アウクスブルク市の活動日記

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ページ番号1018702 更新日 令和1年12月13日

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5月9日(木曜日)ドイツ・アウクスブルク市 滞在1日目

6年ぶりのアウクスブルク

6年ぶりのアウクスブルク


 姉妹都市提携60周年の記念式典等に出席するため、ドイツ・アウクスブルク市に行ってきました!アウクスブルク市訪問は、平成25年以来6年ぶりです。市立尼崎、双星高校の吹奏楽部30名、市民団のうちの大正琴グループ「万華鏡」の皆さま、そして教育長、議長とともに、関西国際空港を出発。この春から直行便が就航され、ミュンヘンまで約12時間です。



 

尼崎通り


 ミュンヘンでは、姉妹都市の縁を結んでくださったヤンマー株式会社の山岡社長をはじめとする皆さま、日独交流を支援するためにヤンマーが設立された山岡記念財団スタッフの方々、ヤンマーの生産拠点があり本市とともにアウクスブルク市と姉妹都市提携している長浜市の派遣団の皆さまと合流。フライトも予定通り順調で、夕方にはバスでアウクスブルク市内に到着しました。




 

公文書館

公文書館


 前回の訪問時に、まさに今から建築が始まるという公文書館の起工式に参加したので、今回は完成した公文書館をぜひ見学したいと無理をきいていただきました。古い資料を修復する技術や機材も充実していてうらやましいかぎり。尼崎市からお渡ししていたパンフレットや贈ったアルバムなどを出してくださってました。


 

公文書館


 しかし!姉妹都市提携の締結書のドキュメントがどこを探してもないのだそうです。すぐに日本に連絡をとったところ、尼崎市には保管されていることが確認できました。ホッ。もちろん締結書の有無にかかわらず、60年にわたって培われてきた私たちの交友関係は本物です!


 

ウェルカムディナー

ウェルカムディナー

 ホテルから夕食にご招待いただいたレストランに徒歩で向かう途中、ケーニヒスプラッツ(バス・トラムのハブ)を経由してもらいました。アウクスブルク市では中心市街地への車の乗り入れが制限されており、公共交通の利便性をより高めるために、ハブ機能を強化する工事をこれから進めていくんだという話を前回聞いていたので、またまたお願いしました。本当に頻繁にバスやトラムが行き交い、多くの方が利用されていました。ちなみに、サッカーの試合があるときはライトアップされるそう。

 

ディナー


 そんなこんなで到着したレストランでは、市長公室シティディレクターのフランク氏が出迎えて下さり、アウクスブルク市職員の皆さん、尼崎市、長浜市のメンバーで交流を深めました。





 

5月10日(金曜日)ドイツ・アウクスブルク市 滞在2日目

MANミュージアム

MANミュージアム


 ヤンマー株式会社が小型化に成功したディーゼルエンジンを最初に開発したMAN社。ディーゼル博士の発明に敬意を表したヤンマーの山岡孫吉氏が庭苑を寄贈されたことを契機に両社の親交が深まり、それぞれが拠点を置く都市同士も姉妹都市となりました。



 

mannsya

 今回は、MAN社のミュージアムと工場視察、そして職業訓練施設の見学もさせていただきました。さすがドイツはものづくりの国!人材育成システムの充実ぶりを実感しました。文化交流だけでなく、ものづくり分野でもぜひ学生同士の交流を進めたいと思いました。
 その後、前回も訪れたディーゼル記念石庭苑、ヴィッテルスバッハー公園を見学。ディーゼル記念石庭苑は同じものをヤンマーの尼崎工場内にもつくっていらっしゃいます。


 

グリーブル市長招待によるランチ

グリーブル市長招待によるランチ

 宿泊ホテルにてアウクスブルク市の、Dr.グリーブル市長、ヴェーバー副市長、Dr.キーファー副市長らとの昼食会。市議会議員の方々や独日協会会長も同席され、親交を深めました。ヤンマーの創立100周年に来日、前回の私のアウクス訪問時にも大変お世話になったヴェーバー女史は当時は経済政策担当局長を務める市会議員でしたが、今は副市長。実はグリーブル市長は今期限りで引退される予定で、次の3月の市長選挙にはヴェーバーさんが後継者として出馬予定なのだそう。もちろん、こういうことはあくまでランチでの話・・・。


 

水の塔

水の塔


 歴史的建造物でもある水の塔を見学。街の人々の生活環境や、設備の技術的進歩に伴う、貯水、配水の歴史を学びました。前回訪問時は「環境(と経済の両立)」をテーマに視察を組んでもらい、水源地の森林と自然を利用した浄水システムを見学したのですが、今回の水の塔も大変見応えがありました。


 

水の塔


 さすが、ユネスコの世界遺産の登録を目指しているアウクスブルク市の水システムです。日本でもそうですが、先人たちの技術力には本当に驚かされます。市の皆さんがそれに誇りを持ち、今後もそれを支えていこうと考えていることが伝わってきました。


 

「まちの風景」写真展

「まちの風景」写真展

 メインイベントである記念式典に先立ち、市役所ロビーで開催されたザラ・ヘントリジアクさんの写真展のオープニングイベントに出席。ザラさんは、山岡記念財団のご支援で昨年からスタートした若手アーティストの交流事業で尼崎市を訪れ、本市のA-Lab(あまらぶアートラボ)で写真展を開催してくれた写真家。今回も尼崎市で撮影したまちの風景が展示され、感激でした。この事業はアウクスからの使節団がA-Labを訪れ、同じような若手現代アートの展示会をアウクスでもやってるから乗り入れできたらいいね!という話が出たことから実現。関係者の皆様、山岡財団の皆様に心から感謝です!
 ちなみに私の着物はGWに着付けを猛特訓。帯まではマスターできなかったのですが、なんと日本文化に親しんでいるドイツ人の女の子2人が手伝ってくれました!

 

姉妹都市提携60周年記念式典

姉妹都市提携60周年記念式典

 アウクスブルク市と尼崎市、長浜市の姉妹都市提携60周年記念式典。場所はもちろん、何度見ても圧巻の市庁舎の黄金の間です。グリーブル市長がご挨拶で、60年という節目が日本では還暦として大きな区切りであることや、日本が令和という新しい時代を迎えていることなどを紹介してくださり、みんなで長年にわたる友情を祝い噛みしめました。尼崎市からは金属加工会社である株式会社モルファさんによる、アルミから削り出した尼崎城のプレートをお贈りしました。

 

使節団

 そしてこの式典では、尼崎双星高校・市立尼崎高校の吹奏楽部と、アウクスブルク市のザンクト・シュテファン高校の生徒による合同演奏が実現。素晴らしかったです。指揮は大植英次さんに師事してドイツで活躍中の若手音楽家である末岡修一郎氏。なんと尼崎市出身です!こちらも山岡記念財団の多大なるご支援によるものです。
 式典終了後は歓迎パーティー。今年、来尼予定の使節団メンバーとも記念撮影。次は尼崎でお待ちしています!

 

5月11日(土曜日)ドイツ・アウクスブルク市 滞在3日目

大植さんによる公開レッスン・コンサート

大植さんによる公開レッスン・コンサート

 世界的指揮者であり、北ドイツのハノーファー、大阪フィルなどで活躍されている大植英次さん。尼崎市立尼崎双星高校、市立尼崎高校、そしてアウクスブルク市ザンクト・シュテファン高校の生徒たちからなるオーケストラが大植さんの公開レッスンを受け、その成果を披露するという今回のドリーム企画!公開レッスン・コンサートが行われました。曲はワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガ―」。ドイツ語と日本語による大植さんの熱のこもったレッスンは圧巻で、学生たちの演奏レベルも、そして曲への理解が深まる私たち聴衆のレベルも引き上げてくれます。レッスン後の通し演奏が終わると、黄金の間に集まってくださったお客様からスタンディングオベーションと万雷の拍手!素晴らしい演奏と、舞台の上の高校生たちの堂々とした姿には本当に感動しました。彼らにとっても大きな財産となる経験だったと思います。

 

FCアウクスブルク VS ヘルタ・ベルリン

FCアウクスブルク VS ヘルタ・ベルリン


 アウクスブルク市内にあるサッカースタジアム、WWKアレーナへ。グリーブル市長、山岡社長らとともに、FCアウクスブルク対ヘルタ・ベルリンの試合を観戦しました。ヤンマーといえばセレッソ大阪。アウクスブルク市はサッカーでの交流もより深めたいと考えているそうです。残念ながら試合は3‐4で負けてしまいましたが、両チーム譲らぬ点の取り合いに、私たちも大いに盛り上がりました。



 

モーツァルトフェスト・オープニングコンサート

モーツアルトフェスト・オープニングコンサート



 モーツァルトの父、レオポルト・モーツァルトがアウクスブルクの生まれであることから、毎年行われているモーツァルトフェスト。夜はうってかわって、そのオープニングコンサートにお招きいただきました。会場である“小さな黄金の間”は、その名の通り市庁舎の“黄金の間”をそのまま小さくしたようなところ。そんな空間の中で、レオポルト自身が作曲した協奏曲や、息子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのコンサートアリアなどを堪能し、とても贅沢な時間を過ごしました。







 

5月12日(日曜日)ドイツ・アウクスブルク市 滞在4日目

日本春祭り

日本春祭り


 アウクスブルク市の植物園には、1984年に尼崎市から贈った日本庭園があり、広々とした和の空間が広がっています。これだけの広さにも関わらず丁寧に手入れされており、アウクスブルクの方々がこの庭園をいかに大切にしてくれているかが伝わってきます。普段は近隣の方々の憩いの場になっており、ヨガなども行われているそう。

 

鏡開き


 本日は独日協会による「日本春祭り」が開催され、私も参加させてもらいました。あいにくの雨でしたが、雨の日本庭園も趣があり、会場は和太鼓演奏やダンスなどの催し、日本食や着付けコーナーなどで賑わいました。私もこの日のために大正琴を練習し、日本の大正琴の演奏グループ「万華鏡」の方々と一緒に披露しました!


 

カヌーオリンピック競技場

カヌーオリンピック競技場


 午後は、1972年ミュンヘンオリンピックの会場になったカヌー競技場へ。アウクスブルクの発展を支えた「レヒ川」を利用してつくられている競技場です。練習中の選手のパフォーマンスも拝見。そして、ここでも私の希望をもう一つ叶えてもらいました。それは、同じくレヒ川を利用した水力発電所に寄ってもらうこと。
 

 

水力発電所


 前回訪問時にバイオマス発電所を視察して、水力発電所も、とお願いしたらちょうど新しい発電所の建設工事中だったのです。今回、完成した姿を見ることができて喜んでいたら・・・なんと、2日前にミュージアムを案内してくださったMAN社の方が!愛犬の散歩に来られていて、思わぬ再会。こんな偶然があるでしょうか!もう本当に私たちのご縁には、ただならぬものがあります。




 

ザンクト・シュテファン高校の皆さんと

ザンクト・シュテファン高校の皆さんと

 今回、市尼と双星の吹奏楽部の高校生たちは、式典や公開レッスンコンサートで共演したザンクト・シュテファン高校の生徒たちの家にホームステイをさせてもらいました。ドイツで過ごす最後の夜、ザンクト・シュテファン高校をお借りして、ホームステイ先のご家族もお招きしての感謝の集いが、山岡財団のご支援により開催されました。本市の高校生たちがお礼の気持ちを込めて演奏を披露した後は、交流会。絆を深めた若者たちは、60周年を迎えた私たちの友情をさらに発展させていってくれることでしょう。お世話になった皆様、本当にありがとうございました!

 

独日の夕べ

独日の夕べ


 今回のプログラムの最後は、アウクスブルク・インターナショナル(アウクスの国際交流協会)の方々が主催してくださった夕食会、「独日の夕べ」。会場はビール醸造所に併設された素敵なレストランで、私は万華鏡の方々とともに再び大正琴を演奏しました。長浜市の皆様は歌を披露。尼崎市、長浜市の行政関係者と市民使節団も一堂に会して、名残を惜しみつつ交流を深めました。


 

5月13日・14日(月曜日・火曜日)帰国

最終日

 早朝にホテルドライモーレンを発ち、ミュンヘン空港へ。飛行機での移動をのぞくと実質4日間の訪問でしたが、とてもそうは感じられない濃密な時間でした。尼崎市、長浜市の行政使節団と市民使節団、本市からは30名の高校生、ヤンマー株式会社と山岡記念財団の皆様という大規模な訪問となった今回の60周年。お世話してくださったアウクスブルク市のスタッフの皆様は、本当に大変だったと思います。心から感謝します。ありがとうございました。
 60年の重みと、これからもこの友情を大切に引き継いでいきたいとの強い想いを胸に、帰国の途につきました。

 

帰国後

9月20日(金曜日)アウクスブルク市青年使節団来尼

アウクスブルク市青年使節団来尼

 アウクスブルク市からの青年使節団が来日。本日、尼崎市役所にきてくれました。姉妹都市提携60周年記念式典に出席するため今年5月にアウクスブルク市を訪問した際には本当に素晴らしいおもてなしをいただきました。今回の使節団はそのときに顔を合わせているメンバー。表敬訪問の後は双星高校での茶道や書道の体験、寺町や尼崎城見学などが予定されているとのことで、ぜひ尼崎を満喫してもらいたいと思います。ホストファミリーの皆さまはじめ、多くの方々のご協力によって続いている友情です。これからも大切につないでいきましょう!

 

9月24日(火曜日)アウクスブルク市青年使節団とのフェアウェルパーティー

9月24日(火曜日)アウクスブルク市青年使節団とのフェアウェルパーティー

 アウクスブルクからの使節団の皆さんとのフェアウェルパーティーが開催され、受け入れに協力くださったホストファミリー、ボランティアガイドや国際交流協会、ヤンマー、エーデルワイスの企業の皆さんとともに、最後の晩を楽しみました。
 この度アウクスブルク市のウォーターマネジメントシステムがユネスコの世界遺産に登録されたことにちなんで、「水」とともに発展してきた市の歴史を歌やダンス、寸劇で紹介してくれた使節団のパフォーマンスの後は、尼崎市への贈り物として「獅子頭」が!日本では蛇口ですね。アウクス市内にある、口から水が出るライオンの頭のレプリカをつくってきてくれました。
 

フェアウェル

 以前、アウクス市内にある「尼崎通り」の看板のレプリカもいただいたことがあります。彼らのまちを身近に感じることができる素敵なプレゼント、どうもありがとう!こちらからのプレゼントは、5月にアウクスの公文書館を訪れたときに「なぜか見つからない」とおっしゃっていた、私たちが60年前に姉妹都市提携を結んだときの締結書のレプリカ(当時の尼崎市長のサインは薄井市長)です。とても喜んでくれました。使節団の皆さん、無事の帰国をお祈りしています!

 

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