風しんの予防接種を受けましょう
全国で風しん流行による先天性風しん症候群が発生しています
平成16年から一部の地域において風しん患者が数多く発生しており、過去5年間には年間0~1例の発生件数であった先天性風しん症候群の患児も、平成16年10月10日の時点で8件報告されています。
これは、平成6年の予防接種法の改正に伴い、平成16年現在17歳~25歳の年齢層(昭和54年4月2日~昭和62年10月1日までに出生)の人を中心に、接種率が低い世代がいることも一因となっています。
風しんの流行と先天性風しん症候群の発生を防ぐため、1歳以上の人で今まで風しんにかかったことがなく、予防接種を受けていない人はできるだけ早く予防接種を受けましょう。
特に次の人は積極的に予防接種を受けましょう。
(1) 現在妊娠していない15歳以上の女性(特に妊娠希望者または妊娠する可能性の高い人)
(2) 妊婦さんの同居家族(妊婦さんを守るためです。)
(3) 出産後まもない女性(妊娠中の抗体検査で風しん抗体価が高い人は不要です。)
(4) 1歳以上で7歳6か月未満の小児(男女共もれなく受けてください。)
注: (4)の小児は定期接種(無料)ですが、(1),(2),(3)の人は任意接種(有料)です。
今までに風しんにかかった人や予防接種を受けていて抗体ができている人に予防接種をしても問題はありません。かかったかどうかわからない人は、念のため予防接種を受けることをおすすめします。
【風しん】とは
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。予後良好な疾患ですが、まれに血小板減少性紫斑病、急性脳炎などの合併症をみることもあります。
【先天性風しん症候群】とは
先天性風しん症候群は、妊婦さんが妊娠前半期に風しんに感染することによって出生児に起きる疾患で、難聴、白内障、心疾患が主な症状です。しかし、妊娠中に感染しても必ずしも先天性風しん症候群が起こるわけではありません。ご心配な方は、かかりつけの産婦人科医療機関または保健所にご相談ください。
妊娠の可能性がある人、体調の良くない人は予防接種を受けることができません。
また成人女性は、接種前1か月と接種後少なくとも2か月間は避妊しましょう。
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