新型コロナウイルス感染症専門家会議による行動変容の徹底について
印刷 ページ番号1021136 更新日 2020年4月23日
「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(4月22日公表)より抜粋(全文は添付ファイルをご覧ください)
・緊急事態宣言下においては、ハイリスクの屋内環境に限らず、全ての市民を対象として人と人との接触を削減することを通じて2次感染を劇的に減少させることが必要である。
・不十分な削減では感染者を減少させる期間が更に延びかねないことを十分に理解した上で、できるだけ早期に劇的な接触行動の削減を行うことが求められる。
人との接触を8割減らす、10のポイント
緊急事態宣言の中、誰もが感染させるリスクがあります。
新型コロナウイルス感染症から、自分や身近な人の命のために、以下の10のポイントを守りましょう。
1 ビデオ通話でオンライン帰省
2 スーパーは1人または少人数ですいている時間に
3 ジョギングは少人数で 公園はすいた時間、場所を選ぶ
4 待てる買い物は通販で
5 飲み会はオンラインで
6 診療は遠隔診療
定期受診は間隔を調整
7 筋トレやヨガは自宅で動画を活用
8 飲食は持ち帰り、宅配も
9 仕事は在宅勤務
通勤は医療・インフラ・物流など社会機能維持のために
10 会話はマスクをつけて
行動変容の徹底について
まん延の拡大防止に向け、確実に、人と人との接触機会が8割程度低減されなければならない。このため、引き続き、不要不急の外出の自粛や、「3つの密」を避けるための取組の徹底等について、市民の皆様にご協力を求めていくことが不可欠である。
市民の皆様に心がけていただきたいことは、
1.手洗い、咳エチケット等の感染防止対策の徹底
2.「3つの密」の徹底的な回避(人混みや近距離での会話、多数の者が集まる室内で大声を出すことや歌を避ける等)
3.さらに、人と人との距離をとること
4.不要不急の外出の自粛(特に、日本国内における地域を超えた不要不急の移動の自粛)など、これまでにも繰り返し伝えてきた基本的な行動の徹底
が基本である。これらの取組によって、ご自身への感染を防ぐとともに、大切な家族・友人・同僚や地域で生活する隣人・市民への感染拡大を防ぐことができる。市民の皆様には、引き続き、日常生活におけるもう一段のご協力を強くお願いしたい。
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【全文】「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(4月22日公表) (PDF 1.7MB)
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人との接触を8割減らす、10のポイント(厚生労働省参考資料1) (PDF 994.4KB)
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新型コロナウイルス感染症の患者数が大幅に増えたときの相談・受診の考え方(厚生労働省参考資料2) (PDF 489.2KB)
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