まちづくりのPDCAサイクル

ポスト
シェア
LINEで送る

印刷 ページ番号1017166 更新日 2023年9月1日

施策評価を起点としたPDCAサイクルの考え方

PDCAサイクル

 本市では、令和5年度を開始年度とする第6次尼崎市総合計画を策定しており、まちづくりにおけるさまざまな分野ごとの取組の方向性を「施策」として設定しています。

 総合計画にもとづくまちづくりを着実に進めるにあたり、施策の成果や課題・今後の取組方針などを振り返り評価する「施策評価」を毎年度実施しています(Check)。また、施策評価実施時には、行政活動の最小単位である事務事業の進捗状況等を「事務事業シート」で振り返っています(Check)。

 予算編成にあたっては、施策評価結果を踏まえた編成方針を発信し(Action)、市民意見聴取プロセスや議会の決算審議で意見(提言)をいただいています(Action)。そして、次年度に重点的に取り組んでいく項目を示した上で予算を編成し(Plan)、年度当初には各局において、その年度に取り組むべき重点課題事項を公表して(Plan)事務事業の実施につなげていく(Do)といった、PDCAサイクルを回しています。

1. 施策評価(Check)

 総合計画にもとづくまちづくりを着実に進めるにあたり、施策の成果や課題・今後の取組方針などを振り返り評価する「施策評価」を毎年度実施しています。

 令和5年度の施策評価については、第6次総合計画前期まちづくり基本計画(以下、「前期計画」)にもとづく評価を実施しています。

 「前期計画」のまちづくり全体の進捗を確認する「総合指標」の分析を行うとともに、「主要取組項目」について、施策間の連携を意識し評価を行いました。
 また、それらの評価や市民意識調査結果をもとに、第6次総合計画のありたいまち「ひと咲き まち咲き あまがさき」に対する市の現状を踏まえ、俯瞰的な視点から強化する取組について、「総合評価」を行っています。

2. 事務事業シート(Check)

 本市では、より効果的な行政運営に資することを目的に、市が実施している事務事業の成果を客観的な指標(数値化されたもの)などを活用して評価し、その評価結果をもとに事務事業の見直しを実施しています。

 事務事業シートは施策評価(担当局評価)の基礎資料と位置付けており、PDCAサイクルのC(Check)に相当する自己点検ツールとして事業の振り返りに活用するとともに、施策評価結果を事務事業シートに反映させることで、事務事業シートと施策評価との関連を高めています。

3. 予算編成方針の発信(Action)

 施策評価結果を踏まえ、PDCAサイクルを意識した選択と集中を図る予算編成方針を発信します。

4. 市民意見の聴取(市民意見聴取プロセス)(Action)

 

施策評価結果及び予算編成方針について、市民意見聴取プロセスに基づき、市民の皆様のご意見を募集しています。

【令和5年度のスケジュール】

 ステップ1:市民意見聴取に係る施策の概要及び政策形成プロセス計画書の公表  9月1日(金曜日)から

 ステップ2:市民意向調査の実施 9月1日(金曜日)から10月31日(火曜日)まで

 ステップ3:意見公募手続(パブリックコメント) 12月下旬から1月初旬まで

 ステップ4:最終的な市の案を策定

 ステップ5:意見公募手続(パブリックコメント)結果の公表

 また、上記のスケジュール以外でも、随時、まちづくり提案箱でご意見を募集しています。

5. 主要事業の策定(Plan)

 新規・拡充事業、改革改善項目について調整を行い、次年度向けの予算案において、特に重点的に取り組む項目や行財政改革の取組を主要事業としてまとめています。

6. 重点課題事項の公表(Plan)

 年度当初に、幹部職員より今年度取り組むべき事項、問題意識、課題や組織目標などの抱負を発信しています。

関連情報

このページに関するお問い合わせ

総合政策局 政策部 政策推進課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁北館4階
電話番号:06-6489-6124
ファクス番号:06-6489-6793
メールアドレス:ama-gyosui@city.amagasaki.hyogo.jp