アスベスト対策会議の平成21年度議事録

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印刷 ページ番号1003884 更新日 2018年2月23日

第1回

日時

平成21年4月6日 午前11時45分から午後0時5分

場所

4-1会議室

出席者

17人

1.報告事項

(1)市有施設におけるトレモライト等のアスベスト分析調査結果について

浅野環境市民局長から資料に基づき説明(以下、質疑等)

他都市の状況であるが、神戸市では既に調査が終わっており、約750検体の調査を行い、旧3種の白石綿が約10箇所で検出され、新3種は検出されていないと聞いている。また、西宮市では、新3種が1箇所で検出されたと聞いている。

都市整備局では、市営住宅の居室で10箇所、また、付随施設である電気室・機械室などで5箇所の計15箇所で検出されたが、これはサンプリング調査であり、全棟では実施しておらず、同タイプの棟のサンプリング調査を行った結果であり、住んでいる方の不安解消の面から全ての棟に対して定性・定量分析調査を行い、検出された箇所で大気濃度測定を行っていこうと考えている。その結果を受けて、除去等の必要な対策を講じていきたいと考えている。

(2)その他

(特になし)

以上

第2回

日時

平成21年8月5日 午前10時から午前10時15分

場所

4-1会議室

出席者

17人

1.報告事項

(1)市有施設におけるトレモライト等のアスベスト追加分析調査等の結果及び除去等の対策について

浅野環境市民局長から資料に基づき説明(以下、質疑等)

(補足説明)園田配水場管理等については、除去工事を完了している。

(2)石綿の健康リスク調査結果の概要について

大橋医務監から資料に基づき説明(以下、質疑等)

  • 調査期間をどのように捉えているのか。

これから環境省との話し合いの中で決まる。調査を継続するかどうかは、もう少し内容を検討してということになるが、継続して調査したい旨、環境省から伝わっている。できるだけ疑いのある方は、調査に参加して欲しい。去年の後半から各戸配布で協力者募集の案内を送っており、今、3地区終わっている。今年度中に残り3地区についても各戸配布を終わらせたいと考えている。心配のある方は、ぜひ参加して欲しい。

  • アスベスト検診に来る方は、ある程度症状が出てから来られるのか。全く症状のない状態で来られるのか。

症状が全く出ていない状態で来られる。症状のある方は、病院に行かれていると思う。ちなみにプラークがあっても症状が出るというものではない。胸の膜が厚くなっているという所見である。胸膜プラークは石綿がないとできない所見だと言われている。ただそのものが、本当に中皮腫になるかどうかという確証はない。経過を観察しないと(中皮腫になるかどうか)わからない。

(3)その他

(特になし)

以上 

第3回

日時

平成21年11月4日 午前9時40分から午前9時50分

場所

4-1会議室

出席者

16人

1.報告事項

(1)市有施設におけるトレモライト等のアスベスト追加分析調査等の結果及び除去等の対策について

浅野環境市民局長から資料に基づき説明(以下、質疑等)

空室が無いために、市営住宅の18棟の調査ができていなかった訳であるが、結果的には入居中の方にご協力を頂き、住んでいるところでの採取となった。

基準値を超えて対策をするということになっているが、現在、実際に住んでおられて何かの影響があるということではなく、飛散はしていない状態である。

大気測定を行って結果的に大丈夫だということである。

  • 居住者の方は十分に理解しておられるのか。

お話をさせていただき、採取をしている。今後のスケジュールについては、今年度中になんとか設計委託をし、来年度早々から工事の方にかかりたいと思っている。

(2)その他

アスベスト大気環境濃度について、浅野環境市民局長から資料に基づき説明

アスベスト大気環境濃度について、平成21年9月に測定し、0.29から0.18までの数字が出ているが、この程度の濃度になってくるとどれくらいの測定の精度があるかということを含め、今回試験的に、同じ検体をフィルターで取り、フィルターの半分を従来の国の定めている方法で分析し、残り半分を電子顕微鏡で1本1本の繊維を確認してもらうということを行っている。それでいくと、今回の9月分についてはアスベストの繊維が全く入っておらず、石膏とかステンレスとかの鉱物繊維等を検出している可能性があるという答えが出てきている。そういう意味で言えば、多分、尼崎の大気中にはもうアスベストは飛んでいない状態、どうも国のマニュアルで定められている検査方法というのが限界に来てしまっているのかなと。アスベスト以外の繊維をカウントしている可能性が非常に高いということが今回の検査でわかったかと思われる。あと、1、2回は追跡で同じように確かめたいと考えており、その結果については、国の方にも報告をあげていこうと思っている。

そもそも基準値とそれに対応する検査方法というのが、一致しなくなってきているのではないかと思われる。大気中もそうであるが、建材中のアスベストについても、基準値とかそういうことだけが先行してしまい、分析する技術が付いていけていない状態になっているように見受けられる。そういう意味においても、データを国に持って行きたいと考えている。

以上

第4回

日時

平成21年12月21日 午前9時から午前9時10分

場所

4-1会議室

出席者

16人

1.報告事項

(1)緑遊新都心におけるアスベスト含有土について

衣笠都市整備局長から資料に基づき説明(以下、質疑等)

従前は、JRの廃線敷の部分である。今後は地元説明を行った後、管理型処分地で処分を行う予定である。

(2)その他

(特になし)

以上

このページに関するお問い合わせ

保健局 保健部 疾病対策課(尼崎市保健所疾病対策課)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
電話番号:
06-4869-3053(精神保健、難病対策、他)
06-4869-303206-4869-3019(公害健康補償・事業担当)
ファクス番号:
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06-4869-3068(公害健康補償・事業担当)