに「今日で今年度の武庫川大学の学生は最後になります」と来年度はまた違うメンバーに変わることが伝えられると「ええーっ」とあちこちで声が上がりました。勉強を教えてもらったり、一緒に遊んでもらったことがとても楽しかったのがわかります。学生さんたちが帰る時も何度も手を振って別れを惜しんでいました。
お代わりをする子どもも多くおいしそうにお皿を空っぽにしていきます。食器を自分たちで下げるとお菓子をもらい、それもあっという間に食べていました。
食後も午後7時まで宿題をしたり、友達と遊んだりと帰宅時間ぎりぎりまで楽しんでいました。子どもたちだけで、夕食の時間を伸び伸びと過ごしている姿は見ていて思わず顔が緩んでしまいます。素敵な時間を提供して下さるモコモコ倶楽部のみなさまに感謝です。
ゆりかごこども食堂
令和6年1月19日金曜日橘通りにあるゆりかごこども食堂にお邪魔しました。
午後6時になると、お弁当を次々に取りに来られます。
お父さん、お母さんの姿が多いですが、中には、会食をしていた時に参加していた子どもも取りに来ていました。
メニューはおから入りハンバーグ、大根とこんにゃくの煮物、ブロッコリー、トマト、ミカンと色とりどりで、とても食が進みそうなお弁当です。
ゆりかご別館には、遊具や手作りのおもちゃがたくさんあり、会食を再開してほしいという声も上がっています。
お母さんも子どもが遊んでいる間に安心して井戸端会議ができることを望んでおられるようです。
インフルエンザの流行もあり、再開はまだ先になりそうです。
また、みんなでテーブルを囲んで食事したり、遊んだりできる時が来るといいですね。
こども食堂 ねこのひげ
令和6年1月20日土曜日にねこのひげに行きました。
インフルエンザでスタッフが2名抜けるなか、会食とお弁当配布ととても忙しい店内になっていました。いつも会食に参加してくれている子どものアレルギーが改善されたからと久々のハンバーグメニューとなったようです。
ハンバーグの他にから揚げ、スパゲティ、切り干し大根の煮物、白菜のスープとどれもおいしそうです。食べながら、「これ好き」「おいしい」と嬉しそうに言ってくれる子どもを見るのは、とても嬉しくなります。
ジュースかプリンが付けられ、おなかいっぱいになるボリュームです。食後は、お菓子釣りで楽しんでもらいました。
高齢者にもお弁当をお渡しできることが口コミで広がっているようで、○○さんの紹介できましたと言われる方が多かったです。
子どもが食べているのを見て、高齢者さんから「しっかり食べてね」と優しく声かけをしてもらっていたり、世代間交流がさりげなくできているのが、とても微笑ましかったです。
園田北地域ふれあい食堂
令和6年1月21日日曜日に猪名寺会館で行われている園田北地域ふれあい食堂に行きました。
午前11時15分からお弁当の配布が始まりますが、その前に園田北小学校校区内に防災スピーカーでアナウンスが入ります。今日のメニューや開催時間のお知らせが入り、懐かしい光景です。ふれあい食堂だけでなく、自然酵母のパンや無農薬野菜の販売もあり、お得感満載のふれあい食堂です。
メニューは鶏大根、なます、黒豆、ちくわ春巻きと野菜たっぷりのお弁当です。黒豆は丹波産のものを3日かけて炊かれていて、ぷっくりとしてツヤのある見た目からしておいしそうです。ちくわ春巻きにはチーズが入っていたり、海苔が巻かれていたりととても風味豊かです。
ふれあい食堂の案内は当日の放送はもちろん、町内会の回覧でも3カ月分のメニューが載ったものが回ってきます。今回のふれあい食堂の直前に餅つき大会があり、若いお母さん方の口コミで参加する子どもたちが多く、列をなして餅つき経験や出来立てのもちを買っていったそうです。
そこからの口コミなのか、新しく子ども連れの家族がふれあい食堂に買いに来てくれていました。色々な世代の交流がさらに盛んになっていくうれしい期待が持てました。
いくしあ講演会 「子どもの声を聴くってどういうこと?~子どもアドボカシーについて今考える~」
令和5年12月20日 水曜日
あまがさき・ひと咲きプラザのあまぽーと2階ホールで、いくしあ講演会が開催されました。テーマは「子どもの声を聴くってどういうこと?」、講師は曽我智史弁護士です。尼崎市子どものための権利擁護委員会の委員長である曽我弁護士は、尼崎の子ども達の為に日々ご尽力頂いています。
今回の講演では現在の子どもを巡る環境、今年4月に施行された「こども基本法」、そして「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」について、とても丁寧にわかりやすく説明して頂きました。中でも「こどもの意見表明権」のお話は、CSWが深く学びを得ることができ、「子どもの声を聴く」ことの重要性と大人の責任を改めて振り返る時間になりました。講演の後、ひと咲きプラザを誰もが使いやすい施設にするために、小学6年生が取り組んでくれた「ひと咲きプラザプロジェクト」の報告、続いて参加者同士の意見交換が行われました。
これからCSWが地域で子ども達と出会う時、しっかりと気持ちを受け止め、子どもの声を聴いていきたいと思います。
2023年度尼崎こども食堂ネットワーク研修会「こどもとの関わり こんなとき、どうしてるん?」
令和5年12月8日 金曜日
尼崎こども食堂ネットワークさんが2023年度3回目の研修会をすこやかプラザで開催しました。今回は尼崎市こども青少年課と共催となり、地域のこども食堂やこどもの居場所支援をされている方、そして行政職員も参加し、学びと交流の場を持たせて頂きました。
テーマは「こどもとの関わり こんなとき、どうしてるん?」とし、皆さんが日頃こども達と関わる中で、もやもやとかかえている気持ちや困りごとを一緒に考えていこうというものです。講師はNPO法人えんぱわめんと堺/ES副代表理事、有田雅恵さんです。えんぱわめんと堺/ESさんは、20年以上堺市で活動しており、「こどもの人権」が尊重される社会を目指し、様々な研修・ワークショップを地域や教育機関で行っています。まず初めに「こどもの権利って何?」から始まり、「境界線」、「脱学習」の意味や、知らず知らずに身に付いた考え方や思い込みの気付き、傾聴のポイント等をお話し頂き、おとなが学びなおす時間となりました。続いてのワークショップでは3組のグループに分かれ、皆さんが体験した困りごとやもやもやを共有しました。「ある、ある!そんな事あります…。」「今は違うよね、私がこどもの頃は…。」「性についてどう話せばいいのか…。」と身近なエピソードが次々と現れます。最後に各グループの話を全体でシェアをしながら、講師の有田さんから助言を頂きました。
今回の研修会で、こども支援者の方がこども達の現実、リアルな日常と向き合っていらっしゃる姿を更に実感しました。同時に参加した行政職員も含め、参加者が共に学びを深めることができ、CSWにとって大変貴重で有意義な研修会でした。
オレンジリボンフェスタ2023 in あまがさき
令和5年11月12日 日曜日
昨年開催された「こども虐待防止オレンジリボン運動 オレンジリボンフェスタ in あまがさき」が、今年も引き続き尼崎で開かれました!会場は中央北生涯学習プラザ、朝から空が少し曇っていましたが、地域の方が続々と来場してくれました。
プラザではテラス、駐車場、1階から3階までたくさんのブースが出店、尼崎市内の子育て支援団体・グループさんが、オレンジリボンフェスタのテーマ「出会って、笑って、つながって!」に沿って企画・出店して頂きました。小ホールでは和太鼓、演奏、ダンス、紙芝居、演劇、マジックショーと盛沢山のプログラムで、子ども達と大人の笑顔があふれました。
CSWが所属するこども青少年課のブースは「尼崎市子ども・若者の居場所」と題し、市内の居場所マップを掲示しました。学習や遊び、放課後すごせる場所等、大人の見守りの中、子ども達が自分らしく過ごせる場所をご案内しました。また大人も子どもも楽しんでもらうため、バルーンアートを作成。剣やプードルが目の前であっと言う間に出来上がる様子をじっと見つめる子ども、また自分で作ってしまうお父さんもおられます。今回は大学生ボランティアの方もご協力頂き、たくさんのバルーンが子ども達に渡せました!
子育て真っ最中の方、子育てを応援する方、さまざまな立場の方が地域で出会う場がオレンジリボンフェスタです。来年も楽しみです!

みんなで作って、みんなで食べよ!「にこにこランチ」
令和5年11月4日 土曜日
阪急塚口駅北側にあるコープ塚口、週末になるとたくさんの買い物客の方で賑わう中、2階集会室でこども食堂「にこにこランチ」が開催されました。
コープサークルにこにこ食堂さんが主催する「にこにこランチ」では、大人も子どもも一緒に調理をします。今日のメニューはひじきの混ぜご飯、卵とブロッコリー、トマトの炒め物、もやしの味噌汁、そして牛乳寒天。各メニューをお家でも作ってもらえるようにレシピも渡しています。また毎回、当日使う食材の一つを選び、産地や種類、収穫期、どんな栄養があるのか、どんな風に料理をするのか、子ども達が興味を持って学んでもらえるように、食べ物知識のプリントを配っています。レシピに沿ってボランティアの方、保護者の方が調理を開始、子ども達もスタッフに習い調理に参加、そしてお箸を並べたり、出来上がった料理の配膳をします。そして皆揃ってテーブルを囲み、「いただきます!」の声とともに会食を始めます。家族、お友達、そしてお母さん達の話も弾みます。
食事が終わったら皆で食器やテーブルのお片付け、子ども達はフロアの雑巾掛けも丁寧にしてくれました。朝10時から午後1時まであっという間でしたが、最後まで楽しそうな子ども達の笑顔がありました。
「にこにこランチ」はコープ塚口集会室で偶数月第2土曜、奇数月第1土曜の10時から13時に開催しています。参加は予約制ですので、コープこうべ第1地区本部塚口事務所までご連絡をお願いします。
あまっこ食堂in梅プラザ 学習室始まりました!
令和5年度10月21日 土曜日
中央北生涯学習プラザで毎月第3土曜日に開催されるこども食堂「あまっこ食堂in梅プラザ」、今日も多くのこども達、家族連れ、地域の人達がやって来ました。毎回メニューが楽しみで、この日は「鶏のからあげ、スパゲティサラダ、具沢山の温かいお味噌汁、そしてデザートの寒天ゼリー」です。こども達は自分で食べられる分をプレートに盛ります。友達と一緒に食べた後も、頂いたミカンをむきながら楽しそうにおしゃべりをしています。家族で参加する方も多く、おかあさん同志で話がはずむことも!またプラザに来られた地域の方が立ち寄られ、こども達のにぎやかな声の中、笑顔で食事を楽しんでおられます。そろそろ時間も終わりそうな頃、受付に来られた親子の方にスタッフの方が「大丈夫ですよ!入って下さい。」と温かく声掛けをされ、食事の用意をしてくれました。
さて、「あまっこ食堂in梅プラザ」さんは今回から隣の学習室で、こどもの学習支援をしています。朝9時から午前中開催、こども達の宿題や勉強で解らないところを教えてくれる先生もおられます。週末の宿題をここで終わらせて、みんなでいっしょにお昼ご飯をいただくのはいかがですか?お近くの小学生の皆さん、ぜひ宿題を持って来て下さいね。

可愛い折紙を頂きました!
第52回尼崎市民まつり
令和5年10月1日 日曜日
少し秋の風が感じられた朝の中、市民の方が市役所を目指してぞくぞくと集まってくれました。当日は真夜中の大雨で会場グラウンドの状態が危ぶまれましたが、なんと!10時のオープニングまでに回復し、予定通りスタートしました。
オープニングセレモニーでは尼崎市少年音楽隊の合唱隊、あまゆーず、そして尼崎信用金庫音楽部がひとつになり、素敵な歌声を披露してくれました。「こどもひろば」では、ふわふわ尼崎城、ミニ機関車、ボールすくい、くじ引き等、様々な遊びがあふれ、ブースの前は長蛇の列となりました。ステージの「尼崎レンジャーショー」ではたくさんのこども達がレンジャーを応援。最後は一緒に写真を取る時間もあり、きっと思い出のワンシーンになりますね。また16年ぶりのだんじり曳行で、中央中学校のグラウンドに4台の華やかな山車がお披露目されました。
「学生ひろば」では市内の高校生、阪神間の大学生がこどもたちと一緒に遊んだり、工作したり、楽器演奏を教えてもらったりと、ブースが会場いっぱいに広がっています。こども達が普段出会えないお兄さん、お姉さんと共に楽しく過ごせる場所でした。また大学生とこども食堂が協力して、「子どもが食べられるスパイスカレー」のレシピを考案してくれました。ぜひ作ってみようと思います!
今回は4年ぶりの飲食ブース参加となり、午後も途切れることなく市民の方がやって来られました。こども達の笑顔と元気な声があちこちにあふれる、にぎやかな市民まつりが復活したようです。
尼崎インクルーシブプロジェクト 友共知伴(とも・トモ・TOMO・とも)フェスティバル
令和5年8月26日 土曜日
青空の下、大庄北生涯学習プラザで「やりたい!をやってみよう!育てよう!」をテーマに、尼崎インクルーシブプロジェクト 友共知伴(とも・トモ・TOMO・とも)フェスティバルが開催されました。
プラザのテラスから「駄菓子ありま~す!」と元気な声で呼び入れてくれたのは、大庄中学校少林寺拳法部の生徒さんたちです。テラスでは雑貨や野菜、カレーやお弁当、パン等楽しいマルシェがありました。1階に入りスクエアボッチャに挑戦!初心者の私も小さなこどもさんも一緒にゲームに参加し、本気で、でも楽しく体験できました。2階は体験と学習ブースが並び、リラックス体験、手作り体験、不登校支援や場面緘黙、お金のセミナー、そしてプログラミングまであります。和室の畳部屋では親子がカプラに挑戦、自分の身長より高くカプラを摘んだり、様々な形を自由に作り出してとても賑やかでした。3階は広いホールでドローン体験、初めての体験でコントローラの操縦はとても難しいようです。ブーンと空中高く飛ばしたり、丸い的めがけて通過させたり、うまく最後の着陸が出来た時は、会場から大きな拍手が上がりました!また同じホールで行われたビジョンサーキット体験(ビジョントレーニングの運動)には30人以上の参加者が来てくれたそうです。
みんなで色んなことを知り、体験する場所「友共知伴フェスティバル」は、こども達にとって楽しい夏休みの思い出の一つとなりました。また次回開催を期待しています。
あまちゃん・しんちゃん子ども食堂 子ども夏祭り
令和5年8月19日 土曜日
夏休みもあと1週間ほど、まだまだ暑い日が続く中、園田駅北側で「あまちゃん・しんちゃん子ども食堂 子ども夏祭り」が開催されました。主催の「あまちゃん・しんちゃん子ども食堂」は、今年6月から毎月一回、尼崎信用金庫園田支店に隣接する旧社員寮で子ども食堂を開いています。今月はさらに夏のお祭りイベントも行われました。
地域の親子連れの方、園和小学校や近隣のこども達が次々と集まり、金魚釣り、ボールすくいやくじ引きなどでにぎやかに遊んでいます。2階では焼きそば、たこやき、ホットドッグも頂けました。「金魚とめだか両方取った!」「おやつとチューペットもらったよ!」とこども達は大喜び、たくさんのお土産を手にしていました。
「あまちゃん・しんちゃん子ども食堂」は尼崎信用金庫さんが空いている旧社員寮を地域のために使いたい、と考えていたところ、尼崎市社会福祉協議会と園田地区の婦人会の方のご協力があり、子ども食堂として誕生しました。婦人会の皆さんは調理のボランティアを引き受け、前日18日の月1回開催の子ども食堂(カレーライス)に続き、当日もこどもが大好きなメニューを用意して頂き、温かい笑顔で迎えてくれました。また尼崎信用金庫の職員さんもボランティアとして商店街に立って案内をして頂いたり、こども達といっしょに遊んだり、見守りをして頂きました。
「あまちゃん・しんちゃん子ども食堂」は毎月第3金曜日の午後4時から6時迄の開催、中学生まで無料、高校生以上300円です。すでに園和小学校のこども達の居場所となったようで、毎回多くの児童が参加しています。また親子で食事をゆっくり楽しむ方もいらっしゃいます。次回は9月15日(金曜日)午後4時オープンです。お近くの方、ぜひ覗いてみて下さい。
「外国にルーツを持つ子どもたちの架け橋になりませんか?」
令和5年7月15日 土曜日
皆さんの近くに外国にルーツを持つ方は住んでおられますか?
近頃は街中で出会うことも多く、知らない外国語が聞こえるのも、身近な地域の風景となりました。
一方で母国語でない日本語の難しさや文化の違いから、困ったこと、わからないことが外国にルーツを持つ方の日常生活にあります。尼崎市では「外国人総合相談センター」を設け、外国語相談員や通訳機器で皆さんとコミュニケーションを図り、相談を受けています。
さて、子どもたちはどうでしょうか?日本語の日常会話に不自由はなくても、学校の授業が理解できず、授業についていけないことがあります。いったいどうしてでしょうか?そしてどのような支援が必要なのでしょうか?
今回NPO法人スマイルひろばさんは日本語サポート連続講座「外国にルーツを持つ子どもたちの架け橋になりませんか?」を主催しました。講師の金子智子さんは、長らく大阪、尼崎で日本語教師を務め、多くの生徒さんたちと出会い、サポートを続けてきました。
第一回目の当日は日本語の変遷、日本語教育を学びながら、生徒さんたちの悩みや困りごと、文化の違いなどもエピソードでお話し頂きました。
特に印象的だったのは、外国の方にとって「日本語ってなんでこんなに難しいの?」。
日本の義務教育では当然のようにひらがな、カタカナ、漢字、音読み、訓読み、濁点等を習います。これほど時間をかけて書き方、読み方を学ぶのですから、確かに日本語は難しい言語ですね。
この難しさの理由や変遷を、金子さんが丁寧に説明してくれました。
日本語を話していても、日本語そのものの成り立ちや変遷など学んだのは初めてのこと!私にとってはとても新鮮な時間でした。
金子先生はとても明るくユーモアのある方で、大阪弁の語り口が親しみやすく、なごやかな雰囲気で第一回目が終わりました。
次回は7月22日(土曜日)、第三回は7月29日(土曜日)、第四回は8月5日(土曜日)と続きます。外国にルーツを持つ人や外国籍児童支援に関心がある方、多文化共生に興味のある方、一度金子さんのお話しを聞きに来てください。
サンドイッチホーム 親子食堂 おにぎりの日にお邪魔しました
令和5年6月16日金曜日
稲葉荘にある「サンドイッチホーム親子食堂おにぎりの日」に行かせてもらいました。
普段はサンドイッチ屋さんを営業されていますが、月に1回、親子食堂を開催しています。開催日は不定期ですが、インスタグラムで告知されます。
いつもは閉店している時間にたくさんの人が集まっているのを見て、今日は何があるのかと聞きに来られる方もいらっしゃいました。
夕食として、持ち帰れるように、電子レンジ対応の容器に入れられています。店内では飲食できません。
夕食をこどもと食べてもらえるようにと、おにぎりとスープが毎月、提供されています。
夕食の手間がかからないので、いつもは忙しい夕方の時間が、親子食堂の日はお母さんもゆとりができるので、店内で遊んで帰るこどももたくさんいます。お母さんたちは子育てに関する情報交換をしたりして、交流の場にもなっています。
こどもが入れ替わり立ち替わりで、にぎやかな店内です。
お母さんから「帰るよ」と声かけされると、こどもはまだ遊び足りなさそうにしていても、駄々をこねるようなことはなく、帰っていきました。
店内に入らなくても、持ち帰りできるので、気軽に立ち寄れます。
大人もこどもも有料ですが、80食以上準備されて、半分は予約で残りも完売されるほど好評です。
この日は、ミートドリアとコーンスープでした。寒い時期は具だくさんの豚汁とおにぎりだったようです。おにぎりの具も毎回、趣向を凝らしたものものが入っているようです。
寒い時期にも来てみたいと思いました。
地域食堂 ウィル尾浜1 おはまちゃん食堂に行きました
令和5年5月10日火曜日の気持ちよく晴れた日におはまちゃん食堂にお邪魔しました。
住宅地の中にある一軒家で少し迷いましたが、おはまちゃん食堂ののぼりがいい目印になり、たどり着くことができました。
おはまちゃん食堂はバリアフリー部という会を立ち上げ、障害があってもなくてもお互いを知って共有する時間を過ごせる機会を持ちたいと代表の四方さんがおはまちゃん食堂を地域食堂として立ち上げられました。
チラシを近隣にポスティング等をしてきたということですが、なかなかこどもが来てくれないと立ち上げの大変さを話してくれました。
「今日は2人の参加があるだけです」と言われていましたが、「仕事帰りにちょっと寄らせてもらった」と食事はしなくてもお話をするだけという方も顔をのぞかせてくださいました。立花社会福祉協議会の方も来られていました。
代表の四方さんは多才多趣味な方でお話ししていてもいろいろなことを話してくださり、ちょっと寄りたくなるのもよくわかります。
食堂の参加者が少なく、大人は有料で提供しているので私も皆さんの中に入れてもらい、食事をとらせていただきました。
カフェもしていたことがある四方さんの調理はおしゃれでとてもおいしかったです。
メニューはオムライス、コンソメスープ、イワシのオイル漬キャロットラペ、トマトピューレ味ペンネ、ハッシュドポテトと20代の人たちとわいわいと言いながら楽しく食事しました。
仕事帰りによってくださった方も多趣味な方ばかりで、好きなものを聞き出しておすすめの漫画を教えてくださるということもありました。
バリアフリー部の活動で地域食堂の規模を大きくしたものを小田南生涯学習プラザで開催します。20名参加を目標にお手伝いにもたくさん来てほしいとのことですので、気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。
みんなでたこ焼きを作って食べよう!子ども食堂 大庄北学プラ
令和5年4月29日 土曜日
お昼前の11時、大庄北生涯学習プラザを訪れると美味しそうなにおいが漂ってきました。2階に上がり調理室をのぞくと、にぎやかな声とたこ焼き器を囲むこども達の姿がありました。みんながたこ焼き器の生地の中に蛸、ウィンナー、チーズ、天かす等自分の好きな具材を入れ、串を突きながら「もういいかな?」とひっくり返すタイミングを待ち、えいっと返すと上手に丸い形が出来上がりました!「暑い、暑い!」と上着を脱ぐこども、初めてたこ焼き作りを体験したこども、「永遠に食べたいなぁ」と大好きなたこ焼きをほおばるこども、皆楽しそうにたこ焼きを作ります。参加者は0歳の赤ちゃんから小学生、保護者やボランティアの方と年代も幅広く、熱々のたこ焼きを頂きながら皆さんの話が弾んでいます。
主催の尼崎都市美化推進企業組合は大庄北生涯学習プラザの指定管理事業者さんです。以前からこども食堂の立上げを考えていたとのこと、2月にカレーライスを用意してこども食堂をプレ開催しました。今回は「みんなでたこ焼きを作って食べよう!」ということで、こどもも大人も一緒に作ろうというもの。主催の代表理事の方は「やってみないとわからない。まずはやってみよう。」と、大庄北生涯学習プラザで「子ども食堂 大庄北学プラ」を定期的に開催しながら、市内の他地区でもこども食堂の立上げを考えておられます。次回は6月の月末土曜日開催予定です(要予約)。さて6月のメニューは、またみんなで一緒に作って食べるのかも?楽しみですね。
こども食堂 ヤシノキにお邪魔しました

令和5年4月25日(火曜日)
東難波社会福祉連合会館にてこども食堂ヤシノキが開催されました。元気なこどもたちが来てくれていて、楽しそうに友達と遊んでいました。
暖かい日が続き、桜の花も早くに散ってしまった陽気の中で、こども食堂ヤシノキ開催の日は寒暖差が激しく、雨の日となり、参加するこどもたちは少なかったようです。
調理は別の場所でされているので、搬入が少し遅れるアクシデントがありました。「この子、早く帰らないといけないねん」と友達を心配して声かけをしてくれる優しいこどももいました。そんなことを言っている間に、お弁当が届き、子どもたちの歓声が上がりました。
お手伝いとして誘われた中学生と高校生の姉妹がお弁当とは別のパンを配ってくれていました。時間が合えば、調理の方も手伝いたいと頼もしいことも言ってくれていました。
お弁当はキンパ(韓国風のり巻き)で具はニンジン、レンコン、キノコ、お魚ソーセージと彩りも鮮やかでした。こどもたちに具の好みを聞いていくとニンジンよりもレンコンに人気があり、意外という感想が出ていました。キャベツ1個を希望者にと募るとキャベツ好きが5人以上集まり、じゃんけん大会が始まりました。小さい女の子が勝って、嬉しそうに飛び跳ねていました。
見守りの大人の方たちがたくさん来られていて町会長さん、民生委員さん、こども食堂ネットワークさん、中央地域課の職員さんとボランティアのみなさんとお母さん方など、地域で子どもたちを見ていこうという思いが感じられました。
立ち上げて3回目の開催でまだまだ試行錯誤することも多い時期だと思いますが、子どもたちの嬉しそうにお弁当をもらう姿がさらに広がることを切に願います。

水堂きっずくらぶ
令和5年4月8日 土曜日
楽しかった春休みも終わりに近づき、最後の週末となる土曜日の朝に地域総合センター水堂で「水堂きっずくらぶ」が開催されました。会場には人生ゲーム、パズル、駒まわし、折紙やお絵かき道具等、様々な遊び道具が用意され、こども達はスタッフやボランティアの方と一緒に楽しんでいました。悔しくて泣きだしてしまう子、嬉しくて「やったー!」と声をあげる子、「もっとやろう!」とゲームを続ける子、中には黙々と折紙を折っている子、それぞれが自由に好きなことをして過ごしていました。お昼前までにぎやかに過ごした後はスタッフからおにぎり、お菓子が配られ、家に持ち帰ります。
「水堂きっずくらぶ」は水堂小学校のこどもの居場所としてスタートしました。民生児童委員さんが中心となり、地域のこども支援者のご協力を得て、毎月第2・第4土曜日、午前10時から11時半まで地域総合センター水堂で開催されています。土曜日の朝、水堂小学校や近くのこども達、ぜひ皆と一緒に遊んだり、やりたいことをしてみませんか。
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このページに関するお問い合わせ
こども青少年局 こども青少年部 こども青少年課
〒661-0974 兵庫県尼崎市若王寺2丁目18番5号 アマブラリ3階
電話番号:06-6423-9996
ファクス番号:06-6409-4355