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印刷 ページ番号1006716 更新日 2020年8月3日

尼崎城下風景図


 猪名川と武庫川という二つの流れが育んだ尼崎地域には、海・川と大地の産み出す豊かな実りを求めて、原始より人々が居住しはじめました。やがて、古代から中世にかけては、大和・難波・京といった政治・経済の中心地と、西国・瀬戸内を結ぶ海陸交通の要地として、尼崎の地は栄えました。さらに近世には、大坂の西の備えの城下町として発展し、近代には日本有数の工業都市となるなど、歴史のなかで常に重要な位置を占めてきました。

 私たちは、この長く築かれてきた尼崎の歴史を、広く現在と未来の市民の皆さんに伝え、さらには、尼崎に関心を持つすべての人々に、知っていただくことが重要と考えます。なぜなら、現在の本市が直面しているさまざまな都市課題を解決し、21世紀に向けてあらたなまちづくりを進めていくためには、地域に対する幅広い理解と認識を養い、愛着心を育み、歴史的経過と事実に立って、地域が一体となって取り組んでいく必要があると考えるからです。(平成8年発行『尼崎地域史事典』序文より)

大尼崎鳥瞰図


そんな尼崎の歴史をご紹介します。


写真上:江戸後期「尼崎城下風景図」(尼崎市教育委員会所蔵)尼崎市指定文化財
写真下:昭和8年(1933)牧生騏画「大尼崎鳥瞰図」(尼崎市立地域研究史料館所蔵)

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