大気中の空間放射線量率の測定について
現在、福島第一原子力発電所の放射性物質漏洩事故により、各都道府県で環境モニタリングが強化されています。尼崎市では、それらから得られる情報を補って、より身近な情報を提供することにより、市民のみなさまの不安を軽減できるよう、平成23年6月より、市の施設である衛生研究所において簡易測定機器による大気中の放射線量率の測定を開始しました。
市内の大気中空間放射線量率の推移
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測定期間 |
最低値 |
最高値 |
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最新のデータ |
4月23日(火曜日)から5月10日(木曜日) |
0.05 |
0.08 |
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過去のデータ |
平成23年6月13日(月曜日)から5月10日(木曜日) |
0.04 |
0.09 |
次回の更新は、6月2日(土曜日)の午前9時ごろを予定しています。
追加被ばく線量年間1ミリシーベルト(0.23マイクロシーベルト毎時)の考え方
「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」における基本方針で長期的な目標として追加被ばく線量年間1ミリシーベルト以下と示されている。
* 0.23マイクロシーベルト毎時の内訳
・自然界(大地)からの放射線量 0.04マイクロシーベルト毎時
・事故による追加被ばく放射線量 0.19マイクロシーベルト毎時
0.04マイクロシーベルト毎時+0.19マイクロシーベルト毎時=0.23マイクロシーベルト毎時
* 1日のうち屋外に8時間、屋内(遮蔽効果(0.4倍)のある木造家屋)に16時間滞在するという生活パターンを仮定
0.19マイクロシーベルト毎時×(8時間+0.4×16時間)×365日=年間1ミリシーベルト
* 0.23マイクロシーベルト毎時は国が示した指標値です。
測定結果
自然環境中の放射線レベルの範囲内です。
人体に影響を与えるような測定値は、観測されておりません。
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6月、7月の測定結果(PDF 19.6 KB)
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8月、9月の測定結果(PDF 20.4 KB)
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10月、11月の測定結果(PDF 20.6 KB)
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12月、1月の測定結果(PDF 13.5 KB)
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2月、3月の測定結果(PDF 13.5 KB)
測定および結果に関する詳細について
| 測定場所 | 尼崎市立衛生研究所 屋上および地上1メートル |
| 測定機種 | ALOKA TCS-171(エネルギー補償形γ線用NaIシンチレーション式サーベイメータ) |
| 測定線種 | ガンマ線(γ線) |
| 測定方法 |
サーベイメータによる簡易測定 |
・上の空間放射線量率の推移のグラフは、屋上と地上1メートル地点の測定値に差異は見られないため、屋上での測定値を表示しています。
・大気中には自然由来の放射線と、人間が作り出した放射線(人工放射線)が存在し、それらを合計したものが空間放射線量率として測定されます。
・自然由来(宇宙や大地など)の放射線量は、世界平均で0.099マイクロシーベルト毎時です。
・私たちが1年間にさらされても問題ないとされている人工放射線の限度は1ミリシーベルト(約0.11マイクロシーベルト毎時)であり、この値には、医療行為で受ける放射線は含みません。
モニタリングポストによる兵庫県の空間放射線量率の測定結果について
各都道府県では、文部科学省からの受託により、環境モニタリングを実施していますが、福島第一原子力発電所の放射性物質漏洩事故を受け、モニタリングポストによる空間放射線量率の観測地点が新たに増設されました。
兵庫県は5箇所増設され、阪神南県民局にも設置されています。
設置場所
尼崎総合庁舎(阪神南県民局) 尼崎市東難波町5-21-8
リアルタイムで測定結果を公開しています。詳しくは、下記の関連情報「モニタリングポストによる兵庫県の空間放射線量率の測定結果について(文部科学省)」をご覧ください。
大気の放射線量に関する疑問について
放射線の単位でグレイとシーベルトはどう違うのですか?
ある物質が放射線にさらされたとき、放射線のエネルギーがその物質にどれだけ吸収されたのかを表す単位がグレイ(Gy)です。一方、シーベルト(Sv)は人が放射線を受けたときの影響の程度を表すための単位です。
自然環境中の放射線レベルとは何ですか?
地球上にはもともと宇宙や大地からの放射線が存在し、私たちは常に微量の放射線に囲まれて生活しています。宇宙や大地から1年間に受ける放射線量は約0.87ミリシーベルト(世界平均)と言われており、それを1時間当たりに計算しなおすと、0.099マイクロシーベルト毎時となり、尼崎市内の放射線量率はそれよりも少し低い値になっています。
(注)1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト
人工放射線とは何ですか?
医療で診断に使われるレントゲン撮影やCTスキャンなどのエックス線、また核分裂のエネルギーを取り出す原子力発電所で生まれる放射線など人間がつくり出した放射線物質などからの放射線を人工放射線と言います。 医療行為を除く人工放射線からの被ばく量に関して、2007年に国際放射線防護委員会(ICRP)は指標値を勧告し、一般の人が日常生活を送る場合、年間1ミリシーベルトを超えてはならないとされています。
尼崎市の大気の空間放射線量率は近隣府県と比べてどうですか?
近隣府県と比べても差異はありません。

参考文献
国連科学委員会(UNSCEAR)2000年報告
国際放射線防護委員会(ICRP)の2007年勧告
食品に関する問い合わせ先
尼崎市保健所生活衛生担当(健康福祉局生活衛生課) 06-4869-3018
健康影響に関する問い合わせ先
尼崎市保健所保健企画担当(健康福祉局保健企画課) 06-4869-3010
関連情報
- モニタリングポストによる兵庫県の空間放射線量率の測定結果について(文部科学省)(外部リンク)
- 福島第一原子力発電所事故に関する兵庫県での放射線量について(外部リンク)
- 原子力発電所における事故に係るQ&A(食品関係)(兵庫県)(外部リンク)
- 放射線被ばくに関する相談等対応について(兵庫県)(外部リンク)
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情報の発信元
尼崎市立衛生研究所(健康福祉局衛生研究所)
〒661-0012 兵庫県尼崎市南塚口町4丁目4番8号 ハーティ21 5階
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