この建物は室戸台風の災害復興事業として1937年(昭和12)2月に開明尋常小学校校舎として竣工しました。校庭を囲むようにしてL字型に建つ建物は、整然と並ぶ窓の上部に校舎の端から端につながる庇が取り付けられ、水平性が強調された端正な趣を示しています。建物の南端と西端には意匠が異なる玄関が設けられていますが、特に南玄関から上階に上がる階段室は外部に半円形に張り出し、煙突のように天に突き出した柱とも相まって、まるで艦船の艦橋のようなダイナミックなイメージを受け、外観上の最大の特徴になっています。また1階の旧校長室には戦前の奉安庫が現存しています。
庁舎外観(西南から)
L字型の建物南端には大きな庇を持つ玄関があり、外壁に半円が張り出した円柱の最上部は時計台になっています。
玄関
建物南端には戦後の増築が付属していましたがリニューアル工事の際に撤去され、竣工当時の姿に復元されました。
階段室外観
半円形に張り出した階段室は、天に向かって突き出した柱と相まって艦船の艦橋のように見えます。
旧校長室
1階の旧校長室には戦前の奉安庫や家具が現存し、現在はメモリアルコーナーとして使用されています。
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