農業公園魅力向上計画について

尼崎市農業公園魅力向上計画（令和6年1月策定）

尼崎市農業公園は、市北東部のまとまった農地が残存し自然環境に恵まれた田能地区に、農地保全、農業振興、転作（減反）等を目的として、既存農地も活用して整備した約3.7haの公園です。隣接する猪名川の自然や周囲の田畑の景観とも調和した農業公園内には、芝生広場や竹林とともに、約200本のボタン、約100種・2,000本のバラ、約30種・20,000本のハナショウブをはじめ、サクラ、ウメ、アジサイなどがあり、四季折々の花が楽しめる憩いの公園として、市民はもちろん県内外からも、年間約10万人の来園者が訪れ親しまれています。　　

しかし、開園から40年が経過し、公園施設や景観植物の老朽化が進むとともに、「農業公園」という名称ではあるが、園内に農作業体験ができる田畑はなく、開園当初の目的である「農地保全」、「農業振興」については充分な取組ができていない状況にあります。

平成30年以降、農業公園の活用手法や管理手法など今後のあり方について、来園者等へのアンケート調査や試験的なイベントの実施及び地域や関係団体と協議を重ね検討を行ってきた結果、農業振興の拠点としての活用に加え、市北部の賑わいの創出に向け、農業公園の魅力向上計画を策定しました。

• 農業公園魅力向上計画 （PDF 953.1KB）