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海外へ渡航される皆さまへ

海外へ渡航される皆さまへ

海外での感染症

海外では様々な感染症が世界各地で発生しています。滞在中安全、快適に過ごされ帰国することができるよう、海外で注意すべき感染症及びその予防対策をお知らせします。

<重要なこと>

渡航前には

・情報収集を行い、感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけましょう。滞在期間に関わらず、渡航先の気候や衛生環境についてなどの基本情報渡航先での感染症流行状況など注意事項について確認するようにしましょう。

・予防接種を受けることが推奨されている感染症もあります。自身の予防接種歴について確認しましょう。

渡航時・渡航後には

・日本での常識に捉われず、基本的な予防行動を常に実施するよう心がけましょう。

・衛生環境や生活環境が異なる場に身をおくことを忘れずに、体調変化に気をつけましょう。

・感染症によっては、帰国時・帰国直後には症状が現れない場合もあります。帰国後数週間は自身の体調変化に注意しましょう。

 

主な感染源別感染症一覧

 1.食べ物や水に注意

 公衆衛生設備が不十分な地域や屋台などが多い場所では、水や食べ物から感染症に感染する危険があります。一般的な注意点および、予防接種有無などをご確認ください。

<予防方法>

・こまめな手洗い。食事の前は必ず石鹸と水で洗うように心がけ、きれいな水が使えない場合は、擦り込み式アルコール消毒剤などを利用しましょう。

・生水や屋台などで提供される氷などは避ける。未開封の市販の飲料水を利用しましょう。

・生野菜、生肉は避け、完全に火の通った食べ物を食べましょう。フルーツは皮付きのものを自分で剥いて食べましょう。

<注意すべき病気>

注意すべき病気 主な発生地域
E型肝炎 世界各地
A型肝炎 世界各地(特に水道設備が整っていない地域)
赤痢 世界各地(特に水道設備が整っていない地域)
腸チフス 世界各地(特に水道設備が整っていない地域)
コレラ 世界各地(特に水道設備が整っていない地域)

 予防接種について>

 A型肝炎のみ予防接種を受けることが可能です。

2. 事故や怪我に注意

土壌中にはたくさんの微生物などが存在します。その中で感染症を引き起こすものが、傷口なdから体内に侵入すると病気を発症する可能性があります。

転倒や怪我などに注意してすごしましょう。怪我をした際などは傷口の状態や全身状態の変化に注意し、必要時は医療機関を受診するようにしましょう。

<注意すべき病気>

注意すべき病気 主な発生地域
破傷風 世界各地

<予防接種について>

破傷風は予防接種を受けることが可能です。

3. 蚊に注意

 蚊を媒介にした感染症は世界的に多く報告されています。熱帯、亜熱帯地域での発生が多く見られますが、蚊にさされたり、マダニに咬まれたりすることによる感染症を防止するために、野外だけでなく、室内でも蚊に刺されないよう注意しましょう。

<予防方法>

・夜間だけでなく室内でも、蚊取り線香や蚊帳の使用などをおこなう

・夜間外出を控える

・虫除けローションの使用

・長袖・長ズボンの着用

・素足でのサンダル履きなどは避ける

注意すべき病気 主な発生地域
マラリア アジア、中南米、アフリカ
デング熱 アジア、中南米、アフリカ
チクングニア熱 アフリカ、東南アジア、インド、パキスタン、スリランカ、モルディブ、マダガスカル
ジカウィルス感染症 アフリカ、東南アジアや南アジア、カリブ諸国、アメリカ大陸

黄熱

サハラ砂漠以南のアフリカ、中南米
ウエストナイル熱 アフリカ、ヨーロッパ南部、中央アジア、西アジア、北米
日本脳炎 アジア

<特に注意すべきこと>

 ・マラリアには予防薬(飲み薬)があります。流行地に2週間以上滞在し野外活動などに従事する場合は予防内服を行うことが望ましいとされています。

ジカウィルスについては、妊娠中の女性が感染すると胎児に先天性の障害を起こすことがあることが報告されています。

黄熱は予防接種を受けることが可能です。ブラジルでは黄熱が継続的に流行しています。渡航先によっては予防接種証明書の提出を求められる場合がありますので、渡航先についての最新情報を確認してください。

4. 動物が媒介する感染症

 むやみに動物に触らないように気をつけるようにしましょう。農家、市場、動物園などにいる鳥類との接触を避け、接触後は手洗い、うがいを行いましょう。

注意すべき病気 主な発生地域
狂犬病 世界各地
鳥インフルエンザ アジア、アフリカ
MERS 中東
5. 人から人へ

 日本では流行していない感染症であっても、海外では流行している場合があります。免疫が不十分な人が感染した場合は重篤な症状や合併症を起こすものもあるため注意が必要です。

<特に注意すべき感染症>

・麻しん(はしか)

・風疹

・ポリオ

予防のために、下記のことを確認してください。

  1. 海外に行く前に予防接種歴を母子手帳などで確認し、接種していない場合は予防接種を検討してください。
  2. 接種やかかったかどうかが不明な場合は、抗体検査を検討してください。

帰国直後に症状がなくても、1週間以上たってから発症する場合があります。

帰国後2週間程度は健康状態に注意しましょう。

帰国時・帰国後に体調が悪くなったら

・帰国時に発熱や咳、下痢など症状がある場合や、動物にかまれたり、蚊に刺されたりしたなどの健康上心配なことがある場合は、空港や港に設置されている検疫所にご相談ください。

・感染症には、潜伏期間が数日から1週間以上と長いものがあり、帰国後しばらくしてから症状が現れることがあります。その際は、すぐに医療機関を受診するのではなく、最寄りの保健所にご相談ください。

・医療機関を受診する場合は、事前に医療機関へ電話し、海外渡航歴と症状について伝え、医療機関の指示に従って受診してください。また、受診時には渡航歴、滞在期間、現地での飲食状況や行動歴、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。

関連情報


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情報の発信元

健康福祉局 保健部 疾病対策課 (尼崎市保健所 疾病対策課)

〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階

電話番号

06-4869-3053(精神保健、難病対策、他)
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ファックス

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