尼崎市自転車ネットワーク整備方針

1．経緯

　本市は、東西5km、南北10kmの高低差がほとんどない平坦な地形で、住宅も密集し、鉄道駅も13駅あるという特性から、移動手段として自転車の利用率は全国的にも非常に高く、自転車は市民の暮らしに欠かせないものとなっています。

　また、最近では、健康志向の高まりなどから全国的に自転車利用が増加しており、その一方で、交通ルールを守らない危険な自転車による事故も増加し、高額な賠償事例も発生しています。このような状況を受けて、警察庁は、自転車も「車両」であることを徹底し、「自転車は原則として車道へ！」と通行ルールの方針転換を図りました。

　このような背景から、国・県・市及び警察が協力し、尼崎市内における安全で快適な道路環境を整備するための基本的な考え方として、「尼崎市自転車ネットワーク整備方針」を平成27年3月に策定しました。

　その後、国が策定している「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が平成28年7月に改定されたことに伴い、平成30年10月に「尼崎市自転車ネットワーク整備方針」を改定しましたが、平成31年4月に自転車に関する道路構造令の改正が施行されたこと、および前回改定から市事業も進捗していることから、ネットワーク路線の見直しや追加を行うため、令和5年3月に「尼崎市自転車ネットワーク整備方針」を改定しました。

2．整備方針の内容

　「尼崎市自転車ネットワーク整備方針」は、「尼崎市自転車のまちづくり推進計画」の基本方針の1つである自転車走行空間の整備等を担う個別計画の位置づけであり、自転車走行環境の整備を推進し、歩行者・自転車の安全・快適化を図るものです。

• 尼崎市自転車ネットワーク整備方針（令和5年3月） （PDF 11.9MB）
• 尼崎市自転車ネットワーク図（令和5年3月） （PDF 368.8KB）

3．令和4年度改定の概要

　平成27年3月に「尼崎市自転車ネットワーク整備方針」を策定し、平成30年10月に改定を行っておりますが、その後、自転車に関する道路構造令の改正が施行されたこと、および前回改定から市事業も進捗していることから、ネットワーク路線の見直しや追加を行うものです。

• 尼崎市自転車ネットワーク整備方針（改定の概要） （PDF 434.9KB）