まちづくりに新しい風(市報あまがさき平成28年4月号)

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ページ番号1007192 更新日 平成30年2月21日

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6月19日から、公職選挙法等の一部を改正する法律が施行されます。これに伴い、18・19歳の人が選挙に参加できるようになります。
今月号では、まちづくりに参画することについて若い皆さんに伺いました。

高校生に聞いてみた 選挙で実現したいまち

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市内には、18歳選挙権の実施を機に、模擬選挙が行われている高校があります。ここでは、昨年12月、市選挙管理委員会の協力の下、「投票所」を設営するなど本格的な生徒会選挙が実施された琴ノ浦高で、生徒会の皆さんに、学校や尼崎のまちの将来について伺いました。

【右写真左から】3年生で体育委員長の山内玲音(れいね)さん、会長の杉岡陸さん、文化委員長の彦野彩乃さん、2年生で副会長の塙嘉希(はなわ よしき)さん

立候補の動機は

杉岡 中学生のときは学校になじめなかった僕が、高校に入って本当に変わりました。でも、「定時制高校のイメージ」はあまり良くないのでは、と思っています。働きながら、真面目に勉強している定時制のことを多くの人に知ってもらいたいです。
 組織運営で周りの人に支えられた経験から、今回は補佐役に立候補しました。
山内 全校で規律を守って行動できるようにしたいです。
彦野 生徒会の友人を手伝う中で、やりがいを感じました。
杉岡 一人に背負わせることなく、協力しつつ、それぞれが自立して行動したいと思います。

18歳で選挙権を得たら、どんな人に投票しますか

彦野 尼崎で育ちましたが、より安心して住めるまちにしてくれる人に1票を投じたいです。
 理想論だけの人は困るな。尼崎は、「工場のまち」として知られているメリット、デメリットがありますね。
杉岡 尼崎で生まれた者としては、イメージと実像のギャップがあるという、定時制と尼崎の意外な共通点が気になります。
まず、一番身近な「学校」というコミュニティーの伝統を受け継ぎつつ、自分たちなりの新しいものを積み重ねたいですね。

写真4
琴ノ浦高の生徒会選挙「思いを込めて投票します」

大学生に聞いてみた まちの課題を解決する力

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本市の特性と課題を学び、政策提言を行っている天本結友さんに、研究を通じて感じたことなどを伺いました。

まちの課題の調査と研究を通じて感じたことは

まちの課題解決のためには、人とつながっていける人が増えることが大切だと感じました。 

今回の学びをどのように生かしたいですか
市内で生まれ育ちましたが、今まで、まちの課題には無関心でした。今後は、市内で開催されるイベントなどに参加して、まちについて知りたいと思っています。
まちの課題で一番気になるのは「まちのイメージ」です。「尼崎出身」と言うとうらやましがられるように、私たちも力を合わせていきたいと思います。

大人のあなたにできること

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川中大輔さんは教育委員会の社会力育成事業の企画・指導に携わっています。同事業は市内中学生を対象に、生徒が主体的に学校を改善する力を養い、その力をまちづくりにも生かすことを目的の一つとしています。

子どもの力が発揮される「場」を用意する
「子どもはすでに大きな力をいっぱい持っています。子どもたちの発想を、できないと決めつけず、実行のヒントを共に探したり、実現する場を整えたりしていくことが大人には求められています。子どもはその『場』を通して、支援してくれる大人がいるまちに興味や愛着を持っていきます」。川中さんは淡々とした口調で熱い思いを語ります。

「場」は大人のためでもある
「子どもと共にまちづくりに関われる場や機会があれば、大人もやりがいを感じ、自治や政治に関心を持ち続け、自分たちが考えるまちづくりに近づけていけるのでは。共にそうしたことを考えていきたいですね」と川中さんは大人にメッセージを送ります。
数年に一度の選挙では何も変わらない、と言わず、まちづくりに参加してみませんか。

編集後記

今回の琴ノ浦高校の取材で感動したのは、何といっても生徒さんがしっかりされていること! また、お話を聞くにつれ、ご両親と学校の先生方の影響の大きさ、深さに、再び感動しました。また、園田学園女子大の皆さんにお会いしたのは、「大学COC事業における政策提言発表会」の会場でした(COCとは、center of community 「地(知)の拠点整備事業」の略)。学生の目線で感じた本市の課題に対する政策提言の発表を興味深く拝聴しました。

川中さんについて。校正のとき、印象に残ったのは、「子どもの力を引き出してあげる『場』を用意する」と何気なく私が書いた原稿を「子どもの力が発揮される『場』を用意する」と修正してほしい、とおっしゃったことです。子どもと同じ目線に立ちつつ、愛情を持ちつつ、しっかり「大人」として子どもに接しておられる様子が、お話の端々から感じられました。

このページに関するお問い合わせ

総合政策局 政策部 広報課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館2階
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ファクス番号:06-6489-1827
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