防災フォーラムを開催しました
開催趣旨
3月11日の東日本大震災では、未曾有の大地震と巨大津波が発生したため、被災地は甚大な被害を受けました。
尼崎市では震災直後から、被災地へ各種支援を行ってきましたが、現在は、カウンターパートとして、宮城県気仙沼市を支援しています。
今回、尼崎市民の皆さまに、市を始め、市内の各団体が行ってきた被災地への支援の状況を報告し、これからも気仙沼市への支援を通じて、東日本大震災からの復旧・復興に息の長い支援を行っていくことにご理解とご支援を賜りたいとの重いから、「津波防災の日」の前日、11月4日に「-東日本大震災から学ぶ-防災フォーラム」を開催しました。
本フォーラムでは、今回の震災の経験を踏まえて、尼崎が今後取り組むべき防災対策について議論を深め、市民の皆さまの防災意識の向上に努め、自然災害に備えることも併せて目的としました。
なお、本フォーラムの開催は、市内の各団体の皆様で構成する「防災フォーラム実行委員会」を組織して、市内各種団体の防災に関する連携を深め、防災の備えの一助とします。
また、当日は、気仙沼市長からのメッセージも披露されました。
【気仙沼市長からのメッセージ】
尼崎市の皆様の心温まるご支援に、気仙沼市民を代表し厚く御礼を申し上げます。
本年3月11日午後2時46分頃、三陸沖を震源として発生した巨大地震による大
津波とその後の大規模な火災は、本市において、1,000名を超える死者及び行方
不明者合計で1,400名に上る最大級の悲劇をもたらし、併せて、産業の中心であ
る沿岸部に壊滅的な打撃を与えました。
この震災により、市民の日常生活の基盤が奪われ、企業活動も停止し、自慢である
美しい気仙沼港の風景も一瞬のうちに大きく変わり果ててしまいました。
住民が恐怖と悲しみをこらえ、助け合い励まし合いながら急場をしのぐ中で、全国の
自治体,企業、各種団体、ボランティアの皆様から、溢れんばかりのご厚意を頂戴しました。
そのやさしさに触れ、人と人が協力し合うことがどれほど尊いかを改めて感じた次第です。
とりわけ、御市からは,関西広域連合の一員として、震災直後から多くの市職員を
派遣いただいているほか、市営バスを譲渡していただくとともに、市民、企業、団体
の皆様からは、多額のご寄付や心のこもった物資を提供していただきました。
改めて御礼を申し上げます。
また、御市におかれましては、平成7年1月の阪神・淡路大震災による甚大な被害
を受けた中で、市民の皆様が一丸となって復興に取り組まれ、今日の隆盛を迎えられ
ており、これまでの皆様のご努力に敬意を表するものです。
本市においては、震災発生からまもなく8ヶ月を迎え、市民の生活は幾分落ち着き
を取り戻しつつありますが、多くの者が仕事を失い、仮設住宅等で将来への不安を抱
えながらも、明目への希望を求めて生活をしています。
そのような市民の希望を一刻も早く現実のものとして叶えていくべく,本市としては、
今般「気仙沼市震災復興計画」を策定し、総力を結集して計画実現を図っていく
こととしており、その中で,大震災からの復興を成し遂げた御市との交流を一層深め
させていただき、その交流を励みとして、本市の復興の歩みを進めてまいりたいと考
えております。
本フォーラムが尼崎の市民の皆様や各種団体の皆様と一体となっての防災意識の
向上と今後の防災対策の充実に繋がりますとともに、御市の限りない発展をお祈りし、
併せて本市へのご支援に対する御礼を申し上げ、メッセージといたします。
平成23年11月4日
気仙沼市長菅原茂
開催概要
日 時 平成23年11月4日(金曜日) 午後1時30分~4時30分
場 所 尼崎市中小企業センター 1階ホール
参加人数 456人
内容(プログラム)
開会のあいさつ 稲村 和美
基調講演 「東日本大震災から学ぶ新たな教訓」
講師 室崎 益輝氏(関西学院大学総合政策学部教授)
報告 「尼崎の被災地支援」
パネル・ディスカッション
テーマ 「東日本大震災の経験から、尼崎の防災を考える」
コーディネーター 室崎 益輝氏(関西学院大学総合政策学部教授)
パネリスト 荒川 範行氏(株式会社クボタ阪神工場長)
稲村 和美氏(尼崎市長)
藤原 雅人氏(兵庫県防災監)
古川 育宏氏(園和社会福祉連絡協議会会長)
山崎 勲氏(NPO法人シンフォニー代表理事)
会場の様子

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