JR尼崎駅北第一地区第一種市街地再開発事業

事業の概要

事業の名称

阪神間都市計画事業JR尼崎駅北第一地区第一種市街地再開発事業

施行者

住宅・都市整備公団

地区の所在地

尼崎市潮江1丁目、2丁目及び浜2丁目、3丁目

事業のタイプ

道路整備・住宅供給型

権利変換のタイプ

地上権非設定型（法第111条）

地区面積

1.96ヘクタール

総事業費

約17,359百万円

地区の状況と整備の方針

　JR尼崎駅北地区は、尼崎市東部市街地の中央に位置し、工業地域と住居地域が隣接し、また市内でも比較的規模の大きい商業集積があり、重要な生活中心地になっている。
　しかし、当地区は戦災を受けておらず、戦前からの老朽住宅が密集しているうえに、戦後、商店や市場の急激な集中化がおこったため、立地条件に見合う土地利用がされておらず、道路等の公共施設も未整備のままとなっていた。
　地区内の施設は、そのほとんどが低層、高密度で防災的にも危険であるため、建築物の不燃化と公共用地の確保が急務とされている。よって、再開発事業と併せて、密集住宅市街地整備促進事業の導入により、その再開発効果を高めていた。
　第一地区については、JR尼崎駅北地区の東北地区部分、約2.0ヘクタールの住商混在地区で、公共施設が不足し、住環境・商業環境ともに未整備のままとなっていた。
　整備の方向としては、公共施設の整備、商業振興、住宅需要の対応を行い、土地の合理的かつ健全な高度利用を図る。
　施設建築物は4棟を建設し、地上14階、建築延床面積約43,000平方メートルで主要用途は1・2階が商業、業務、3階以上の階に住宅293戸も設けた。

事業の経過

• 都市計画決定告示
  昭和62年8月14日
• 事業計画決定公告
  平成2年7月11日
• 権利変換計画認可公告
  平成3年7月11日
• 建築工事着工
  平成3年11月22日
• 建築工事完了公告
  平成6年3月25日