カンピロバクターによる食中毒に注意しましょう

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印刷 ページ番号1034712 更新日 2024年1月29日

 カンピロバクターによる食中毒は国内で最も発生件数の多い細菌性食中毒です。
 カンピロバクターによる食中毒予防のポイントをよく理解し、食中毒を予防しましょう。

カンピロバクター食中毒について

特徴

  • ニワトリやウシ、ブタなどの動物の腸管内に生息しているカンピロバクター属菌に感染することで発生します。
  • 鶏肉はカンピロバクター属菌による汚染率が高くなっていることから、鶏刺しやタタキなどの生又は加熱不十分な鶏肉料理が原因食品となっていることが多いです。
  • 少ない菌量でも発症します。
  • 食品を食べてから発症するまでの潜伏期間が2日から7日と比較的長くなっています。
    (平均2日から3日)

主な症状

下痢、腹痛、発熱、頭痛、おう吐、吐き気で、他の食中毒の症状と似ています。下痢の回数は1日に数回から10回以上の激しい場合も見られます。発熱はおおむね37℃から38℃台ですが、40℃を超える場合もあります。こういった腸炎の諸症状の他、敗血症、関節炎、また、まれに手足の麻痺、顔面神経麻痺、呼吸困難等を起こすギラン・バレー症候群などを発症する場合があることが指摘されています。

予防方法

  • 鮮度に関わらず、食肉(特に鶏肉)は中心部まで十分加熱(75℃、1分以上)し、生食は避けましょう。
  • 生肉を扱った調理器具類は十分に洗浄・消毒しましょう。
  • 生肉に触れたあとは、手指を十分に洗浄・消毒しましょう。
  • 生肉を扱う調理器具はサラダ用の野菜などの加熱せずに食べる食品を扱う調理器具とは使い分けるようにしましょう。

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このページに関するお問い合わせ

保健局 保健部 生活衛生課(尼崎市保健所生活衛生課)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
電話番号:
06-4869-3017(環境衛生及び墓地、斎場に関すること)
06-4869-3018(食品衛生に関すること)
ファクス番号:06-4869-3049
メールアドレス:ama-seikatsueisei@city.amagasaki.hyogo.jp