尼崎の指定文化財
いさぐじんじゃしゃごうひょうせき
伊佐具神社社号標石
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- 指 定 尼崎市指定文化財
- 種 別 歴史資料
- 数 量 1基
- 所在地 尼崎市上坂部3-25-18
- 所有者 伊佐具神社
- 指定日 昭和63年4月1日
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享保14年(1729)より6年を費やして完成した地誌「五畿内志」の著者並河誠所(なみかわせいしょ)は、大坂町奉行所の後援のもと、自ら各地を遍歴し、古書・古記録を探訪して周到な考証をおこないました。特に、神社仏閣の由来を探り、中でも摂津国内の「延喜式」神名帳に記載された神社のうち、祭神・社名を変更し、また付近の神社に合祀して廃社となった20社について究明し、その由緒を明らかにし、社号を旧に復させ、社号標石を与えてこれを社頭に建てさせ、廃社となったものはその故地にこれを建立させました。伊佐具神社社号標石もその一つで、方24cm、高さ91cmあり、正面に「伊佐具社」の4文字を刻んでいます。
台石は2段で、下段は方61cm、高さ43cm、上段は方42cm、高さ24cmの大きさをしています。上段の台石の裏面中央には、かすかに「菅廣房□」の文字が読み取れます。この菅廣房(すがのひろふさ)は、この建碑のために金子を誠所に寄付した山口屋伊兵衛のことです。史跡の研究と保存・顕彰事業の先例として意義深いものです。
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