あなたの創意をカタチに~応援します。小さな創業から大きな創業まで~(市報あまがさき平成27年10月号)

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ページ番号1007194 更新日 平成30年2月21日

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皆さんの創業の意志とアイデアを生かすため、尼崎地域産業活性化機構が国の地方創生制度の交付金を活用し、尼崎創業支援オフィスアビーズ(ABiZ)をオープンしました。今月号では、本市の創業促進の取り組みについてお伝えします。

あなたの創意が地域経済と市民生活の向上につながるかもしれません

なぜ創業促進に力を入れるのか

本市は、特に製造業と、その現場で働く人の生活を支える商業を中心に産業都市として発展してきました。
しかし、経済のグローバル化やインターネットの普及などによる流通構造の変化により、事業所の閉鎖や転出が相次ぎ、商店街でも空き店舗が多く見られるようになっています。
このため、さまざまな産業を活性化する必要がありますが、創業はその原動力になる可能性があります。
新しい仕事が生まれると、雇用が生まれ、お金の流れがつくり出され、地域経済の好循環が期待されるからです。

大きな会社を立ち上げるだけが創業ではない

「創業」と聞くと、人や場所を確保し、株式会社を立ち上げることや、さまざまな設備がある工場を動かすことを思い描く人も多いかもしれません。
もちろん、大きな規模の創業も応援しますが、本市は、誰もが容易に創業できる環境を整備することを目指しています。
なぜなら、少子高齢化や環境問題などを背景とする社会的な課題が大きくなっている今、それを事業(ビジネス)の手法で解決していくことも考えられるからです。
製造業や商業が発達した本市の特徴を生かした分野のほか、今後、需要が増える福祉や介護、健康、環境分野への進出が期待されます。本市は、分野や大小を問わず、創業を支援していきます。
なお、産業振興基本条例(平成26年10月制定)では、地域経済の持続的な発展に向けた取り組みの一つとして創業の促進について、基本的な考え方を定めています。

創業した人

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24歳でペルーからアルパカのストールを輸入販売する会社を創業した井野知さんと母・悦子さん。「愛着が深いアルパカ製品を自分で企画・販売したら?」と、服飾メーカーを退職する母に言ったのが創業のきっかけです。母の人脈や私の法律の知識、父の会社員時代の総務の経験を生かして運営し、2年半たちました。
最近は、小物などを制作している市内在住の若い人の作品をPRする手助けにも力を入れています。
才能のある人を、事業を通して応援することに興味があります。「事業」の本質の一つは、人とのつながりや助け合いではないでしょうか。
本来、尼崎が持つ良さを、事業を通して全国の人に知ってもらえれば幸いです。

市報あまがさき平成27年10月号表紙

尼崎創業支援オフィスアビーズがオープン!

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尼崎(Amagasaki)でビジネス(Business=BiZ)を始めませんか

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尼崎創業支援オフィスアビーズが中小企業センタ−(昭和通2丁目6−68)3階にオープンしました。アビーズでは、創業準備中の人から創業後おおむね3年までの人を対象に支援します。尼崎地域産業活性化機構の菅野道成さんにアビーズの特徴を聞きました。
詳しくは同機構(電話番号06-6488−9501)へ。

なぜ、今、オープンしたのですか

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製造業の担い手は二代目、三代目になっています。創業する事業者は飲食店や理美容などサービス業が多くなりました。また、女性が、子育てなど身近な生活課題を解決するために創業を思い立つケースも増えています。
そこで、小さな創業にも対応できるようにオフィスを開設しました。
アビーズの支援の特徴は何ですか。
資金調達で、つまずく方が多くいらっしゃいます。そこで、早期から、融資相談の専門家や中小企業診断士などを交えて、さまざまな角度から事業を検討していただきます。同時に、産業都市としての豊富なノウハウを生かし、国の支援策の紹介なども行います。
各専門家が連携して支援することで、経営上のリスクを低くし、創業後もフォローしやすくすることを目指しています。

ほかにどんな利用方法がありますか

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シェアオフィス(複数の利用者とスペースを共有する事務所)としても利用できます。自宅以外で事業所を持ちたい方などは、ぜひご利用ください。
なお、商談できるスペースも設けています。「アイデアはあるけれど、技術がない」人と、「技術を何かに生かしたい」人などが交流し、新たなビジネスを生み出す場として期待しています。また、創業や経営、知的財産などに関するセミナーも開催します。

利用料(月額)はフリースペース8,000円、固定スペース15,000円

健康・環境分野の創業者に聞く  夢、半ば。奮闘中

実際に創業し、経営に奮闘中の皆さんに、創業の動機や苦労した点、経営に当たっての課題、今後の展開について語ってもらいました。

健康づくりの一助に

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バリウスゴルフスクール(七松町1丁目)社長の上野 誠司さんにお話をお聞きしました。

サラリーマン時代、会社の方針一つで人生を左右されるのが嫌でした。これから増える高齢の人も気軽に健康づくりとして楽しめるゴルフスクールをと思い、1カ月前に始めました。
苦労したのは物件探しと資金調達でした。たくさんの人に力添えいただいて、オープンにこぎ着けました。今は、レッスンの空き時間に、スペースを練習場所として廉価で提供するなど、アイデアをすぐ生かせるのが醍醐味(だいごみ)です。
将来は、ゴルフの枠に収まらない事業展開をしたいですね。

環境に配慮するものづくりを

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シード株式会社(田能6丁目)代表取締役 田辺 瑞(みずほ)さんにお話をお聞きしました。
トラックの中古エンジンを再生する会社を創業して1年ほどです。昔は服でも家でも「中古は嫌」という人が多かったのですが、今は環境に対する意識が高まり、エンジンも再利用する人が増えています。納得のいく仕事がしたい思いで創業しましたので、預かったエンジンは全て分解して修理し、新しい部品にしたところは全てお伝えしています。同じ車種のトラックのエンジンでも何種類もあり、面白いですね。5時間にわたる稼働テストで良い音を響かせてくれたときは喜びもひとしおです。今後は、大型トラックにも事業を拡大していきたいですね。

編集後記

今回の取材のうち、いくつかには、尼崎地域産業活性化機構の職員にも同行していただいたので、創業者の皆さんは、同機構との相談を交えつつ、取材にお答えいただく形となりました。

同機構から、市内企業との連携や、販路拡大についての具体的な提案を聞いて、ほっとされたような皆さんの表情が印象的でした。夢半ばで希望と不安が半々の時期に、このようなプロの細やかな支援がどれほど大切か、痛感させられた瞬間でした。


また、市報発行後、表紙の写真にさせていただいた株式会社IMA Japan 様のアルパカ製品については、たくさんの女性からお問い合わせをいただき、今回は、読者の市民の皆さんと思わぬ交流ができました。

(担当Y)

このページに関するお問い合わせ

総合政策局 政策部 広報課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館2階
電話番号:06-6489-6021
ファクス番号:06-6489-1827
メールアドレス:

  • ama-koho@city.amagasaki.hyogo.jp (市報あまがさき等)
  • ama-koho2@city.amagasaki.hyogo.jp (あまっこ・尼ノ國等)