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みんなで力を合わせて葺き替えました

復元円形平地住居が生まれ変わりました

かや葺きプロジェクト

葺き替えが完了した円形平地住居のようす
葺き替えが完了した円形平地住居のようす

 平成27年12月4日から、約1か月かけて田能資料館の復元円形平地住居のかや葺き屋根の葺き替えが行われました。作業には、かや葺き職人のほか、ボランティアをはじめとする地域のみなさんの力をあわせて完成しました。
 今回の葺き替えは、国の地方創生交付金を活用し、尼崎市市制100周年と田能遺跡発見50周年を迎えるこの節目のときに、地域のみなさんと葺き替え作業を行うことで、田能遺跡の歴史や尼崎市のことをもっともっと好きになって、愛着をもってもらうことを目的に行いました。 

かや葺き屋根の葺き替えのようす

実行委員会がスタート

 平成27年10月28日に「田能資料館復元住居修復体験学習会事業実行委員会」を結成し、復元円形平地式住居のかや葺き屋根の葺き替えを実施するためのスケジュールや、体験会について話し合いが行われました。ここから、かや葺きプロジェクトがスタートしました。

実行委員のメンバーと復元円形平地住居

葺き替え事前学習会かや葺き屋根を学ぶ

 11月14日に田能資料館で、復元円形平地住居の葺き替えにともなって、事前講座を開催しました。復元円形平地住居の葺き替えに伴って開催した講座で、満員御礼でした。
 「かや葺き屋根の謎、なぜ草で屋根を葺くのか」というテーマで、かや葺き職人で実行委員の塩澤さんを講師に迎え、1時間程のお話がありました。
 参加された方々は真剣に耳をかたむけ、講座の後は実際に復元住居の見学し、質疑応答の時間には積極的に質問をされていました。
 

講座の様子

葺き替え作業のスタート

 12月4日より、屋根の葺き替え作業がスタートしました。かや葺き職人の指導のもと、ボランティアの力も借りて作業を進めていきます。
 葺き替える前の屋根のかやをはずしていくと、最後は下地だけの状態に。全てのかやをはずすだけでも大変な作業です。分厚く葺かれたかやの内側はほとんど傷んでいないため、再利用されます。16年ぶりに姿を現した下地も、かやに守られて、ほとんど傷んでいませんでした。 

古いかやをはずす様子

第1回かや葺き体験会の開催

 12月6日にはかや葺き体験会が行われました。参加者のみなさんはかや葺き職人の指導のもと、あらわになった下地を新しいわら縄でしっかり固定する作業や、短く切ったかやをわら縄で下地にくくりつける軒づけの作業を行うなど、様々な作業を体験しました。また、地下足袋を持参した参加者は、実際に住居の屋根の上に登って葺き替え作業の体験もしました。 

第1回体験会の様子

かやを屋根に葺いていく

 かや束を十分に積み重ねたら、竹で押さえ、わら縄で屋根の下地にしっかりと固定します。このとき使用するのがヌイバリ という道具です。 

第2回かや葺き体験会の開催

 12月20日に行われた体験会では、地下足袋をはいた参加者が屋根に上り、職人の指示のもとヌイバリを使ってかやを押さえた竹を下地に固定していきました。ヌイバリの作業は職人どおしのコンビネーションが必要となる作業です。参加者もそれを見習って、初めて会う人同志一緒に頑張り、息を合わせて作業していました。

第2回体験会の様子

かやがどんどん葺かれていく

 かや葺き作業は、かやを積んでは竹で押える作業を何度も繰りかえし、屋根を分厚く葺いていきます。葺き替え期間中に来館された方は、めったに見られない作業に興味津々です。

かやがどんどん葺かれる様子

棟まで到達

 いよいよかやが棟の付近まで葺かれました。かやが葺き終わると、今度は杉皮をのせます。これは、雨水の浸入を防ぐためです。そして、杉皮の上には千木をのせて、かやを押えます。

完成に近づいてきた様子

ヤネバサミでかやを刈り込み、屋根を整える

 かやを葺き終えると屋根の上方からヤネバサミでかやを刈り込んでいきます。刈り込みが終わると、上から足場を外していきます。

職人の仕事風景

完成

 ついに、かや葺き作業が完了しました。16年間葺き替えられていなかったかや葺き屋根が、かや葺き職人やボランティア、地域のみなさんの協力で美しく生まれ変わりました。

完成した復元住居の様子

みんなと完成セレモニー

 1月22日に田能資料館の史跡公園で完成セレモニーが開催されました。かや葺きの葺き替えボランティアや、地域のみなさんのほか稲村市長も出席してくださいました。セレモニーでは、テープカットならぬ”かやカット”が行われ、稲村市長や德田教育長、実行委員長の手によって最後のかやが切り落とされました。

完成セレモニーの様子

主催
「田能資料館復元住居修復体験学習事業」実行委員会

なお、田能資料館では、平成27年11月より「田能遺跡サポータークラブ」を設置し、ボランティアを募集しています。みなさんのチカラを地域に活かしませんか。
ボランティア活動に興味がある方は、田能資料館にお問い合わせください(電話06-6492-1777)。

関連情報

情報の発信元

尼崎市立田能資料館(たのしりょうかん)

〒661-0951 兵庫県尼崎市田能6丁目5番1号 尼崎市立田能資料館

電話番号
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ファックス
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