第4回特別展「博多~尼崎~京都、中世の港のにぎわい」

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印刷 ページ番号1038732 更新日 2024年9月10日

イベントカテゴリ: 催し・祭り 文化・芸術

黄釉鉄絵盤(大物遺跡出土)写真

 中世の尼崎は、全国から集まる物資を京都などの大消費地に送る中継地として栄えていました。しかし、尼崎に大きな流通拠点があったことは、あまり知られていません。

 尼崎では奈良時代以降、海岸線の南進に伴い、神崎川河口部に新地(長洲、杭瀬、大物)が形成され、淀川水系で都とつながった諸港湾が誕生しました。なかでも、平安時代後期に港湾として発達した大物は平氏政権全盛期以降、中国(宋)との貿易品や国内の年貢などが行き交う物資流通の一大中継地であったと考えられています。

 今回の特別展では、輸入陶磁器や瀬戸内海を中心とした全国各地の土器等、港湾に関わる資料が発見された大物遺跡の出土資料とともに、同じく物資の集散地であった九州の博多や京都の遺跡から出土した輸入陶磁器等を交えて、中国(宋)、博多、尼崎、京都を結ぶ日宋貿易や、瀬戸内海を中心とした国内流通を支えた港と尼崎のつながりについて振り返ります。

 あわせて、中世の尼崎が現在と同じく交通の要衝として発展を遂げ、人々が行きかう活気あふれる歴史をもっていたことや、尼崎が豊富な文化財が現存する歴史豊かなまちであることを広く紹介します。

開催期間

2024年10月1日(火曜日)から2024年11月30日(土曜日)まで

開催時間

午前9時 から 午後5時 まで

入館は午後4時30分まで

対象

一般

開催場所

尼崎市立歴史博物館 3階 企画展示室・展示学習室

費用

不要

関連事業

尼崎市立歴史博物館第4回特別展記念講演会「富が動く、人が動く 中世流通の考古学」

滋賀県立大学人間文化学部教授 佐藤 亜聖先生に、富が動く、人が動く、中世流通の考古学について講演して頂きます。

指輪(平安京左京九条三坊九町跡 烏丸町遺跡出土)写真

開催日
2024年10月13日(日曜日)
開催時間
午後2時から午後4時まで
場所
尼崎市立歴史博物館 3階 講座室
申込

必要

10月5日(土曜日)から、電話・ファクスで受付

問い合わせ

及び申込先

尼崎市立歴史博物館 文化財担当

電話 06-6489-9801

ファクス 06-6489-9800

受講料
無料
定員
80名(先着順)

ギャラリートーク

日時

10月6日(日曜日)、26日(土曜日)、11月10日(日曜日)、23日(土曜日・祝日)

各日午後2時から午後3時

会場
尼崎市立歴史博物館 3階 企画展示室・展示学習室
参加料
無料
申込
事前申込不要
定員
各20名(先着順)

ワークショップ-人形劇-ペープサート「名月姫-尼崎で生まれた姫のお話-」

日時

2024年11月10日(日曜日)

午後3時から午後4時まで

会場
尼崎市立歴史博物館 3階 講座室
参加料
無料
申込
事前申込不要
定員
20名(先着順)

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育部 歴史博物館
〒660-0825 兵庫県尼崎市南城内10番地の2
電話番号:
06-6482-5246(企画担当・史料担当)
06-6489-9801(文化財担当)
06-4868-0362(埋蔵文化財専用)
ファクス番号:06-6489-9800
メールアドレス:
ama-rekihakubunka@city.amagasaki.hyogo.jp(文化財担当)
ama-chiiki-shiryokan@city.amagasaki.hyogo.jp(史料担当)