特殊詐欺対策

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印刷 ページ番号1017756 更新日 2022年12月27日

特殊詐欺対策

特殊詐欺対策を実施します!

 尼崎市における特殊詐欺被害状況は、令和2年に認知件数93件・被害総額約1億800万円、令和3年に認知件数102件・被害総額約9,700万円であり、2年連続で約1億円の被害総額となるなど、特殊詐欺被害が新たな課題となっているところです。

 特殊詐欺の中でも還付金詐欺のように。被害者と対面することなく犯行に及ぶ匿名性の高い犯罪については、犯行を容易に反復することができることから、今後も被害が拡大する傾向にあると推測し、市として対策を強化します。

※還付金詐欺:医療費、税金、保険料等の還付に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法の利益を得る手口

1.尼崎特殊詐欺防衛隊(ATM前警戒パトロール他)

尼崎特殊詐欺防衛隊写真
尼崎特殊詐欺防衛隊

 尼崎市は多発する特殊詐欺、特に還付金詐欺を防止するため、警察、防犯協会と連携チーム「尼崎特殊詐欺防衛隊」を結成し、特殊詐欺を直接撃退する対策に取り組みます。

 還付金詐欺は、犯人が名簿を活用し、被害者宅に予兆電話(アポ電)をかける傾向があることに着目し、110番通報により情報を得た警察が、迅速に市に警戒地域の情報提供を行い、市は防犯協会と協力して特に連続発生の可能性の高い警戒地域内にある無人ATM前に向かい、携帯電話を使用している被害者と思われる人物に声掛けを行い、特殊詐欺を直接撃退します。

 また、同時に警戒地域内の金融機関やコンビニエンスストアにも市から情報提供を行い、各店舗のATM管理者自らがATM前の携帯電話使用者への声がけを強化することで還付金詐欺の抑止を図ります。

 

警察
110番通報により情報を入手、迅速に市役所へ警戒地域の情報提供を行います。
市役所、防犯協会
協力して警戒地域内にある無人ATMに向かい、被害者と思われる携帯電話使用者に声がけを行い、特殊詐欺を直接撃退します。
金融機関、コンビニエンスストア
市役所からの情報共有を受け、各店舗の管理者自らがATM前の携帯電話使用者へ声がけを行います。
イメージ図
事業イメージ

・尼崎特殊詐欺防衛隊からのお知らせ

還付金詐欺の未然抑止件数
令和3年 令和4年
6件 10件

※協力機関による抑止を含む ※市が認知できているもの

2.自動警告機能付詐欺防止通話録音機の貸し出し

 通話開始前に、「この電話は振り込め詐欺等の犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます」といった警告を流す自動警告機能付詐欺防止通話録音機の貸し出しを行っています。
 貸し出しにあたっては、市内3警察署と連携し、実際に特殊詐欺の電話がかかってきていると相談のあった方に、一定期間貸し出し、効率的効果的な運用を行い被害の未然防止を図ります。

 ・対象者
  特殊詐欺被害の相談を現に警察へ行っている方
 

 ※窓口について
  貸し出しを受けたい方は、詐欺被害の相談とともに最寄りの警察へお問い合わせください。

3.啓発手形POPの設置

手形POP

 市民の方が電話中に「詐欺かもしれない。」と気付けるよう、特殊詐欺で使われやすいキーワードを記載した特殊詐欺啓発手形POPを、地域の高齢者と関わりのある福祉部局の連携のもと、ケアマネジャーが日々の業務のなかで高齢者宅に訪問する際などに、本POPを直接、固定電話の受話器部分に設置しています。

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このページに関するお問い合わせ

危機管理安全局 危機管理安全部 生活安全課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館8階
電話番号:06-6489-6502
ファクス番号:06-6489-6686
メールアドレス:ama-seikatsuanzen@city.amagasaki.hyogo.jp