まちづくりの設計図ができました(市報あまがさき平成26年4月号)

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ページ番号1007206 更新日 平成30年3月28日

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市の最上位計画である「尼崎市総合計画」を踏まえ、都市計画の基本的な方針である「尼崎市都市計画マスタープラン」が新しくスタートしました。計画期間は平成26~35年度です。同プランを設計図として、市民や事業者の皆さんと協働で、まちづくりを進めます。詳しくは都市計画課(電話番号06-6489-6604)へ。

Q.都市計画って何?

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A.みんなが快適に暮らし、働くための「まちのルール」です

都市には多くの人が集まり、働き、暮らしているため、みんなで生活するには一定のルールが必要です。例えば、自分の土地だからといって、高層マンションや工場を建てると、日当たりの悪化や騒音の発生など、周辺の住宅地にさまざまな問題が発生します。また、住宅地に道路や公園、下水道などが整備されていなければ、快適に生活することはできません。
これらのことを防ぐため、市内の状況に合わせて必要なものを整備したり、お店や工場、住宅が建てられる場所を決めたり、建物の高さを制限したりと、みんなで生活するためのまちのルールを定めたものが都市計画です。
本市では都市計画を策定し、早くから道路・公園・下水道などの整備や土地の区画整理、駅前の再開発など、まちの基盤整備を行ってきました。そして、こうした取り組みが本市の産業の発展を支え、住みやすい環境をつくってきました。
 【写真】阪神尼崎駅周辺は公園などの基盤整備を実施

Q.都市計画マスタープランってどんなもの?

A. 都市計画を定める際の指針となるものです

「マスタープラン」とは、「基本的な方針」という意味で、「めざすまちの姿」を定め、分野ごとにたくさんの種類がある都市計画を定める際の指針となるものが、「都市計画マスタープラン」です。

同プランの役割

みんなが同じ方向を向いて都市計画で定めたまちづくりを進めていけるよう、まちづくりの目標を掲げています。

基本理念

本市の将来の姿として、尼崎市総合計画で示す4つの「ありたいまち」を支える5つの「めざすまちの姿」を設定し、市民や事業者、行政が協働で笑顔いっぱいのまちを目指します。

  • 人が育ち、互いに支えあうまち
  • 健康、安全・安心を実感できるまち
  • 地域の資源を活(い)かし、活力が生まれるまち
  • 次の世代に、よりよい明日をつないでいくまち 

5つのめざすまちの姿

都市計画の観点から、市民や事業者、行政が一緒に、笑顔いっぱいのまちの実現を目指します。

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【みんなが主役のまち】

市民や事業者、行政がお互いを信頼・尊重し、楽しみながら自分のできることに取り組み、一緒にまちづくりを進めます。

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【住んでみたい・ずっと住み続けたいまち】

子どもや高齢者、妊娠中の人、障害者など、全ての人が快適な生活を送り、地域に愛着を感じることができるまちを目指します。

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【安全・安心を実感できるまち】

火事や交通事故、犯罪などが起こりにくく、地震や水害などの災害に強い、安全・安心のまちを目指します。

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【安心して働ける、活力のあるまち】

ものづくり都市として産業が栄え、商業が活気づく、多くの人々が訪れたくなる、活力あるまちを目指します。

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【よりよい環境を未来につなぐまち】

身近な自然とふれあう場所があり、地域の歴史や文化に出会うことができる環境を守り、次世代に伝えていくまちを目指します。

Q. 新しいプランの特徴は?

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A. 今あるものを活かし、守り、育てて、都市空間の向上を図ります

本市では一定の都市機能が集まっている「拠点」と、その拠点や都市間を結び付ける「連携軸」がすでに形成されています。これらを都市の骨格と位置付け、都市空間の質の向上を図ります。
新たに必要な施設もありますが、これまでのように施設を次々と整備していくのではなく、今あるものを地域の資源として活かし、守り、育てることで、持続可能な都市を目指します。
例えば、これまでに整備してきた道路や公園を、高齢者や子ども連れの人など、全ての人にとって使いやすいものにしたり、安全性を高めたりと、必要な施設の質を良くして、大事に使っていきます。
また、これまでの都市計画によるまちづくりは、行政が主体で進めてきた部分が多くありましたが、新しいプランでは、市民や事業者、行政が協働で進めます。

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拠点

拠点とは、主要駅の周辺を指し、その役割の違いにより、「広域拠点」と「地域拠点」とに分けてまちづくりを進めます。
【広域拠点】
阪神尼崎駅から阪神出屋敷駅と、JR尼崎駅の周辺の2カ所を広範囲に人や物の移動が行われる「広域拠点」と位置付けました。
JR尼崎駅周辺では、複数の交通機関の接続点としての機能の充実や、交通の利便性を活かした都市型居住機能など、多機能が複合した空間の形成を図ります。

地域拠点】
阪急塚口・園田・武庫之荘駅とJR立花駅、阪神杭瀬駅の周辺の5カ所を、周辺住民の日常生活を支える施設が集まる「地域拠点」と位置付けました。
市外やほかの拠点との交通網を活かし、日常生活に必要なサービス施設を中心とした商業の集積を誘導します。また、周辺住民の地域生活の中心として、地域の特性や資源を活用した拠点づくりを図ります。

連携軸

連携軸とは、道路や鉄道などを指し、その役割の違いにより、「広域連携軸」と「地域内連携軸」とに分けて、利便・安全・防災・快適性の向上などを図ります。

水辺と緑のネットワーク
河川や運河などの「水辺空間」と、道路沿道の緑や公園などの「緑空間」により形成される同ネットワークの充実を図り、人と環境に優しい、潤いのある都市を目指します。

今後の尼崎の都市計画や協働のまちづくりの進め方について、意見交換会を開きました

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市長も交え、さまざまな視点から意見を出し合いました

尼崎市都市計画マスタープランの見直しに当たっては、市民や事業者、学識経験者から成る「尼崎市都市計画マスタープラン見直し検討委員会」を設置して議論を行い、さまざまな意見を反映してきました。ここでは、市長も交えて行われた意見交換会の内容の一部を紹介します(詳しい議事録は市のホームページに掲載)。

尼崎の魅力や課題とは

  • 尼崎の地図を見ると、さまざまな地図記号が出てきます。非常にコンパクトで、面白いまちです。子育てもしやすく、三世代で暮らすことができるまちだと思います。
  • 尼崎には多くの歴史があります。これらの歴史を発掘し、子どもに伝えていくことが大切です。
  • 市内の農地の活用方法を考えなければなりません。農作業を通して作物を作る喜びや、生きることの尊さなどを学ぶことができるのではないでしょうか。 

まちづくりの進め方

  • 協働のまちづくりを進めていくには、団塊の世代の活用や商工会・工業会の青年部との連携、将来を担う小学生へのアプローチが重要です。
  • 昔は環境汚染が著しかったですが、今ではずいぶん改善されました。同プランがさらなる改善に向けた指針になることを期待しています。
  • まちづくりに関心を持っている人は少なくありません。そういう人たちを巻き込んでサポーターにしていくことができれば良いと思います。
  • 都市計画を人に伝えるのは非常に難しいことです。座学で学ぶのではなく、歴史ある所や改善すべき所に実際に出向き、まち歩きやワークショップを通じて学ぶことが良いと思います。

Q. もっと詳しく知るには?

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A. 市役所や各支所などで閲覧ができます

【都市計画マスタープランの閲覧など】
市役所北館5階都市計画課と各支所地域振興センター、阪急塚口サービスセンター、園田東会館、中央・北図書館で、同プランの閲覧や、概要版とまちづくりの啓発パンフレット「このまちがすき」の閲覧・配布を行っています。また、市政情報センターでは、同プランの販売(1300円)も行っています。
いずれも市のホームページから印刷もできます。
なお、同プランには、市内の小・中学生から募集した、未来の尼崎の絵や作文も掲載しています。  

このページに関するお問い合わせ

総合政策局 政策部 広報課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館2階
電話番号:06-6489-6021
ファクス番号:06-6489-1827
メールアドレス:

  • ama-koho@city.amagasaki.hyogo.jp (市報あまがさき等)
  • ama-koho2@city.amagasaki.hyogo.jp (あまっこ・尼ノ國等)