市立学校施設の耐震化事業
尼崎市立学校施設耐震化推進計画
学校施設は、児童生徒が一日の大半を過ごす学習・生活の場であり、地域住民にとっては学習・文化・スポーツなどに利用される公共施設として、また災害発生時の応急避難場所として重要な役割を担っています。
本市の市立学校施設は、昭和30年代後半から昭和50年代にかけての児童生徒急増期に多くの校舎・体育館が建築され、新耐震基準施行(昭和56年)以前の校舎・体育館が全体に占める割合は8割を超えており、その耐震性の確保が課題となっています。
このような状況を踏まえ、児童生徒等の安全を守り、良好な教育環境の確保を図るとともに地域住民の安全と安心の確保に資するため、学校施設の耐震化を計画的に進めていく必要があります。
本計画は、市立学校施設の耐震化について、全体の事業量を把握するとともに具体的な目標と期間を設定し、耐震化を着実かつ計画的に推進することを目的とします。
計画の改訂について
市立学校施設耐震化事業は、平成19年12月策定の「尼崎市立学校施設耐震化推進計画」(以下、当初計画)に基づき、取組を進めてきました。
その中で、予定していた耐震診断(統合対象校及び給食室を除く)が平成22年度末に完了し、その結果、19校で今後改築が必要であることが判明しました。
当初計画は耐震補強を前提としており、耐震診断の結果などを踏まえて必要に応じて事業計画の修正を行うとしていたこと、また平成21年度より給食室も耐震化の対象となったことから、このたび当初計画を見直し、改訂版を策定しました。
これまでの事業スケジュールは、優先度調査の結果に基づいていましたが、今後は、耐震診断の結果判明した構造耐震指標Is値に基づくものとし、耐震化率100%に向けて着実に事業を進めていきます。
市立学校施設の耐震化の状況
平成23年4月1日現在の耐震化率
| 小・中学校 | 37.5パーセント |
| 高等学校 | 40.6パーセント |
| 幼稚園 | 22.2パーセント |
| 特別支援学校 | 11.1パーセント |
| 合計 | 36.5パーセント |
耐震化率とは、全建物のうち、耐震性がある棟(昭和57年以降建築の棟及び昭和56年以前建築で耐震性がある棟と耐震補強済の棟)の割合です。対象となるのは、非木造施設で「2階建て以上」または「延べ床面積200平方メートル超」の建物です。
耐震診断結果の公表
平成20年6月に地震防災対策特別措置法が改正され、公立の幼稚園、小・中学校等の校舎等について耐震診断の実施とともに、耐震診断を実施した建物ごとにその結果を公表することが義務付けられています。
平成23年12月1日現在の耐震診断の結果を、尼崎市立学校施設耐震化推進計画改訂版に掲載していますので、こちらをご覧下さい。
これまでの取組み カッコ内は主たる棟名
- 平成18年度
- 大成中学校(北棟)
- 平成19年度
- 難波小学校(北東棟)、下坂部小学校(北棟)
- 平成20年度
- 竹谷小学校(本校舎)、武庫小学校(中棟)
- 平成21年度
- 潮小学校(北棟)、浜小学校(特別教室棟)、
立花南小学校(北東棟)、園田小学校(南棟)、
日新中学校(北棟)、大庄北中学校(南棟)、
立花中学校(南棟)
- 平成22年度
- 難波小学校(北西棟・南棟)、下坂部小学校(南棟)、
浦風小学校(北棟)、立花南小(南棟)、
名和小学校(南棟)、塚口小学校(西北棟)、
尼崎北小学校(北棟)、武庫小学校(南棟)、
武庫南小(北西棟)、園田小学校(中棟)、
園和北小学校(北棟・西棟)
大成中学校(特別教室棟・体育館)、大庄北中学校(東棟)、
塚口中学校(北東棟・東棟)、南武庫之荘中学校(管理棟)、
- 平成23年度
- (工事着工中及び着工予定校)
下坂部小(東棟・東便所棟・西便所棟)、
金楽寺小(南西棟・管理棟・便所棟)、
浜小(西南棟)、大島小(西棟・東棟)、
浜田小(南棟・便所・渡り廊下)、
立花南小(管理棟)、立花西小(体育館)、
尼崎北小(東北棟・特別教室棟・東南東・体育館)、
七松小(西南棟・東棟・北棟・体育館)、
武庫東小(南棟・北棟・便所棟・渡り廊下・体育館)、
武庫庄小(管理棟)、武庫の里小(北東棟・管理棟)、
園田小(便所棟)、園田北小(南棟・渡り廊下・給食室)、
園和北小(南棟・管理棟)、上坂部小(北棟・管理棟)、
園田南小(南東棟・便所棟・管理棟)、
日新中(南棟)、小田北中(南棟・北棟・中棟・体育館)、
大庄北中(北棟)、武庫中(北東棟・渡り廊下)、
南武庫之荘中(北東棟・南西棟・南東棟・東便所棟)、
武庫東中(管理棟)、園田中(西棟)、
園田東中(北棟・特別教室棟・西便所棟・東便所棟)
(注)小・中学校 適正規模・適正配置推進計画により、別途、耐震化を図っている学校もあります。
杭瀬小学校(校舎・体育館)、成良中学校(校舎・体育館)、中央中学校(校舎・体育館) 、
大庄中学校(校舎・体育館)
耐震化事業の進め方
耐震診断を実施し、その結果を踏まえ、耐震補強または改築が必要なものについて、耐震化を図ります。本市においては、耐震補強を基本として進めています。

耐震補強工事の事例
武庫南小学校
下坂部小学校
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