ガスこんろの火やローソクの火が服の袖に移り大やけどを負った事例

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印刷 ページ番号1025484 更新日 2024年2月2日

ガスこんろの火に服の袖が!

着衣着火

自宅の台所で、枝豆を茹でようとガスこんろで鍋に火をかけ、塩を取るために腕を伸ばしたところ、こんろの火に袖が接触し、腕から胸まで火が燃え移っていることに気付いた。

慌ててお風呂場のシャワーで水をかけたが、大やけどを負った。

仏壇のローソクの火が袖に!

ぶつだん

自宅で、仏壇にローソクを灯し、線香を近づけたところ、着ていた服の袖がローソクの炎に接触した。

気が動転し、しばらく動けず、服の背中側まで燃えているところを家族が発見し、急いで浴槽の水をかけて火を消した。

着衣着火

調理中のガスこんろの火や仏壇のろうそくの炎などが、着ている服に燃え移る現象を「着衣着火」と言います。

着衣着火により大やけどを負い、最悪の場合死に至ることもあります。

 

 

対策

袖のゆったりした服やもこもこ素材の服を着て調理しない

自分の衣服が燃えるとすぐに気付きそうなものですが、ゆったりしたデザインのものや、分厚い素材の服に火がついても意外と気付きにくく、気付いた時には燃え広がっているということがあります。

袖や裾が広がっているデザインの衣類やマフラー、ストールなどは、火を使う際は身に着けないようにしましょう。

あわてず ストップ・ドロップ&ロール!

ストップ

衣服に火が着いてしまったとき、消火器や水による消火ができない場合は、「ストップ(走り回らず)、ドロップ(その場に寝ころび)、ロール(転がる)」を行います。

はたいたり、たたくだけでは火は消えにくいため、燃えている部分を地面にこすりつけることにより窒息消火させ燃え広がりを防ぐ目的があります。

防炎製品の使用

エプロン

パジャマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防炎製品は、炎が触れても燃え広がりにくい素材が使われています。万が一、炎に接触してしまっても、自己消火性があるため容易に燃え上らず、大参事を防ぐことができます。

 

このほかにも、アームカバーやふとん、カーテンなどの防炎製品もありますので、衣類に限らず、日常用品にも取り入れることで火災が起こったときに被害を最小限に抑えることができます。

このページに関するお問い合わせ

消防局 予防課
〒660-0881 兵庫県尼崎市昭和通2丁目6番75号 尼崎市防災センター4階
電話番号:
06-6481-3964(予防担当)
06-6481-3965(危険物担当)・(査察担当)
ファクス番号:06-6483-5022
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