令和5年(2023年) 4月の尼活日記

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印刷 ページ番号1033895 更新日 2023年5月2日

4月30日(日曜日)近松・文楽関連施設視察

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 近松記念館、近松門左衛門の墓地がある広済寺、園田学園女子大学の近松研究所に、文化庁と(独)日本芸術文化振興会の幹部の皆様、文楽を応援する国会議員の皆様が視察に来られ、案内をさせていただきました。
 文楽は重要無形文化財に指定されており、国を挙げて、文楽の維持・発展に努めているところですが、近年は後継者不足の課題があり、どうしたら文楽に興味を持つ方々が増えるのか頭を悩ませているようです。尼崎が「近松のまち」として長らく市民の方々が支えてきたこと、近隣の小学校や大学においてクラブ等で人形浄瑠璃を学ぶ機会が設けられてきたこともあり、そういった取組と国立文楽劇場が連携して、さらなる普及が図れないか、という思いを持っての視察だったようです。
 近松記念館を支えてくださっている地域の皆様、語り部会の皆様、広済寺ご住職、園田学園女子大学の先生方に丁寧にご説明いただきました。ありがとうございました。
 尼崎市内を視察後、私も、文化庁ほか皆さんと一緒に、大阪日本橋の国立文楽劇場まで行かせていただき、義太夫節、三味線、人形遣いの方々からそれぞれ説明を受け、妹背山婦女庭訓の一部を拝見するとともに、研修生からもお話を伺いました。声色、音色、そして人形の動きの機微で、様々な感情や情景を表現する人形浄瑠璃。大変繊細で長い訓練が必要です。養成に大変な苦労と時間がかかることがよくわかりました。
 関西が誇る重要無形文化財ですので、尼崎市としても、秋に予定されている「大近松祭」はもとより、市民の皆様に関心を持ってもらうための取組を進め、国立文楽劇場の皆様とも継続的な意見交換をしていきたいと思います。

4月29日(土曜日)あまがさきグリーンフェスタ

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 あまがさきグリーンフェスタ2023。ギリギリ雨降らずに持ちました。ガーデニングコンテストも開催されました。
 上坂部西公園には温室もあります。尼崎の花ベゴニアも綺麗に咲いています。サボテンはじめ熱帯の珍しい植物もたくさんあります。散策に最高の季節です。皆様、ぜひ足をお運びください!

4月29日(土曜日)統一メーデー

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 本日は統一メーデー尼崎集会。
 来賓として挨拶。働き手の環境改善と成長は車の両輪。その結節点の役割を担っていきます。

4月28日(金曜日)奈良市子どもセンター視察

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 奈良市子どもセンターを視察しました。
 尼崎市も令和8年度の児童相談所設置に向けて準備しています。各部屋の設計、事務所スペースの工夫、各注意点など、「一見は百聞にしかず」です。児童相談所機能だけでなく、発達相談なども含めた、こども家庭総合支援拠点施設と一体型となっている点は、尼崎の構想と同じです。先を走っている奈良市さんの取組を参考にさせていただきます。

4月27日(木曜日)定例記者会見

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 本日は、レクのほか、市長定例記者会見、総合教育会議と続き、非常に慌ただしい一日でした。
 市長定例記者会見では、
 1.暴力団排除に向けた有識者会議を設置
 2.阪神間で唯一、事業化の手法を「委託」や「補助」に限定しない制度(尼崎市民提案制度)
 3.外部専門家から成る『住環境アドバイザリーボード』設置
 4.マナー向上のシンボルマーク募集
 の4件を報告させていただきました。

 1.は、暴力団排除条例の改正も見越した具体的な検討を今年度行います。暴力団事務所がなくなった尼崎、二度と作らせない取組をしっかりと進めます。実務的に詰める点がたくさんあります。法律の専門家も交えて丁寧な議論を進めていきます。
 2.の尼崎市民提案制度は、市民と「協働」で作る事業です。市民が提案した事業が実際の市の政策となっていくという、非常に意欲的な事業です。ぜひ、皆様、様々なご提案をお願いいたします。
 3.の「住環境アドバイザリーボード」は、ファミリー世帯向けの住環境整備に向けた促進策をご議論いただきます。空き家対策、相続支援、敷地面積を少しずつ広げていく取組など、様々な促進策を考えていきたいと思います。
 最後は、4.のマナー向上のシンボルマーク募集です。たばこ、ゴミ、自転車など、市民の皆さんで、マナー向上に向けた取組を啓発していくためのシンボルマークを募集します。新規採用職員もシンボルマークに向けたPR動画に参加してくれました。こちらも、皆様、ぜひ、様々なご提案お待ちしております。
 来年度に向けた様々な取組が動き出します。各分野、着実に検討を進めていきたいと思います。

4月27日(木曜日)表敬訪問

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 兵庫県主催の「ひょうごいいね!お店表彰」で大賞を受賞された三和本通商店街の「じゅうす農園」の濵口さんが挨拶に来てくれました。伊勢神宮にも奉納されたとのこと。
 素晴らしい商品を生み出し、商店街を、若い力で盛り上げてくださっています。本当におめでとうございます!

4月26日(水曜日)兵庫県市長会

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 兵庫県市長会に市長就任後初めて出席しました。
 尼崎市、西宮市、明石市、豊岡市で共同提案した、こども医療費助成に関する国の制度化に関して、各市長間で大激論が行われました。国に制度化を一律で求めるべきでないという意見から、一律で無償化すべきという意見まで、幅広く意見が出ました。各市長がそれぞれの立場や考えから是々非々で議論することは大変良いことだと思います。
 日本の子育て支援額の対GDP比はOECD(経済協力開発機構)加盟国平均以下です。各自治体におけるこども医療費助成も、国は認めておらず、むしろ、こども医療費助成をした自治体に対しては、国民健康保険の国庫負担分を減額調整するというペナルティ措置をしていて、やっと、この減額調整措置を今後撤廃する方向で検討しているという話が出てきているところです。OECD諸国に劣らない子育て支援の充実の観点からは、当然こども医療費助成についても、検討の対象から排除せず、必要な検討を進めるべきです。

4月25日(火曜日)尼崎商工会議所サムライ研究会

050425サムライ研究会

 尼崎商工会議所の「士」業の皆様で構成されるサムライ研究会で講演。
 各士業の皆様には、様々な分野でお世話になっています。ともにまちづくり進めていきます。

4月25日(火曜日)福知山線列車事故追悼慰霊式

050425福知山線追悼慰霊式

 尼崎市長就任後、初めて、福知山線列車事故追悼慰霊式に出席しました。
 2005年4月25日、福知山線において、106名の尊い命が奪われ、また、500名を超える方々が負傷されました。残されたご遺族の皆様に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、今なお怪我で苦しんでおられる皆様に対し、お見舞い申し上げます。
 事故発生当時、消防関係者だけでなく、現場付近の企業関係者、学校関係者など、多くの方々が救急・救助活動に尽力されました。たくさんの尼崎市民が救急・救助活動に関わったことを、市長としてしっかりと胸に刻み、今後も市民の皆様の生活と安全を守るために全力を尽くしてまいります。

4月23日(日曜日)あんだんての会、ボートレース尼崎、「すべては幸せを感じるために」

 本日は、お昼から、尼崎登校拒否児をもつ親の会の懇談に参加しました。かつての当事者の保護者、またはかつての当事者からお話を伺い、制度や予算だけでなく、一人ひとりの教師の対応や、学校の雰囲気づくりの重要性を痛感しました。そして、私の立場からは、ここが最も難しいところです。教師も一人の人間、そして、当然個性や様々な考え方があります。教育委員会の行政研究だけでなく、校内研修や自主的な研修を通じたリフレクション(省察)こそ大事で、こういった雰囲気を市全体で作っていきたいものです。

050423ボートレース尼崎

 その後、ボートレース尼崎の各施設を視察。今後、観覧席などに続き、老朽化した選手用ピットなどの改修が予定されています。また、ボーネルンドプロデュースのMooovi(モーヴィ)も家族連れで賑わっています。地域貢献ということで、価格も低価格に設定されています。家族連れが遊ぶ「にぎわいの場所」としても、認知度が高まっています。

050423すべては幸せのために

 ボートレース尼崎の後は、福祉や子育て関係の団体で共催された「すべては幸せを感じるために」というタイトルのトークセッションを傍聴。私は聞けませんでしたが、滋賀県から来られた、障害者福祉施設でもありアートセンターでもある「やまなみ工房」施設長の山下さんの講演に多くの方が感銘を受けていました。また、地元小学生がこの日のために、可愛らしいデザインのシャツを準備してくれました。ありがとうございます!
 障害をもつ方の個性や強みを活かした芸術作品は、本当に素晴らしい。文化行政の観点からも、インクルーシブ教育の観点からも大変勉強になりました。
 
 夜は、芦屋市長選で当選された高島りょうすけさんのところにお祝いの挨拶に伺いました。阪神・丹波地区の首長選挙の投開票日には、各首長がお祝いに顔を出すの習わしです。全国最年少。ともに切磋琢磨して、元気な阪神地域を作っていきましょう!

4月22日(土曜日)小田太鼓会創立30周年記念祝賀会

050422小田太鼓会

 小田太鼓会創立30周年記念祝賀会に出席しました。
 秋に行われる小田太鼓祭りは、小田地区にある4神社(かつては5神社)の氏子たちが、太鼓台を激しく動かしながら太鼓の腕を競い合うお祭りです。長い歴史のある地域の祭りを皆さんで守り、そして地域防災などのつながり作りに尽力されています。末長い発展を祈念いたします。おめでとうございます!

4月21日(金曜日)表敬訪問

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 ベトナム北部の都市バクザン省の使節団が来日、尼崎を訪問してくださいました。
 産業、そして農業、とりわけ果物の生産が盛んな地域のようです。お互いの発展に向けた意見交換をいたしました。仲介いただいたゴー・チン・ハー在大阪ベトナム総領事に感謝です。

4月20日(木曜日)兵庫・神戸CSの会

050420CSの会

 ホテルオークラ神戸で開催された芸術家の皆さんで構成される兵庫・神戸CSの会で、尼崎の文化行政についてプレゼンさせていただきました。
 尼崎市出身の芸術家の方も多くいらっしゃいました。芸術文化振興における行政の役割は極めて重要です。芸術家の皆さんとともに盛り上げていきたいと思います。

4月18日(火曜日)表敬訪問

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 尼崎市をホームにしているアサヒ飲料クラブチャレンジャーズさんが市長室を訪問してくれました。
 アメフトは日本では実業団中心です。今後、地域に根ざしつつ、アメフトの普及を図り、将来的な収益事業化も視野に入れています。既にこども食堂など、様々な地域貢献もしてくださっています。スポーツは、街を活性化させます。せっかく尼崎市をホームにしてくれています。私自身これからアメフトへの関心を高めていきたいと思っています。

4月17日(月曜日)尼崎あきんど倶楽部懇親会

050417あきんど倶楽部

 尼崎あきんど倶楽部の懇親会で挨拶。市内で商売をされている皆様です。地域活性化のために、皆さん、知恵を絞って様々な取組をしていることがよくわかります。市としても、市内の賑わいを回復できるよう、ともに協力しあっていきたいと思います。

4月17日(月曜日)近松門左衛門関連施設視察

050417近松関連視察

 本日は、園田学園女子大学内にある近松研究所、久々知広済寺にある近松門左衛門の墓地、近松記念館を訪問。
 近松門左衛門は、人形浄瑠璃(文楽)の世界の今でいう脚本家です。東洋のシェークスピアと称されることもあります。近松は、生前、多くの作品を残しましたが、広済寺には、当時、「近松部屋」という部屋があり、そこで作品を書いていたといわれています。作家がホテルにこもって執筆するイメージでしょうか。その意味では、尼崎という土地が、近松門左衛門という巨匠を生み、それが、伝統芸能である人形浄瑠璃を花咲かせたといっても過言ではありません。
 また、市民の力で近松門左衛門を語り継ごうという活動が古くより行われ、近隣の小学校では、クラブ活動で人形浄瑠璃を学ぶなどの取組も盛んです。こういった、地域の力により、近松門左衛門の歴史と伝統が引き継がれています。
 今年は、近松門左衛門没後300周年。秋には近松の功績を広く顕彰する「大近松祭」を開催します。地域の貴重な歴史と伝統を引き継いでいきたいと思います。

4月14日(金曜日)尼崎市法人保育園会歓送迎会

050414法人保育園会

 尼崎市法人保育園会歓送迎会で挨拶。
 保育の分野は、社会保障と税の一体改革、そして、平成27年度からスタートした子ども・子育て支援新制度に始まる待機児童対策の強化などにより、大激動時代を経験してきました。近年では、新型コロナウイルス感染症の中で社会機能を維持させるための不可欠な施設として、そして、尼崎市では未だ増え続けている保育ニーズ、さらには保育士不足と少子化を見据えた経営問題と、様々な課題を抱えています。この4月には、政府では、こども家庭庁が設置され、次元の異なる少子化対策に向け、保育の質の向上、就労要件の撤廃なども議論をされ、こういった取組が具体的に動き出せば、さらなる激動の時代が始まります。
 法人保育園は、社会システムを支える大切なインフラであり、自治体のパートナーとして、手を取り合って社会システムを支えていかなければなりません。尼崎市としても、市民の皆様の保育ニーズを支えられるよう、法人保育園会の皆様と課題を共有しながら、保育の量・質の向上に向けた取組を進めていきたいと思います。

4月13日(木曜日)尼崎商工会議所女性部懇談会

050413商議所女性部

 商工会議所女性部懇談会にお誘いいただきました。「新市長の施政方針を」ということで、資料を準備して説明させていただきました。
 女性部には、長らく市内企業の経営者としてご尽力されつつ、母親としてもご活躍されてきた方がたくさんいらっしゃいます。性別に中立な働き方の実現は、これからの日本の成長のキーであることは間違いありません。先輩方にお知恵をいただきながら、市としても、地域の働き方改革を推進していきたいと思います。

4月13日(木曜日)感謝状贈呈式

050213有野永霧氏

 尼崎市の自然環境保全の観点から実施している「あまがさきの身近な自然写真展」の審査員として、長年ご尽力いただいた写真家、有野永霧様へ感謝状を授与させていただきました。
 工業のまち尼崎と長年言われてきましたが、実は、多様な生物が生き、自然豊かな地域も多いまちでもあります。市民の方々が一生懸命撮影したたくさんの写真を、有野様には長年審査をいただきました。あわせて、写真家として様々な功績を残され、その作品の一部もご寄贈いただきました。ありがとうございました。

4月12日(水曜日)尼崎商工会議所青年部総会・懇親会

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 尼崎商工会議所青年部総会・懇親会で挨拶をさせていただきました。
 新たに就任をされた部会長は、初の女性部会長。尼崎市の若手経営者として、新しい風を吹き込んでいただくことを期待しております。
 青年部は、これまでも、尼崎ちゃんぽん、寺町のまち灯り、ロボカップジュニアなど、市民にとっても記憶に残るような様々な事業を担ってくれています。尼崎育ちで大阪や西宮でお仕事されている方、逆に他市で育ったものの尼崎で事業を営まれている方など様々いらっしゃいますが、皆様、尼崎市を何とか活気づけたいと力を合わせて様々な活動をしてくれています。私と同世代の皆様です。尼崎の観光やブランディングについて議論するなど、ともに、尼崎の魅力向上に向けて切磋琢磨していきたいと思います。

4月12日(水曜日)常設スケートパーク設置に向けた報告会

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 ユースワークの活動から生まれた若者で構成されるNPO法人ASKによる常設スケートパークの設置に向けた報告を受けました。
 あらゆる観点から、かなり緻密に資料をまとめてきたことに、率直に驚きました。皆さんの熱意と努力が大変よく伝わるプレゼンでした。市役所側も幹部を中心に、本気の打ち合わせをさせていただきました。今回の報告を踏まえ、引き続き、若者の皆さんとスケートパークの設置に向けて議論をしていきます。

4月12日(水曜日)みんなの尼崎大学相談室

050412みんなの尼崎大学

 みんなの尼崎大学相談室に少しだけ参加しました。
 市民の皆さんのやりたいことを募り、まちづくりに繋げていくためのアイデアをブレストする場です。

4月11日(火曜日)六星会意見交換会

050411六星会

 各地区の代表の皆様と意見交換会。各地区の皆様とは、市長就任後もことあるごとにお会いしていますが、全地区が揃っての意見交換会は初めてです。
 「地域活動」「地域自治」などの言葉は、概念上はわかりやすくとも、実際の実務として、その維持には大変な苦労が伴い、一部の方々に無償でご尽力いただいているのが実態です。市役所としては、こういった各地区の皆様が報われるよう、その活動をサポートするとともに、まちづくりをしっかりと進めることが大事です。
 一方で、これからは、様々な取組を充実させるにあたって、必ずしも各地区という概念にとらわれない方がよいという場合もあります。尼崎市全体の魅力を向上させるために、それぞれの地域の魅力をどう伸ばしていくのか、課題をどう解決していくのかといった観点から、まちづくりの資源配分を考えていくことも重要です。いずれにしても、各地域で生活をしている皆様の意見を、組織的に吸い上げることができるよう、各地区の地域担当職員を中心として、努力していく必要があると考えています。

4月9日(日曜日)兵庫県議会議員選挙の開票作業

 兵庫県議会議員選挙尼崎選挙区の開票作業を視察しました。
 尼崎市は、ベイコム総合体育館で実施。役職関係なく、市職員あげて市内全ての票を数える作業をしています。観覧席には、プレスのスタッフが双眼鏡を持って観察されています。国政、県政、市政全ての選挙を基礎自治体の職員が支えています。

4月8日(土曜日)コミュニティファーム尼崎善法寺1周年記念

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 コミュニティファーム尼崎善法寺1周年記念式典に出席しました。JR西日本あいウィルさんと園北ファームさんのご尽力で地域に愛される農園が、地域の手によって運営されています。生産緑地維持の新しい形です。地産地消にも貢献されています。田能の里芋をはじめ、全てが新鮮で美味しいです。「あまやさい」ブランドの普及、そしてコミュニティファームの取組支援など、市も全力で応援していきます。
 大井戸公園で開催されたITADAKI Marcheにも立ち寄りました。

4月7日(金曜日)兵庫県弁護士会阪神支部、近畿税理士会尼崎支部

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 兵庫県弁護士会阪神支部の役員様が表敬訪問してくださいました。市民相談、多重債務相談、消費者相談、子どもの権利擁護関係、スクールロイヤーなど各方面でお世話になっています。
 また、近畿税理士会尼崎支部の皆様も表敬訪問してくださいました。税務相談、租税教育、固定資産評価など、多大なるご尽力いただいています。
 尼崎市の大切なパートナーです。引き続き、お世話になります。

4月6日(木曜日)デジタル化推進

 家族の仕事の都合がつき、3月末から、やっと尼崎で合流できました。子どもの転校も伴うため、4月は、引っ越しだけでなく各種手続きに追われています。学校園関係の書類は、口座引き落としの依頼書、家庭調査書、保健調査票、引き渡しカード情報など、それぞれの子ども分あり(ちなみに、我が家は3人分)、夫婦そろって「この書類一人分でええやん!」「予防接種の情報、保健所から引き継いでくれぃ!」などと突っ込みながら書いています。新入学生の保護者の皆様、本当にお疲れ様です。
 しかし、私自身、こういった作業を通じて、市役所側の改善点も見えてきます。少なくとも、社会全体のデジタル化が進んだことにより、電気、ガス、銀行など、民間企業の手続きは、今は、ほとんどオンラインでできます。役所関係の手続きも、今後、こういった対応を進めていかなければなりません。
 もちろん、課題は明白です。デジタル化への移行は一定の投資が必要である一方、役所は、民間企業以上に、個々の市民の皆様の個別のご事情に応えていかなければならないため、デジタル化とセットで窓口を無くすことは難しく、効率化効果がなかなか見込みにくいこと、そして、自治体のネットワーク設計は、これまでの国の方針もあり、一般的なインターネットと遮断することを原則としているところが多数を占めるという現状であることなどです。
 ネットワークの問題は、技術的な話ではありますが、極めて重要な観点で、つまるところ、各家庭のスマホで入力した情報が、そのまま、学校や役所のシステムとつながり登録できるような設計になっていないということです。もちろん、これは過去のセキュリティの思想から来るものですが、この課題を乗り越えるためには、市役所の各システムを、クラウドに移行していくことしか道はありません。
 デジタル庁ができて、国の方針も「クラウドバイデフォルト」と変更されましたので、本市も、今後は、クラウド導入を視野に入れていく必要があると考えています。手続き関係は、その時だけの作業なので、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」という側面もありますが、市民の皆様に、少しでも作業のお時間をお返しすることは、極めて大切なことです。議会でも、今後、情報の専門家を登用することについて説明しています。尼崎市の情報化の推進とセキュリティの確保について、しっかりと力を入れていきたいと思っています。

4月5日(水曜日)日本製鉄関西製鉄所尼崎地区、濱本ジェネラルコーポレーション見学

050405工場見学

 尼崎市内に事業所を構える株式会社日本製鉄関西製鉄所尼崎地区と、その協力会社である株式会社濱本ジェネラルコーポレーションの工場等を見学させていただきました。尼崎地区では、石油や天然ガスを掘削する際の油井管や、発電施設の蒸気を通すためのステンレス管など、高品質が求められる管を製造しています。また、出来上がった製品などは、尼崎市に本社がある濱本ジェネラルコーポレーションが、工場内に走るディーゼル機関車を使って運搬し、倉庫に保管したり、船に乗せたりしています。運搬の際は、工場内の安全対策の観点から、セグウェイに乗った社員の方が、終始誘導していました。
 製鉄所の製造現場を初めて見学させていただきましたが、非常にスケールが大きく、尼崎の工場が、日本だけでなく、世界の産業を支えていることがよくわかりました。また、これまで自分が関わったことのある研究開発行政とも深い関係があり感慨深く感じました。
 工場と尼崎市の関係で言えば、もちろん従業員の方々は尼崎市在住の方が多く、また、鉄の冷却のために、市が提供している工業用水を使用していたり、下水施設は、自分たちで設備を整えていたり、さらには、収益はもとより、雇用者数や設備投資は、法人市民税や固定資産税と連動し、最終的には市民サービスへとつながっていきます。
 各産業に対して、市民の方々に愛着を持ってもらうための施策、また、新たな企業誘致の視点を磨いていくためにも、各社訪問は大切です。時間を見つけ、随時、各界の皆様と議論していきたいと思います。

4月4日(火曜日)表敬訪問

050404独日協会

 尼崎市の姉妹都市、ドイツのアウクスブルク市独日協会のフェルメルク・ライナー事務局長が訪尼されました。
 アウクスブルク市との引き続きの友好関係を大事にしたいと思います。

050404尼崎ラグビースクール

 夕方には、尼崎ラグビースクールの皆様が、全国6位となった報告に来てくださいました。
 尼崎市は土地が狭く、なかなか十分な練習が難しい中でも、指導者の皆さんのご尽力もあり結果を残されました。おめでとうございます! また小学生の皆さん、本当にしっかりしています。中学校でもご活躍されることを祈念しています。

4月4日(火曜日)新入社員研修会

050404新入社員研修会

 尼崎商工会議所、尼崎雇用対策協議会、尼崎経営者協会主催の新入社員研修会で激励の挨拶。
 尼崎の企業に就職された皆様、本当におめでとうございます。
 産業都市尼崎。そして持続可能なまちを目指す尼崎。 尼崎の産業を支える皆さんのご活躍を市としても応援していきます。

4月4日(火曜日)幹部会

050404幹部会

 新しく就任した局長等を含めての初めての幹部会を開催。
 1.市民にとって、社会にとって何がよいかということからスタートして課題解決をしていきましょう。そのためにも、行政組織の最大の課題である縦割り問題を乗り越えていく必要がある。
 まずは、幹部の皆さん同士が普段からコミュニケーションをとれる環境が大事。幹部会では、仕事のことはもちろん、仕事以外のことも含めて、コミュニケーションしやすい環境を作っていきましょう。
 2.政策はスピード感が大事。政策課題が見つかったとしても、今年やらないことは来年も再来年もできない。課題が見つかったら、マイルストーンを設定し、計画的に解決に向けた取組を進めてもらいたい。
 3.民主主義なので、政策検討過程を透明化していくことは大事。市役所が何を考え、どういうプロセスで検討を進めていくのかをできるだけ見える化する努力をし、議会や市民も巻き込んでいってもらいたい。
 4.今回、残念ながら幹部職員が男性だけになってしまったが、多様性への配慮が重要な時代になっている。働いている職員も多様な方がいる。介護や子育てを抱えている職員もいる。障害を持たれている職員もいる。それぞれの事情に配慮して、皆にとって働きやすい環境を目指しましょう。
 5.新型コロナウイルスの感染症法上の取扱いも変更になり、経済活動が活発化する段階にきている。財政改革の成果も出てきている中で、しっかりと尼崎市全体が成長できるよう、攻めの姿勢をもっていきましょう。
 挨拶では、以上5点を話しました。
 私にとっても、就任後、初めての新体制です。新しいメンバーとともに、しっかりと取組を前に進めていきたいと思います。

4月3日(月曜日)辞令交付

050403辞令交付

 新規採用職員や昇任者への辞令交付。私にとっては、初めての任命行為になります。一つひとつの政策は、一人ひとりの職員が考え行動するところからしか始まりません。ともに汗を流していきたいと思います。

4月2日(日曜日)関西奄美会

050402関西奄美会

 関西奄美会第106回総会・芸能大会、奄美群島日本復帰70周年記念大会が、あましんアルカイックホールで開催されました。塩田鹿児島県知事をはじめ、全国でご活躍の郷土の方々が尼崎に来られました。
 戦中、戦後と奄美群島から多くの方が関西に移住し、関西経済の成長を支えてきました。本市も含め、皆様のこれまでの努力の上に今があることを忘れずにいたいと思います。

4月1日(土曜日)尼社協ほっと館オープン

050401社協ほっと館

 尼崎市社会福祉協議会の地域福祉拠点「尼社協ほっと館」のオープニングセレモニーに出席しました。
 尼崎市社会福祉協議会は、歴史的には、町会活動など地域福祉の活動から始まり、それが、社会福祉事業法(今の社会福祉法)に位置付けられ、法人化され、今は、地域福祉に代表される高齢者の見守りだけでなく、介護保険や障害者福祉サービス、ファミリーサポートなどの子育て支援、さらには各地域のボランティア活動の推進など、地域に根差した事業を多く行っています。
 今回、これまで事務所のあった建物が老朽化したことにより、南武庫之荘に移転を致しました。新施設も、躯体そのものは決して新しいものではありませんが、全面リニューアルということで、大変、明るい雰囲気になりました。
 これまで地域活動で中心的な役割を担われてきた個人事業主の方々の総数が減り、また、共働き世代が増え、さらには、高齢者の方々も働きに出るようになり、地域福祉の担い手確保の問題が大きくなってきています。これは全国的な課題であり、尼崎市も、各地区で多少の差はありますが、おおむね同様の課題を抱えています。
 一方で、行政サービスは、民間のサービスとは全く同じではなく、行政が純粋なサービス提供者で地域の方々が完全なお客さんという関係ではありません。一緒になって地域の課題の解決方策を考えていかなければなりません。それが、民主主義の根本でもあります。地域の事業主の方々を巻き込んだ取組を進める、市役所職員の地域連携・支援機能を高める、地域活動をすることを応援するような時間休暇取得促進策を労働政策として考えていくなど、様々なアイデアを考えていかなければなりません。正解がなく、各地域の事情に応じて、地域の方々と話し合いをしていきながらアイデアを考えていかなければならないのが地域福祉の分野だと思います。
 新たなプラットフォームである「尼社協ほっと館」がオープンしたことを契機として、大切なパートナーである尼崎市社会福祉協議会との連携をますます強めていきたいと思います。

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