歴史博物館に「工業の神(鉄鋼戦士像)」と「2代目ミスタータイガース」村山実さんゆかりの資料がやってきた
印刷 ページ番号1038749 更新日 2024年8月4日
歴史博物館に「工業の神(鉄鋼戦士像)」と、「2代目ミスタータイガース」村山実さんゆかりの資料がやってきました
「工業の神(鉄鋼戦士像)」が歴史博物館玄関前に設置されました
阪神尼崎駅北側の尼崎中央公園に設置されていた「工業の神(鉄鋼戦士像)」が、この度、中央公園のリニューアル工事に伴い尼崎市立歴史博物館玄関前の前庭に移設されました。この像は、昭和47年(1972)、工業都市尼崎にふさわしいシンボルをと、尼崎ライオンズクラブが創立15周年を記念して尼崎市に寄贈し、中央公園に設置したものです。作者は彫刻家の胡本蟹平で、ギリシャ神話の神のような姿ですが、右手に持ったハンマーを今にも振り下ろそうとしている姿は、尼崎の製鉄工場で働く労働者を表しています。また、胡本による「躍進する尼崎の姿 踏みしめる大地 火と燃ゆる情熱 槌の響きもたくましく 永遠に輝く 繁栄の鍵は 守り継がれる」と揮毫された碑文も新しい台座に移設されました。高度経済成長末期に製作されたこの像は、まさに工業都市尼崎のシンボルと言うべき存在ですが、これからは歴史博物館のシンボルとしての意義も有して、この地に鎮座し続けます。
「2代目ミスタータイガース」村山実さんゆかりの資料が寄贈され、現在展示中です。
尼崎にゆかりの深い、往年の阪神タイガースの名投手、2代目ミスタータイガースの故村山実さんが沢村賞を受賞された際の記念トロフィー等6点の資料を、ご遺族から尼崎市立歴史博物館に寄贈していただきましたので、8月1日(木曜日)から歴史博物館2階ホールに展示しています。
村山実さん(1936-1998)は神戸市に生まれ、父親の転勤により尼崎市の次屋で育ち、尼崎市立下坂部小学校、私立住友中学校から住友工業高等学校(後の市立尼崎産業高等学校)に進学され、少年青年時代を尼崎で過ごしました。また、没後の平成16年(2004)には母校の市立尼崎産業高等学校に銅像が建てられました。市立尼崎産業高校閉校後は、跡地の兵庫県立尼崎総合医療センターに銅像は現存しています。
寄贈していただしたのは、以下の6点です。
・沢村賞受賞記念トロフィー(1959年)
・セリーグ最優秀防御率賞状(1959年)
・セリーグ最高殊勲選手記念写真パネル(1962年)
・オールスターゲームトロフィー(1966年)
・手形サイン色紙「辛抱」
・背番号11のタイガースユニフォーム
観覧無料ですので、ぜひお越しください。
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