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こころの病気

心身症

 主に心理的な原因によって、身体に病変や症状があらわれてきたものをいいます。身体疾患として起こってきますが、その発症や経過には心理的な要因が関係していますので、治療には身体面だけでなく、精神面での配慮も重要です。代表的なものとして胃・十二指腸潰瘍・過敏性大腸炎・気管支喘息・高血圧・円形脱毛症などがあげられますが、もともと心と身体とは2つに分けて考えられるものではなく、あらゆる身体疾患が心因の影響を受けます。
 自分の感情への気づきや表現が少ない人(アレキシシミア・失感情症)や、空腹感や疲労感など自分の身体感覚への気づきが少ない人(アレキソミア・失体感症)は心身症になりやすいといわれています。

神経症

 解決しにくい悩みや葛藤が続くと、心の反応としていろいろな症状があらわれてくることがあります。主な症状によって、不安神経症・心気症・恐怖症・離人症・強迫神経症・抑うつ神経症などに分けられます。これらの症状は本人にさまざまな苦しみを与え、その人の生活が一部制限を受けることもありますが、現実的な検討能力は健全に保たれ、社会的には病前とほぼ変わりなく生活をおくっているように見えることも多いのです。
 治療は精神療法やカウンセリングなどとともに、必要に応じて薬物療法もおこないます。症状そのものにこだわるとかえって症状を強めてしまうこともあり、あるがままの自分を受け入れていくことも大切です。

統合失調症(精神分裂病)

 親から自立し、ひとりだちする頃の若者に多く発症するので、「自立の病」「旅立ちの病」などと呼ぶこともあります。
 原因はよくわかりませんが、現在のところ脳の中の生化学物的な異常があるのではないかと指摘されています。治療は、その脳内の生化学物質を補正するような薬物をのむことが基礎です。規則的な服薬とともに不安をやわらげ、ゆったりと休養をとることによって回復していきます。

そううつ病

 そうの時期とうつの時期を両方をくりかえす場合よりも、うつ病相だけの人のほうがずっと多いのです。原因はよく分かりませんが、几帳面・まじめ・熱心といった性格の人がかかりやすいといわれています。そのような性格の人が、引っ越し・転勤・退職などといった日常性が変わるようなことを体験すると、そのことをきっかけにして発症します。治療は、気分を整える薬を服用するとともに、再発予防のために生活スタイルを見直していくことも必要です。

認知症

 老化による脳の変化によって、その人の知的機能が低下し、職業や社会生活に支障をきたすまでになった場合をいいます。
 年をとれば誰でも記憶力が落ちてきますが、誰にでもおこる生理的な物忘れと、認知症による物忘れとはまったく違います。

生理的な物忘れ
  • 体験の一部を忘れる。
  • 教えられれば思い出す。
  • 自覚がある。
  • 普段の暮らしには支障がない。
認知症による物忘れ
  • 出来事全体を忘れる。体験したという事実も忘れる。
  • 教示されてもわからない。
  • 忘れることに無自覚、無関心。
  • その人なら当然知っているはずのこと(子どもの名、自分の名)まで忘れる。

<ご家族が病気になられたら>
 ハンディキャップを負いながら一生懸命生きていこうとしている方です。長い人生の先輩として敬いながら、その人の生活がより良いものとなるように応援していきたいものです。

 

 

脳器質性精神病・症状精神病

 脳炎や脳腫瘍、外傷などの脳の病気や、内分泌疾患や感染症など身体の病気が基礎にあるときに、精神の症状が現れることがあります。身体の病気の種類が何であれ現れてくる精神症状は共通していることが多いので、身体的基礎のある精神疾患としてのひとまとめにして考えることもあります。
 症状としては、急性期には意識のくもりが中心となりますが、なかにはうつ病や分裂病に似た症状が現れることもあります。
 治療は原因となっている基礎疾患の治療がまず最優先されます。
 必要に応じて向精神薬を併用することもあります。

アルコール依存症

 アルコールを継続して連用しているうちに、こころもからだもアルコールに依存してしまう病気です。特徴として、以下のことが挙げられます。

  • 飲酒のコントロールを失います。
     一度アルコールを口にすると、自分の意志ではやめることはできません。ずっと飲みつづけてしまいます。
  • 進行性の病気で、いずれは死に至ります。
     飲酒のコントロールが利かないため、身体的障害、精神的障害だけでなく、人間関係や日常生活にもたくさんの障害をもたらします。
  • 完治することのない慢性的な病気です。
     一旦この病気になると、もう一生上手にアルコールを摂取することができなくなります。しかし、完治はしませんが、回復する病気です。回復する方法としては断酒(酒を断つ)しかありません。

⇒回復に努める当自者間の自助グループとして「AA」、家族のグループとして「アラノン」、当人・家族が参加できる「断酒会」などがあります。

薬物依存症

 薬物を継続して連用しているうちに、こころもからだも薬物に依存してしまう病気です。
 中枢神経に作用することで、脳に快感を得るように働きかけることができる物質を依存性薬物といいます。その中には、気持ちを楽にしたり、気分を高揚させたりするものが多いようです。
 代表的なものとして、有機溶剤(トルエン、シンナーなど)・覚せい剤・ヘロイン・アヘン・モルヒネ・マリファナ・コカイン・幻覚剤(LSDなど)といったものが挙げられます。その他にも、睡眠薬や咳止め薬など病院や薬局で一般的に手に入る薬でも乱用すれば依存症になります。

⇒回復に努める当自者間の自助グループとして「NA」、家族のグループとして「ナラノン」などがあります。

 

摂食障害

 標準体重を大幅に下回っているのに、さらに痩せようとしたり大量に食べては太ることを恐れて吐剤や下剤を使ったりします。
 拒食症や過食症と呼ばれるような状態の人が増えていると言われています。
 男女両方にみられ、背景には痩せていることが美しいとされる現代社会があると思われます。
 以下のことがあてはまらないかどうかチェックしてみて下さい。

  • 周りの人に「痩せている」と言われているのに、自分は太っていると感じる。
  • お腹がすいていなくても食べはじめる。
  • 人目を避けて食べたり、食物を隠したり、食べたものについて嘘を言ったりする。
  • 特定のものだけを食べたり、食物を細かく切り分けたり、決まった時間にしか食べないなどといった、食への頑固なこだわりや、強迫的、儀式的な行為がある。
  • リラックスするためや気晴らしのために、大量に食べる。
  • 大量に食べる期間のあとで、極端に食事制限をしたり、長時間の運動を自分に課したり、下剤を使ったり、吐いたりする。

情報の発信元

健康福祉局 保健部 疾病対策課 (尼崎市保健所 疾病対策課)

〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階

電話番号

06-4869-3053(精神保健、難病対策、他)
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