ゼリー状の着火剤の取扱いについて
ゼリー状の着火剤の危険性

ゼリー状の着火剤は危険です
キャンプやバーベキューが最も盛んになる時期に、特有の事故が多く発生しています。事故の原因となるものは、よくバーベキュー時に火を起こしやすくするために使用されるゼリー状の着火剤によるもので引火・爆発事故を引き起こし重症事故(治療3週間以上又は入院を要する事故)に繋がるケースがあります。やけどの部位については、顔面が最も多く主に上半身となっています。事故は、消防法上の危険物第4類アルコール類に該当する「メチルアルコール」を主成分としたゼリー状の着火剤で発生しています。
着火剤は、使い方によっては危険であることを知っておくことが大切です。特に子供には使わせないように心掛け、絶対に子供の近くでは使用しないようにしてください。
1 一度火をつけたら、着火剤の「つぎだし」は、絶対に行わないこと。
2 着火剤の主成分であるメチルアルコールは、揮発性が高いことからガス化し、引火しやすいものです。そのため、キャップを開けたままの状態では置かないようにしましょう。また、揮発したガスは、予想以上に広がって炎が広範囲に及ぶことがあるので、着火剤に点火するときは、十分に安全な距離をとり燃えやすいものは近くに置かないようにしましょう。
3 燃えた着火剤が飛び散ったり、揮発した着火剤に引火し、その火が衣服に着火して大きな事故になってしまうおそれがあるので、必ず近くに「水バケツ」や「湿らせた布」などを準備しておきましょう。
4 火の着いた着火剤が飛び散り、皮膚に付着した場合は、湿らせた布などで上から押さえ火を消した後、冷水で患部をよく冷やし、すぐに医師の診断を受けること。ふき取ったり、払い落とそうとすると、やけどの範囲が広がる原因となることがあります。
5 着火剤の主成分のメチルアルコールは毒性が強いので、揮発したガスを吸い込むと中毒のおそれがあります。室内や換気の悪い場所では、使用しないこと。また、口の中に入れたらすぐに吐かせ(吐き)、少しでも具合が悪かったらすぐに医師に診てもらいましょう。また、皮膚に付着した場合には、メチルアルコールが皮膚から吸収されるのですぐに水で洗い流すこと。
6 キャンプなどのアウトドアは、地域によっては火災や救急の対応が遅れるおそれがあるので十分に注意しましょう。
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