自転車を安心・安全・快適に利用できるまちを目指して(市報あまがさき平成28年7月号)

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ページ番号1007190 更新日 平成30年2月21日

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自転車をまちの課題から魅力へ

本市は起伏が少ない地形であるため、多くの人が自転車を利用します。しかし、自転車に関する事故や自転車の放置など、地域の人が安心して快適に暮らすためには、幾つかの乗り越えるべき課題があります。
自転車が利用しやすいまちであることを本市の魅力として積極的にアピールできるように、平成27年度から、より戦略的に取り組んでいます。今月号ではその取り組みを紹介します。詳しくは生活安全課(電話番号06-6489-6502)へ。

事故・盗難・放置の3つの自転車課題の解決に向けて 戦略的に課題に取り組む

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自転車のまちを目指すに当たっての課題は、事故と盗難、放置の3つです。それぞれの課題に平成27年度から、より戦略的に取り組んだ結果、少しずつ改善しています。

自転車事故の防止は交通ルールの順守から

自転車事故件数

  • 1043件
    (平成25年)
  • 896件
    (平成27年)


平成25年、県内で発生した人身事故の約2割が自転車が関連する事故でしたが、市内に限るとその割合は約4割になります。
そこで、市内各警察署と協力し、小学校区ごとの自転車関連事故マップ(下写真参照)を作成しました。平成24年~26年に自転車が関連する事故が起こったポイントにマークを付け、事故が特に多発している交差点などには、事故種別を記載しています。

写真5
自転車関連事故マップの一例(名城小学校区)

このほか、就学前児から高校生までを対象に、年間約250回の交通安全教室を開催しています。
また、自転車が安全に走行できる環境を整えるため、自転車レーンや自転車道(左写真参照)を順次整備しています。
市民の皆さんのご協力もあり、自転車が関連する事故は、平成25年に比べて、平成27年は14%減少しました。

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【自転車道(赤茶色部分)】

路面の白い中央線の左側を通行します。双方向の通行です(写真のピンク色の矢印参照)


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【自転車レーン(青色部分)】

自転車レーンは道路の左側のレーンを一方通行です(写真のピンク色の矢印参照)

自転車の盗難は2つの鍵掛けで防ごう

自転車盗難件数

  • 2993件
    (平成25年)
  • 2471件
    (平成27年)

平成25年、本市で発生した自転車の盗難は、街頭犯罪の認知件数のうち約半分を占めています。
そのため、市では、盗まれないように駐輪場の利用を勧めるポスターを自転車販売店に配布するなどして、啓発に取り組んでいます。
平成27年度からは、「犯罪者」ではなく「犯罪の起こった環境」に着目し、犯罪現場を分析しています。その結果を生かし、自転車には鍵を2つ掛けることを啓発し、自転車盗難が起きにくい環境づくりに取り組んでいます。
なお、自転車の盗難は平成25年に比べて、平成27年は17%減少しました。

自転車は駐輪場に止めよう

放置自転車件数

  • 3086件
    (平成25年)
  • 1169件
    (平成27年)

本市では、放置自転車をなくすためには、駐輪場の空き状況を把握して誘導する必要があると考え、平成27年度から、▽駐輪場の管理▽駐輪場の整理▽放置自転車の撤去▽放置自転車の保管|の4つの業務を一括して1つの業者に委託しています。
その結果、同年の放置自転車の台数は平成25年に比べて62%減少しました。

みんなでマナーを守って快適なまちに

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放置自転車をなくすには、市民一人ひとりの心掛けが大切です。地域住民や事業所の皆さんも、市内の各駅前などで、啓発ビラを配布したり、自転車に注意喚起のタグを付けるなどの活動を地道に行っています。ご理解とご協力をお願いします。

【右写真】市民団体による駅前での放置自転車に関するタグ付けの様子

交通ルールを守って日本一安全なまちに

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ここでは、安心・安全に走行し、少しでも事故を減らすために守っていただきたい自転車の交通ルールを紹介します。

自転車は、道路交通法上、軽車両と位置付けられ、自動車などと同様に交通ルールを守って運転する必要があります。基本的なルールを確認しておきましょう。

  • 自転車は車道を走行するのが原則で、歩道は例外。
  • 車道では左側を通行する。
  • 歩道では歩行者を優先し、車道寄りを徐行する。

少しくらいと思わずに 道路交通法違反

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上図の行為をはじめ、道路交通法に違反した場合は、罰金が科されることがあります

絶対やめて! 危険行為

道路交通法違反のうち特に下図の行為や、車道の右側通行、信号無視などの14項目は、危険行為とされています。平成27年6月に施行された改正道路交通法により、危険行為を3年間で2回以上摘発されると、自転車運転者講習(手数料5,700円)を受けなければなりません。

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自転車でまちに出よう

本市には、自転車を利用して観光を楽しめるサイクリングロードがあります。ここでは阪神尼崎駅から魚つり公園を結ぶ尼っ子リンリンロードの新しくなった地図を紹介します。詳しくは道路維持担当(電話番号06-6422-5034)へ。

市南部の観光スポットをめぐる尼っ子リンリンロードの地図を改訂しました。
11カ寺が軒を連ねる寺町や、ガスタンクの形をモチーフにした北堀であい橋、尼崎の産業史を体感できる工業地帯など、沿道の見どころを紹介しています。
自転車を使った観光のツールとして、ぜひご利用を。

写真17
尼っ子リンリンロードの地図は市役所中館1階市民活動推進担当(市民相談担当)などにあります

サイクリングを楽しんでいます

サイクリングは体への負担が少なく誰でも気軽に始められるため、健康上の効用が注目されています。尼崎サイクリング協会理事長の小林克己さん(写真左)に、楽しむコツを伺いました。

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【自転車は健康に良いそうですね】

会員は平均68歳、最高齢の人は82歳ですが、皆さん元気に活動しています。全身の筋肉を使いながら、毎週80 キロメートルほどのコースを8時間あまりかけて走っているからだと思います。膝と腰に負担がかからないため、長時間の走行ができます。私は自転車を始めて30年になりますが、続けられる秘(ひ)訣(けつ)は仲間と一緒に走ることですね。

【これから暑い日が続きますが、気を付けることはありますか】

水分を小まめに補給し、日陰で休憩を取るようにしましょう。日光や虫を防ぐためにサングラスも必要です。

【醍醐味(だいごみ)を教えてください】

風などの自然を感じることができます。長距離を完走すると達成感もあります。生きがいの一つとして、サイクリングを始めてみませんか。
入会を希望する人はスポーツ振興課(電話番号06-6489-6752)へ。

編集後記

尼崎に住む多くの人にとって、自転車とは、なくてはならないパートナーであると同時に、ひやっとしたり・させられたり、放置されて邪魔だと感じることもあったり、複雑な関係ではないでしょうか。乗り越えるべきたくさんの課題がありますが、市内には、地域の方・企業の方・行政が力を合わせて問題解決に取り組んでいる活動も多くあります。

この特集を担当して以来、一市民として、より自転車のマナーに気をつけるようになりました。「日本一安全なまち」を目指すまちの構成員の一員として、胸を張って自転車に乗っています。また、ロードバイクが美容に良いと知り、「ダイエットのために始めてみようかな」なんてことが一瞬頭をかすめました。

このページに関するお問い合わせ

総合政策局 政策部 広報課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館2階
電話番号:06-6489-6021
ファクス番号:06-6489-1827
メールアドレス:

  • ama-koho@city.amagasaki.hyogo.jp (市報あまがさき等)
  • ama-koho2@city.amagasaki.hyogo.jp (あまっこ・尼ノ國等)