姉妹都市提携50周年記念 ドイツ・アウクスブルク市代表団来日特集
姉妹都市提携50周年記念 ドイツ・アウクスブルク市代表団来日特集 (平成21年10月1日~5日)

10月4日市民交流会参加者による記念撮影
尼崎市がドイツ・アウクスブルク市と姉妹都市提携を締結して、今年の4月7日で50周年を迎えました。両市が姉妹都市提携を結ぶことになったのは、ヤンマー株式会社による日本での世界最小のディーゼルエンジン開発がきっかけです。本市に同社の工場があり、エンジンの発祥の地であるアウクスブルク市の市長が親日家だったことから、昭和34(1959)年に本市とアウクスブルク市が姉妹都市提携をしました。これは日本とドイツの間で結ばれた初めての姉妹都市提携でした。
そこで私たちは、今年度を「姉妹都市提携50周年間」と位置づけ、市民の皆様とともにこの記念すべき年をお祝いし、盛り上げるべく、たくさんの事業者や団体の皆様のご協力のもとに様々な事業を実施しております。
そんな中、10月1日に、Dr.クルト グリーブル市長をはじめとする代表団の皆様が来日され、尼崎で5日間を過ごされました。
Dr.クルト グリーブル市長は昨年の5月に市長に就任されたため、私は今回初めてお目にかかりましたが、とても気さくな方で、どの場所でも見せてくださる“笑顔”が、「このようなおもてなしでよいのだろうか。」と不安になる私たちの心を和ませてくれました。
今回Dr.クルト グリーブル市長とともに署名した共同宣言には、「今後も国際理解を深めるために、とりわけ青年交流において、より充実した交流を継続していきます。」と記されております。これまでお互いのまちを青年使節団が何度も行き来し、異なる文化を体験し交流を広げてきたように、今後も両市間における若い世代の交流がますます発展し、両市間の交流が連綿と続いていきますことを心から祈念いたします。
以下、写真とともに、代表団の皆様が尼崎市内を視察されている様子や数々の記念行事の様子をご紹介いたします。
10月1日(木曜日)

長いフライトを経て関西国際空港に到着後、総合文化センターにてお茶体験をされました。

続いて、生花体験です。
(体験されているのはDr.クルト グリーブル市長です。)

尼崎商工会議所と尼崎経営者協会の合同の表敬訪問を行いました。
商工会議所 氏平会頭、経営者協会 稲葉会長が温かく迎えてくださいました。
代表団の皆様からは、日本の、そして尼崎の景気の状態や尼崎において活気のある業種はどんな業種なのかといった質問をいただいたそうです。
10月2日(金曜日)

杭瀬小学校を訪問し、
国の構造改革特区に認定され、平成16年から始まった「そろばん」を使った計算科の授業を見学していただきました。

ランチルームで児童と一緒に給食を召し上がっていただきました。

金管五重奏団「ブラス・プア」の皆様による演奏を全校児童に披露していただきました。

日新中学校での交流の様子です。
金管五重奏団「ブラス・プア」の皆様と日新中の吹奏楽部との交歓演奏会が実施されました。


本市とアウクスブルク市との交流のきっかけとなった、ヤンマー株式会社尼崎工場を視察されました。

市長表敬訪問の様子です。
あいにくの雨の中、Dr.クルト グリーブル市長をはじめとする代表団の皆様が市役所本庁舎にお越しくださいました。
写真は、アウクスブルク市から私へのプレゼントをDr.クルト グリーブル市長が開けてくださっているところです。

プレゼントは、背中部分に「都市友好 五十年 尼崎・長浜 アウクスブルク」と書かれたポロシャツでした。
滋賀県の長浜市もアウクスブルク市と姉妹都市提携を結んでいます。

全員での記念撮影です。
この後、代表団の皆様は尼崎市議会議長への表敬訪問のため、議会棟へと向かわれました。

アウクスブルク市代表団の皆様の歓迎夕食会を、市議会の皆様とともに開催いたしました。

写真は、ごあいさつの際、表敬訪問にてアウクスブルク市代表団よりプレゼントにいただいたポロシャツを披露する蔵本市議会議長です。

アウクスブルク市のDr.クルト グリーブル市長と私です。

言葉の壁を越え、様々な話題で盛り上がり、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。

Dr.クルト グリーブル市長の閉会のごあいさつです。
4月に尼崎市の代表団が、アウクスブルク市で行われたアウクスブルク春の見本市に参加した際、参加者でダンスを楽しまれたとのことで、その続きとして、ぜひ私とダンスをしたいとの提案がありました。
10月3日(土曜日)

ボランティアガイドの皆様のご協力により、寺町界隈を見学していただきました。
写真は、寺町11か寺の一つ、大覚寺の前で撮影したものです。

世界の貯金箱博物館も見学させていただきました。
尼崎信用金庫様のご協力により、アウクスブルク市からの代表団の来日に合わせ、「ドイツ貯金箱展」を開催していただいておりました。

また、尼崎港管理事務所様のご協力により、県が保有する船舶「さちかぜ」に乗り、尼ロック(尼崎閘門)の見学と運河の航行など、尼崎のまちの景色を海から楽しんでいただきました。

金管五重奏団「ブラス・プア」の皆様と尼崎東高校吹奏楽部との合同演奏会をつかしんにて開催いたしました。

尼崎東高校は、アウクスブルク市の中高等学校(ヤコブ・フッガー・ギムナジウム)と交流を続けています。

金管五重奏団「ブラス・プア」の皆様は、つかしん内でも演奏会を開催してくださいました。
たくさんの市民の皆様が演奏を楽しんでいらっしゃいました。
10月4日(日曜日)

金管五重奏団「ブラス・プア」の皆様が、市民まつりのステージにて市民の皆様に演奏を披露してくださいました。
そこで、歓迎夕食会でのDr.クルト グリーブル市長の提案どおり、演奏に合わせてダンスをしました。
表敬訪問の際、プレゼントにいただいたポロシャツを着させていただいています。

総合文化センターの玉翔の間にて、いよいよ記念式典が始まりました。
はじめに、尼崎市吹奏楽団の皆様による日独国歌の演奏がありました。

蔵本市議会議長とともに、アウクスブルク市のDr.クルト グリーブル市長に特別名誉市民の称号を授与させていただきました。

姉妹都市提携のきっかけを作ってくださった、ヤンマー株式会社の創業者、故 山岡 孫吉氏に対し、感謝状の贈呈をいたしました。

1984年にアウクスブルク市2000年祭の準備で姉妹都市交流に携わられて以来、25年の長きにわたり、両市の姉妹都市交流に多大なご尽力のあった ライナー・イルスペルガー氏にも、感謝状を贈呈いたしました。

アウクスブルク市から、50周年の記念品として、アウクスブルク市の市章である松ぼっくりをかたどったブロンズ鋳物をいただきました。
記念品そのものは、すでにアルカイック広場に設置し、この後の除幕式を待つばかりの状態でしたので、この場では、記念品に取り付けるプレートをいただきました。

尼崎市からアウクスブルク市へは、尼崎市出身で、国際的にも高い評価をされている抽象画家、故 白髪一雄氏による七枚一組の版画集を記念品としてお贈りいたしました。

金管五重奏団「ブラス・プア」の皆様により、演奏を披露していただきました。
日本の童謡「赤とんぼ」の演奏もありました。

次の100周年に向けて両市のますますの発展と、両市民の友情の絆がさらに深まることを願って、Dr.クルト グリーブル市長とともに共同宣言に署名いたしました。

Dr.クルト グリーブル市長、私の順に共同宣言を読み上げました。
以下、共同宣言の内容をご紹介します。

尼崎市・アウクスブルク市 姉妹都市提携50周年共同宣言
尼崎市とアウクスブルク市は、姉妹都市提携50周年を迎えました。この長い歴史を振り返りますと、友好のきっかけは、アウクスブルク市発祥のディーゼルエンジンを山岡孫吉氏は改良し、その成功に対する感謝のしるしとしてディーゼル記念石庭苑をアウクスブルク市に贈ったことでした。こうして、1959年4月、日独間で最初となる姉妹都市提携が締結されました。
以来50年間、私たちは、様々な分野にわたる交流を通じて友好の絆を強めてきました。両市は、姉妹都市提携50周年に際し、これまでの交流の歴史に思いを馳せるなかで、次代につながる友好交流を推進することをここに改めて確認します。
1 両市は、今後も国際理解を深めるために様々な分野で交流を継続し、発展させていきます。
2 とりわけ青年交流においては、これまでの成果を踏まえ、両市が互いに協調しつつ、より充実した交流を継続していきます。
3 両市は、これまでの姉妹都市交流の歴史を尊重しつつ、市民の積極的な相互交流への参加を促します。
この共同宣言は、日本語及びドイツ語で作成され、双方とも正本であり、2009年10月4日、尼崎市において合意します。
平成21年(2009年)10月4日
日本国尼崎市 ドイツ連邦共和国アウクスブルク市
市長 白井 文 市長 Dr.クルト・グリーブル

記念式典の後、アルカイック広場へと移動し、アウクスブルク市からいただいた記念品の除幕式を行いました。

アウクスブルク市の市章である松ぼっくりをかたどったブロンズ鋳物です。
台座の前面部分に先ほどの記念式典でいただいたプレートを取り付ける予定です。

Dr.クルト グリーブル市長とともに、取り付け予定のプレートを手にしての一枚です。

除幕式に引き続き、尼崎市国際交流協会が主催の市民交流会が行われました。
はじめに、尼崎市少年音楽隊の合唱隊の皆さんによる合唱の披露がありました。
今回のために練習したというドイツ語の「野ばら」など、澄んだ歌声で、交流会のオープニングを盛り上げてくださいました。

交流会中のDr.クルト グリーブル市長と私です。

会場全体の様子です。
皆さん和やかに談笑されていました。
会場となった玉翔の間は、壁に尼崎市の市章が彫られていたりと、厳かで素敵な会場なんですよ。

Dr.クルト グリーブル市長による代表団の団員紹介の後、サプライズで歌の披露がありました。

郷土民謡の師範で、平成11年に尼崎市文化功労賞を受賞された青山静子先生より、舞踊を披露していただきました。

今年の春にアウクスブルク市で開催されたアウクスブルク春の見本市にも参加された「大正琴バンド 万華鏡」の皆様により演奏を披露していただき、交流会のフィナーレを盛り上げていただきました。

最後に、市民交流会の参加者全員で記念撮影をしました。
代表団の皆様は、翌日(5日)、次の視察先である広島へと発たれました。
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