施策評価の概要

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印刷 ページ番号1002176 更新日 2022年8月31日

施策評価の目的

1.PDCAサイクルを通じた総合計画の着実な推進

 本市のまちづくりの長期的な指針である総合計画で定める「ありたいまち」の実現に向けた取組について、毎年度振り返り、施策の成果や課題・今後の取組方針などの評価を行います。施策別の評価結果に加え、総合的な評価などを公表し、市議会の決算審議において意見(提言)をいただいています。

 こうした取組により、施策評価の結果を起点として次年度の予算編成につなげ、新たな事務事業を推進していくことで、PDCAサイクルを通じた総合計画の着実な取組を推進します。

2.施策間連携の確認及び効果的・効率的なまちづくりの推進

 関連する施策間の連携を意識して取組状況を評価し、今後の取組方針を確認するとともに、施策目標の実現に向けて、事務事業が効果的・効率的に実施されているか重複度合いや優先度を踏まえ評価することで、事務事業のスクラップ・アンド・ビルドを促進します。

3.市民の市政参画の推進

 まちづくりの進捗を測る目標を数値で示すとともに、現在の取組や課題、今後の取組方針などを分かりやすく公表し、市民の皆様と共有することで、市政に参画しやすい環境を整備します。

4.職員の政策立案能力の向上

 本市の置かれた状況を認識し、施策評価を通じて、目標や抱える課題を市長から担当者までが共有することで、職員一人ひとりが目指すべき方向性を意識し、事務事業の改善や新規政策の立案につなげます。

PDCAサイクルの考え方

評価手法

1.施策別の評価

 第6次総合計画前期まちづくり基本計画(以下、「前期計画」)に掲げる13施策を構成する41展開方向ごとに、市民意識調査結果、目標指標の進捗状況等を踏まえて評価します。

評価手法

内 容

市民意識調査

市内在住の満15歳以上の市民から無作為で3,000人を抽出し、

郵送により市民意識調査を実施

<結果の活用>

ア.各施策の目標指標の数値の把握

イ.施策の「重要度」、施策に対する取組の「満足度」として点数化

担当局評価(一次評価)

市民意識調査結果や目標指標の進捗状況、分野別計画を所掌する

審議会等の評価などを踏まえた、施策の主たる担当局による評価

市長評価(評価結果) 施策の主たる担当局による評価を受けての市長による評価

2.行政運営の評価

 職員の人材育成、公共施設の再配置、行財政運営などといった、「施策」に分類されない「行政運営」について、目標指標の進捗状況や分野別計画等で示す中長期的な目標に対する取組状況を踏まえて、担当局評価及び市長評価を一体的に行います。

3.主要取組項目の評価

 社会潮流や本市の状況を踏まえるなかで、優先的かつ集中的に取り組む4つの項目を「主要取組項目」として設定しています。

 「主要取組項目」を推進していくにあたっては、目指す方向性に沿って関連する施策の連携を図っていくことが不可欠です。前期計画においては、その施策間連携のイメージを「歯車」で表現しており、施策間の連携を意識して行った各施策における評価結果や指標の推移を踏まえて、「主要取組項目」ごとの評価を行います。

4.総合指標による評価

 前期計画においては、「ありたいまち」の実現に向け、まちづくりを進めるにあたり、その目標や方向性を明確化する観点から、主要取組項目や施策ごとに指標を設定することに加え、前期計画全体の進捗を総合的に測る3つの「まちづくりの総合指標」を設定し評価を行います。

 1つ目は、将来にわたり持続的なまちの活力を測る“人口”の視点として、子育て中のファミリー世帯の転出超過を抑制していくため、「ファミリー世帯の転出超過数」を設定しています。

 2つ目は、活動の場の創出など、まちの魅力を測る“まちへの愛着”の視点として、「地域推奨意欲」、「地域活動意欲」、「地域活動感謝意欲」の3つを組み合わせた指標として、「市民参画指数」を設定しています。

 3つ目は、居住地としてのまちの評価を測る“市民の実感”の視点として、今後も選ばれ続けるまちであるためには市民の満足度が重要なことから、「『尼崎市に住んで良かった』と感じている市民の割合」を設定しています。

5.総合評価

 総合指標による評価、主要取組項目の評価に加え、施策別や行政運営の評価を踏まえ、総合的な評価を行います。

施策評価の構成イメージ

このページに関するお問い合わせ

総合政策局 政策部 政策推進課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁北館4階
電話番号:06-6489-6124
ファクス番号:06-6489-6793
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