光化学スモッグへの対処方法など

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印刷 ページ番号1003894 更新日 2024年2月20日

光化学スモッグとは

 工場や車などにおける燃料の燃焼に伴う排出ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素が、高い気温と強い太陽光により光化学反応を起こして発生する、光化学オキシダントと呼ばれる酸性物質が集まってできたスモッグ(煙)のことです。

どんな時に発生しやすいの

 特に気温の高くなる5月から9月にかけて、日差しが強く、気温が高く、風の弱い日に発生しやすい傾向にあります。

どんな被害があるの

 目がチカチカしたり、喉が痛くなったり、息苦しくなったりすることがあります。
 平成15年以降、兵庫県では光化学スモッグによると思われる被害は報告されていませんが、思い当たる症状がある場合は医師にご相談ください。

どう対処すれば良いの

 兵庫県では4月下旬から10月中旬までを光化学スモッグの特別監視期間としており、期間中に光化学スモッグの発生が予想される場合には広報等を発令しています。
 その場合は、屋外活動を控える等の対応をお願いします。

広報等の発令情報はどうしたら分かるの

 次のような方法で周知を行っています。

  1. 兵庫県の発令メール配信
  2. 開館中の公共施設で広報板を掲示
  3. 市政記者への情報提供(平日のみ)
  4. 市役所本庁舎での庁内放送(平日のみ)
  5. 市ホームページの緊急情報への掲載(平日のみ)

 兵庫県のメール配信サービスに登録すると、発令情報を知ることができます。下記のリンクから「発令メール配信サービス」にご登録をお願いします。

 なお、メール配信は登録された年度のみ有効です。毎年度登録が必要になる点、登録・情報料は無料ですが通信料は登録者の負担になる点にご注意ください。

 また、発令情報は下記のリンクにある「光化学スモッグ発生状況」から確認することができます。

発令の種類と基準について

 光化学オキシダントの濃度等を基準に、四段階に分かれています。

発令の種類と基準

種類

基準

 予報  オキシダント濃度が注意報の基準に達するおそれがあるとき
 注意報

 オキシダント濃度の一時間平均値が0.12ppm以上となり、その濃度が継続すると認められるとき

 警報

 オキシダント濃度の一時間平均値が0.24ppm以上となり、その濃度が継続すると認められるとき

 重大警報  

 オキシダント濃度の一時間平均値が0.40ppm以上となり、その濃度が継続すると認められるとき

光化学オキシダントの濃度を知りたい

 下記のリンクにある「ひょうごの大気環境」から確認することができます。
 または、当課にご相談ください。

市はどのような対策をしているの

 普段の大気汚染防止対策とは別に、光化学スモッグに係る広報等が発令された場合は、市内の主要工場へ使用燃料削減の要請等を実施しています。
 また、私立幼稚園等への情報提供や、万が一の被害発生時に備えた救急体制の構築も実施しています。

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このページに関するお問い合わせ

経済環境局 環境部 環境保全課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館9階
電話番号:06-6489-6305
ファクス番号:06-6489-6300
メールアドレス:ama-kogai@city.amagasaki.hyogo.jp