誰もがその人らしく安心して暮らせる地域を目指して(市報あまがさき平成29年9月号掲載)

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ページ番号1010481 更新日 平成30年4月18日

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誰もが住み慣れたまちで自分らしく安心して暮らしたいと願っています。本市では、まちの皆さん一人ひとりが支え合う、地域福祉社会の実現を目指しています。今月の特集では、地域福祉を担う民生児童委員と第3期あまがさきし地域福祉計画について紹介します。詳しくは福祉課(電話番号6489-6348、FAX番号6489-6329)へ。

制度創設100周年を迎えて 民生児童委員として地域を支える

堀内さんの写真

本市では、819人が民生児童委員として、地域の安心を支える活動を行っています。今年、民生委員制度が創設100周年を迎えたことを機に、尼崎市民生児童委員協議会連合会会長堀内史(ふみ)子(こ)さんに、活動について伺いました。

 

民生児童委員となってから31年間、一人暮らしの高齢者の見守りなど地域福祉に関わってきました。地域に貢献する喜びを感じるとともに、福祉の勉強になるので、自分の老後のためにもなっています。一市民としても、地域で安心して暮らすために、とてもありがたい制度だと思います。

民生児童委員活動の特徴は何ですか?

民生児童委員は、支援のため私生活に立ち入るため、法律で守秘義務が課せられています。この義務を守るからこそ、地域の人が心を開いて、私たちに信頼を置いてくれるのです。

日ごろから信頼関係を築いて何でも相談してくれるため、問題を早期に発見することができます。関係機関につないだ後も、見守りなど支援を続けます。このように綿密な支援ができるのも、地域に近い民生児童委員ならではです。

活動してきた中で、一番印象に残っていることは?

平成7年に、阪神・淡路大震災が起きたときのことは忘れられません。担当地域での安否確認や見守り活動、り災状況の調査など、さまざまな活動を担いました。その経験があったからこそ、現在、避難行動要支援者名簿の取り組みに強く関心を持っています。

私たちにできることは?

次の担い手が不足していることが課題となっています。まずは若い人にも民生児童委員の活動を知ってもらって、次世代の育成を進めていきたいと思います。

地域で民生児童委員の活動をつないでいくためには、皆さんの理解と関心が不可欠です。委員の活動は一人ではできません。地域の支えがあってこそです。これからも、温かいお力添えをよろしくお願いします。

民生児童委員は、福祉に関する身近な相談相手です

民生児童委員(民生委員は児童委員を兼ねています)は、厚生労働大臣から委嘱された特別職(非常勤)の公務員です。任期は3年。地域の事情をよく知る人の中から推薦されたボランティアで、給与は支給されません。

【活動内容】

・一人暮らしの高齢者などの訪問

・介護が必要な人などの医療・介護に関する相談

・子どもたちの見守り活動

・失業などで生活に困っている人や障害のある人、妊婦や育児の不安を抱えた人などの相談 など。

みんなで「支え合う」地域福祉社会へ 第3期あまがさきし地域福祉計画

市や市民、事業者などが協働し、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるように、地域福祉の推進に取り組むための第3期あまがさきし地域福祉計画を策定しました。同計画のねらいや目標について紹介します。

策定の背景

地域では、多様化、複雑化した生活福祉課題を抱え、経済的困窮や社会的孤立に至るリスクの高い層が増えています。一方、地域社会のつながりの希薄化により、住民同士の助け合いによる課題解決が難しくなっています。

この現状を踏まえ、「誰もがその人らしく安心して暮らせる地域福祉社会の実現を目指して」を基本理念とし、3つの基本目標を定めた、第3期あまがさきし地域福祉計画を策定しました。

同計画の位置付け

同計画は、平成29年度~33年度を計画年度としており、健康・防災などの生活関連の計画や福祉分野別計画と連携し、総合的な視点から地域福祉の推進を図るものです。また、社会福祉協議会の地域福祉推進計画とも連携して取り組みを進めます。

同計画の詳細を掲載した冊子は市役所中館3階福祉課にあります。市のホームページにも掲載しています

3つの基本目標の図
3つの基本目標

地域の身近な相談窓口として、つながりづくりに取り組んでいます

地域福祉活動専門員今井久雄さんと野津悦子さん

社会福祉協議会武庫支部 地域福祉活動専門員(生活支援コーディネーター兼務)今井久雄さんと野津悦子さんにお話を伺いました。

 

私たち地域福祉活動専門員は、さまざまな地域課題に対応するため、社会福祉協議会の各支部に2人ずつ配属されています。地域の身近な相談窓口として、住民主体の支え合い活動や担い手づくりなどに取り組んでいます。

支え合い活動を進めていくためには、住民同士の顔の見える関係が大切です。見守り活動やふれあい喫茶など住民主体の活動への支援を通じて、地域の福祉課題の共有に努めています。最近では、子どもだけでなく高齢者や子育て中の親子など、どなたでも気軽に来ていただける子ども食堂が立ち上がり、食を通じた地域の居場所となっています。

平成29年度から、各支部にささえあい地域活動センター「むすぶ」を設置し、支え合い助け合う地域づくりを進めています。地域のありたい姿を住民と共有しながら、地域の強みや社会福祉協議会の強みを活かして、市の「あまがさきし地域福祉計画」と連携した取り組みを進めています。お気軽にご相談ください。

編集後記

お話を伺った地域福祉活動専門員の方々は地域と深く関わって活動されており、経験に基づく、とても大切なお話を聞かせていただきました。

地域の方々の「したい」という声で始まった子ども食堂は、毎回たくさんの子どもたちが集まり、みんなで食べる晩ごはんを楽しんでいます。始めてみると子どもの持つ課題が見つかったり、相談が入ってくるようになったとのこと。「場の必要性を感じた」「支え合うという共有のプロセス」「場づくりで終わらない」という専門員の方のいくつもの言葉が、重要なキーワードとして今も胸に残っています。

ちなみに同専門員の皆さんがいらっしゃる武庫支所 武庫地区会館は、昨年4月にオープンしたとってもきれいで使いやすい建物です。防災機能もばっちりですよ。皆さん、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

このページに関するお問い合わせ

総合政策局 政策部 広報課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館2階
電話番号:06-6489-6021
ファクス番号:06-6489-1827
メールアドレス:

  • ama-koho@city.amagasaki.hyogo.jp (市報あまがさき等)
  • ama-koho2@city.amagasaki.hyogo.jp (あまっこ・尼ノ國等)